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出会い系はじめてみたら幼馴染とマッチングした話

さかな

21. ショッピング6

佐々木さんが結構な勢いで突っ込んできたのもあって俺もそれを支えきれず一緒に座り込む形となった。
さてここで問題となるのは俺が今ズボンを履いていないことである。
俺のいまの姿をみて、再び叫び出しそうな佐々木さんの口を押さえて、衝動が収まったところで一旦お互いの状況を再認識して恥ずかしさを覚えてお互いがお互いに背を向ける。

「早くズボン履いてください!」

「俺もそうしたいところなんだが」

さっき佐々木さんに店の服を渡した際一緒に元履いていたズボンも入れてしまっていたのである。
佐々木さんが服の入れたカゴの行方を調べるとどうやらさっき流れ込んだ時蹴飛ばしてしまったらしく、カゴは手の届かないところにある。
男女が更衣室に2人で入っているという状況が外の人に頼むのを躊躇させた。
お互い恥ずかしい姿なので取りに行くのも難しいだろう
こうなれば最善手は茜に築いてもらうことだろう。

「佐々木さんのスマホ持ってる?」

俺は佐々木さんに尋ねる。
俺の問いかけに佐々木さんは横に首を振る。
どうやらさっきのカゴに入れていたらしい。
この広い店内で茜だけに気づいてもらうには…
協議の結果茜が近づいてきたところを俺の持っている硬貨で狙い撃つことで気づいてもらうという作戦に決まった。
まあ1円玉なら当たっても怪我するなんてことはないだろうし、おそらく安全だろう。
するとここで茜が射程圏内ギリギリの距離に入ってきた。
俺は1円玉を2つの指でつまんだ。

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