出会い系はじめてみたら幼馴染とマッチングした話
16. ショッピング
俺たちは今大型ショッピングモールにいる。
買い物デートというやつである。
ショッピングモール内は休日ということもあって家族連れでにぎわっている。
あたりを見回すと犬のキャラクターらしき着ぐるみがヨタヨタと歩いていた。
これは茜さんのお気に召しちゃうと、出来るだけそいつと茜の接触を避ける形で俺たちは目的の店に向かった。今回の進行は茜が担当するようで、俺を引っ張りながらずんずん進んでいく。
「ここよ!」
「ここって男物の店じゃないか。」
案内されてついなのは安価かつシンプルで無難なデザインで大学生に人気のファッションブランドの店舗であった。
「あんたの服装はっきり言ってダサいのよ。私が服選んであげる。」
「お前に言われたかねーよ!!」
俺のこの発言についてはいまの茜の服装合わせてみてもらったらよくわかるだろう。
彼女は今キャップにTシャツにショーパンという若い女の子らしい格好をしている。
ここまではいいのだが、彼女の被っているキャップには「稲妻」Tシャツには「檸檬」と印字されているのだ。
控えめに行って最高にダサいのである。
「お前のそのTシャツなんだよ」
ついに俺は突っ込んだ。すると彼女は
「黄色の気分だったから。イカすでしょ?」
とあくまで自分はおしゃれのつもりのようだ。
たしかにスタイルがいいので着こなせているといえばそう言えなくもない。
そこがまたムカつくのだが。
「まあとりあえず入るか。」
そういうと俺たちは店のエリアに足を踏み入れた。
買い物デートというやつである。
ショッピングモール内は休日ということもあって家族連れでにぎわっている。
あたりを見回すと犬のキャラクターらしき着ぐるみがヨタヨタと歩いていた。
これは茜さんのお気に召しちゃうと、出来るだけそいつと茜の接触を避ける形で俺たちは目的の店に向かった。今回の進行は茜が担当するようで、俺を引っ張りながらずんずん進んでいく。
「ここよ!」
「ここって男物の店じゃないか。」
案内されてついなのは安価かつシンプルで無難なデザインで大学生に人気のファッションブランドの店舗であった。
「あんたの服装はっきり言ってダサいのよ。私が服選んであげる。」
「お前に言われたかねーよ!!」
俺のこの発言についてはいまの茜の服装合わせてみてもらったらよくわかるだろう。
彼女は今キャップにTシャツにショーパンという若い女の子らしい格好をしている。
ここまではいいのだが、彼女の被っているキャップには「稲妻」Tシャツには「檸檬」と印字されているのだ。
控えめに行って最高にダサいのである。
「お前のそのTシャツなんだよ」
ついに俺は突っ込んだ。すると彼女は
「黄色の気分だったから。イカすでしょ?」
とあくまで自分はおしゃれのつもりのようだ。
たしかにスタイルがいいので着こなせているといえばそう言えなくもない。
そこがまたムカつくのだが。
「まあとりあえず入るか。」
そういうと俺たちは店のエリアに足を踏み入れた。
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