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出会い系はじめてみたら幼馴染とマッチングした話

さかな

9. 初デート6

 おれは自分で吹き出したアイスコーヒーコーヒーを処理していた。
 その間再び沈黙がこの空間を支配した。
 すっかり綺麗になった机を視認し、そして再び幼馴染の顔をみる。

「恋人のふりって本気なのか?」

「本気よ。まあ、だいたい1ヶ月ぐらいかな?」

「1ヶ月?そんな長い期間!それに恋人のふりなんてしなくても一緒にいるところを見せれば…」

 俺の抗議の最中茜は優雅にオレンジジュースを飲んでいた。そしてグラスを置いて口を開く。

「恋人がいるぐらいじゃないとあの人諦めてくれなさそうだし。それに、友達紹介してほしいんでしょ?」

 茜は満面の笑みを浮かべながら俺にいう。
 確かに文学部の女の子は可愛い子ぞろいだ。
 それは入学式の時に確認済みである。
 しかし、恋人のふりというのは。

「でもな。俺ら昔からの付き合いなんだぞ?そんなこ…」

「ちょっと静かにして。」

 茜は人差し指をくちびるにあてて小声でいう。
 その顔つきは真剣そのものである。

「どうしたんだ?何かあったのか?」

釣られて俺も小声で話しかける。

「先輩がこの店に入ってきた。」

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