『経験値12000倍』のチートを持つ俺が、200億年修行した結果……
75話 バトルメイド。
75話 バトルメイド。
「まあ、そういわんとゆっくりしていけや」
トコがパチンと指をならす。
すると、部屋に、十人ほど、メイド服を着こんだ『鋭い眼光の女性』が入ってきた。
「え、だれ? どちら様の集団?」
「300人委員会から派遣されたバトルメイドたちや。この人ら、全員、武道の達人。携帯ドラゴンなしやったら、あたしが10人おっても、この中の一人にかすり傷を負わすことすら難しい」
「……すげぇな。戦うメイドさんって実在するんだ……」
「S級のGOOすら瞬殺してしまったあんたの手にかかれば、この人らを皆殺しにするんもワケないかもしれんけど、彼女らは『死んでも、閃壱番をここから逃がすな』という命令を受けとる。つまり、あんたは、ここから脱出しようと思うと、罪のない彼女たちを皆殺しにせなアカンというわけや」
「……エッジの効き方がハンパねぇな。さすが、金持ちは、やることが違う」
「バトルメイドをナメたらあかんで。手を抜いて制圧できるほど甘い存在やない。かといって、本気を出したら、殺してしまうかも」
「……わかってないな、薬宮。俺クラスになると、どんな達人が相手だろうと『コンマ数秒の鮮やかな首トーン』で、後遺症なく気絶させることが可能」
そんなことは『やったことがない』ので、
実際に、『完璧な首トーン』が出来るかどうかは不明だが、
相手のペースに巻き込まれないためには、
ハッタリをかましていくことも重要――
そう判断したセンは、続けて、
「俺の手刀(しゅとう)には、神が宿っている。このセンエースさんが相手ともなると、『命を盾にした脅し』すら無意味ということ。誰一人、俺の孤高を阻害することは出来ない。それが世界の摂理」
「なるほど。となると『あんたが、ここから逃げるだけ』なら、そう難しくないかもな。けど、そうなったところで、彼女らのミッションは終わらん。彼女らは、『あんたに殺される』まで、あんたを追い続ける。……さあ、どうする、閃壱番。それでも、ここから逃げようとするか、それとも、もう少し、あたしとおしゃべりするか」
「……」
「後者を選ぶんやったら、あたしお手製の紅茶とお菓子を出してあげよう」
そう言いながら、指をパチンと鳴らすと、
さらに、もう一人のメイドさんが、中に入ってきた。
両手に持っている高価そうなトレイの上には、
極上のティーセット。
「あたしの手作りとか、これは、普通の男子やったら卒倒もんやで」
「……まあ、異論はねぇよ」
などと会話している間、
そのメイドさんは、
テーブルの上にお茶とお菓子を配置していく。
トコは、テーブルにつきつつ、
「望むんやったら、『あーん』的なこともしたるで。どうする?」
「非常に魅力的な提案だが、おそれおおいし、人前でやるこっちゃないし、なにより、柄じゃないんで遠慮しておく」
「あらためて思うけど、あんた、多角的にめんどくさいなぁ。もっとチョロくあってくれや。普通、あたしぐらいカワイイ子が、『あーん』してあげる言うたら、『わーい』って両手を挙げて『喜んで、一生、ヒーローやりまーす』って永久英雄宣言をするもんやろ」
「まあ、そういわんとゆっくりしていけや」
トコがパチンと指をならす。
すると、部屋に、十人ほど、メイド服を着こんだ『鋭い眼光の女性』が入ってきた。
「え、だれ? どちら様の集団?」
「300人委員会から派遣されたバトルメイドたちや。この人ら、全員、武道の達人。携帯ドラゴンなしやったら、あたしが10人おっても、この中の一人にかすり傷を負わすことすら難しい」
「……すげぇな。戦うメイドさんって実在するんだ……」
「S級のGOOすら瞬殺してしまったあんたの手にかかれば、この人らを皆殺しにするんもワケないかもしれんけど、彼女らは『死んでも、閃壱番をここから逃がすな』という命令を受けとる。つまり、あんたは、ここから脱出しようと思うと、罪のない彼女たちを皆殺しにせなアカンというわけや」
「……エッジの効き方がハンパねぇな。さすが、金持ちは、やることが違う」
「バトルメイドをナメたらあかんで。手を抜いて制圧できるほど甘い存在やない。かといって、本気を出したら、殺してしまうかも」
「……わかってないな、薬宮。俺クラスになると、どんな達人が相手だろうと『コンマ数秒の鮮やかな首トーン』で、後遺症なく気絶させることが可能」
そんなことは『やったことがない』ので、
実際に、『完璧な首トーン』が出来るかどうかは不明だが、
相手のペースに巻き込まれないためには、
ハッタリをかましていくことも重要――
そう判断したセンは、続けて、
「俺の手刀(しゅとう)には、神が宿っている。このセンエースさんが相手ともなると、『命を盾にした脅し』すら無意味ということ。誰一人、俺の孤高を阻害することは出来ない。それが世界の摂理」
「なるほど。となると『あんたが、ここから逃げるだけ』なら、そう難しくないかもな。けど、そうなったところで、彼女らのミッションは終わらん。彼女らは、『あんたに殺される』まで、あんたを追い続ける。……さあ、どうする、閃壱番。それでも、ここから逃げようとするか、それとも、もう少し、あたしとおしゃべりするか」
「……」
「後者を選ぶんやったら、あたしお手製の紅茶とお菓子を出してあげよう」
そう言いながら、指をパチンと鳴らすと、
さらに、もう一人のメイドさんが、中に入ってきた。
両手に持っている高価そうなトレイの上には、
極上のティーセット。
「あたしの手作りとか、これは、普通の男子やったら卒倒もんやで」
「……まあ、異論はねぇよ」
などと会話している間、
そのメイドさんは、
テーブルの上にお茶とお菓子を配置していく。
トコは、テーブルにつきつつ、
「望むんやったら、『あーん』的なこともしたるで。どうする?」
「非常に魅力的な提案だが、おそれおおいし、人前でやるこっちゃないし、なにより、柄じゃないんで遠慮しておく」
「あらためて思うけど、あんた、多角的にめんどくさいなぁ。もっとチョロくあってくれや。普通、あたしぐらいカワイイ子が、『あーん』してあげる言うたら、『わーい』って両手を挙げて『喜んで、一生、ヒーローやりまーす』って永久英雄宣言をするもんやろ」
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