『経験値12000倍』のチートを持つ俺が、200億年修行した結果……
36話 ゲロ吐くほどの~~。
36話 ゲロ吐くほどの~~。
「オイちゃん、『今朝の6時ごろ、お兄が、エリアCに関するデータを読み込んでいるところ』を見ているんでちゅけど」
「……ぇ」
「本当に、本当に、知らなかったんでちゅか? 罪帝クリミナについての情報は、結構な分量だったから、見逃したという言い訳は通じないと思うんでちゅけど? それでも、あのクズについて、知らなかったと、まだ、言い張りまちゅか?」
「……」
「どうしたんでちゅか? 顔が赤くなっていまちゅけど?」
センは、肩を震わしながら、
「泳がすんじゃねぇよ! 見られてんなら、逃げようがないだろうが!!」
感情のままに、怒りを叫んでから、
「というか、いつ見てた?! 俺は、一応、周囲警戒していたぞ! いや、まあ、お前に本気でステルス決められたら、確実に突破される程度のショボい警戒だったが――」
「カマかけただけで、本当は、見てまちぇん」
「……へ?」
「本気でステルス決め込んでまで覗き見するほど、オイちゃん、そんなに、お兄のことを気にして生きてまちぇんよ。うぬぼれないでくだちゃい」
「いや、でも……資料に目を通していた時間とかも、ピタリ、当たってんだけど、それは……」
「まあ、オイちゃん、運がいいでちゅからねぇ。テキトーな数字を言っても、基本的にはあたりまちゅ」
「ラッキーニルヴァーナは、お前より強い相手には無効だろ?! お前の強さは認めるが、さすがに、今の俺は、お前より強いぞ?!」
「この場合、スペシャルどうこうっていうより、単純に、素の運の良さが光った感じでちゅね。別に、オイちゃんの運の良さは『何もかもラッキーニルヴァーナ頼り』というワケではないでちゅから。……というか、その程度のことは、長い仲なんだから、本当はわかっていまちゅよね? 話をそらそうとしても無駄でちゅよ」
「……ぐぅ」
「ちなみに、まだ、質問の答えを聞いていまちぇんよ? お兄は、最初から、あのクズのことを知っていまちたか?! さあ、張り切ってお答えくだちゃい!」
「お前、ほんと、性格、最悪だな! いい加減にしろよ、マジで! お前と俺の二人きりの時ならまだしも、アダムとミシャの二人が見ている前で、詰めてくんじゃねぇ!」
けっこうなガチギレをみせつつ、
「せっかく、これまで、丁寧に丁寧に築き上げてきた、俺のニヒルでダーティなイメージが崩れるだろうが!」
「ニヒル(笑) ダーティ(笑)」
「なにワロてんねん!」
「お兄がゲロ吐くほどのお人よしだってことは、この二人も重々理解していまちゅよ」
「お……お人よしだと……言うにことかいて……この俺を……お人よしと言ったのか、お前は……」
ワナワナと震えながら、
「いいか、シューリ! 俺には『どうしても許容できない言葉』が、全部で五つある! それは、『お人よし』『絆』『親友』『友情パワー』『田中トウシ』! この五つを聞いたら、耳がくさる! 今後、二度と、俺の前で、この不快極まりない言葉を口にするんじゃねぇ! わかったか!!」
「――『お人よし』で『絆』を大事にするお兄は、大『親友』の『田中トウシ』と力を合わせて、迫りくる巨悪を、『友情パワー』で撃退するだろう」
「誰が現代文のテストをやれと言った!」
「オイちゃん、『今朝の6時ごろ、お兄が、エリアCに関するデータを読み込んでいるところ』を見ているんでちゅけど」
「……ぇ」
「本当に、本当に、知らなかったんでちゅか? 罪帝クリミナについての情報は、結構な分量だったから、見逃したという言い訳は通じないと思うんでちゅけど? それでも、あのクズについて、知らなかったと、まだ、言い張りまちゅか?」
「……」
「どうしたんでちゅか? 顔が赤くなっていまちゅけど?」
センは、肩を震わしながら、
「泳がすんじゃねぇよ! 見られてんなら、逃げようがないだろうが!!」
感情のままに、怒りを叫んでから、
「というか、いつ見てた?! 俺は、一応、周囲警戒していたぞ! いや、まあ、お前に本気でステルス決められたら、確実に突破される程度のショボい警戒だったが――」
「カマかけただけで、本当は、見てまちぇん」
「……へ?」
「本気でステルス決め込んでまで覗き見するほど、オイちゃん、そんなに、お兄のことを気にして生きてまちぇんよ。うぬぼれないでくだちゃい」
「いや、でも……資料に目を通していた時間とかも、ピタリ、当たってんだけど、それは……」
「まあ、オイちゃん、運がいいでちゅからねぇ。テキトーな数字を言っても、基本的にはあたりまちゅ」
「ラッキーニルヴァーナは、お前より強い相手には無効だろ?! お前の強さは認めるが、さすがに、今の俺は、お前より強いぞ?!」
「この場合、スペシャルどうこうっていうより、単純に、素の運の良さが光った感じでちゅね。別に、オイちゃんの運の良さは『何もかもラッキーニルヴァーナ頼り』というワケではないでちゅから。……というか、その程度のことは、長い仲なんだから、本当はわかっていまちゅよね? 話をそらそうとしても無駄でちゅよ」
「……ぐぅ」
「ちなみに、まだ、質問の答えを聞いていまちぇんよ? お兄は、最初から、あのクズのことを知っていまちたか?! さあ、張り切ってお答えくだちゃい!」
「お前、ほんと、性格、最悪だな! いい加減にしろよ、マジで! お前と俺の二人きりの時ならまだしも、アダムとミシャの二人が見ている前で、詰めてくんじゃねぇ!」
けっこうなガチギレをみせつつ、
「せっかく、これまで、丁寧に丁寧に築き上げてきた、俺のニヒルでダーティなイメージが崩れるだろうが!」
「ニヒル(笑) ダーティ(笑)」
「なにワロてんねん!」
「お兄がゲロ吐くほどのお人よしだってことは、この二人も重々理解していまちゅよ」
「お……お人よしだと……言うにことかいて……この俺を……お人よしと言ったのか、お前は……」
ワナワナと震えながら、
「いいか、シューリ! 俺には『どうしても許容できない言葉』が、全部で五つある! それは、『お人よし』『絆』『親友』『友情パワー』『田中トウシ』! この五つを聞いたら、耳がくさる! 今後、二度と、俺の前で、この不快極まりない言葉を口にするんじゃねぇ! わかったか!!」
「――『お人よし』で『絆』を大事にするお兄は、大『親友』の『田中トウシ』と力を合わせて、迫りくる巨悪を、『友情パワー』で撃退するだろう」
「誰が現代文のテストをやれと言った!」
「『経験値12000倍』のチートを持つ俺が、200億年修行した結果……」を読んでいる人はこの作品も読んでいます
-
クラス転移で俺だけずば抜けチート!?
-
1.1万
-
-
やはり、創造神の加護はチートでした
-
3,381
-
-
俺の学年が勇者として召喚されたが、俺は早速腹黒王族にマークされたようです
-
2,858
-
-
転生貴族のハーレムチート生活【120万pv突破】
-
7,532
-
-
異世界に召喚された殺し屋は自由に生きる
-
2,148
-
-
異世界を楽しみたい転生者
-
2,883
-
-
転生して進化したら最強になって無双します
-
1,962
-
-
腹下したせいで1人異世界転移に遅れてしまったんですが
-
5,888
-
-
ヘヴンリィ・ザン・ヘヴン ~異世界転生&成長チート&美少女ハーレムで世界最強の聖剣使いに成り上がる物語~
-
5,753
-
-
異世界スキルガチャラー(旧バージョン)
-
4,001
-
-
転生貴族の異世界冒険録~自重を知らない神々の使徒~
-
2.1万
-
-
いじめられてた俺が異世界に転移したら神になった〜チート能力で無双〜
-
1,402
-
-
引きこもりLv.999の国づくり! ―最強ステータスで世界統一します―
-
8,851
-
-
天才過ぎて世間から嫌われた男が、異世界にて無双するらしい。
-
4,163
-
-
俺チート能力で異世界楽しむわ
-
3,808
-
-
【書籍化作品】無名の最強魔法師
-
1.3万
-
-
俺だけステータスが、おかしすぎる件
-
3,350
-
-
暗殺者である俺のステータスが勇者よりも明らかに強いのだが
-
2.9万
-
-
異世界転移は分解で作成チート
-
4,592
-
-
継続は魔力なり《無能魔法が便利魔法に》
-
7,152
-
コメント