『経験値12000倍』のチートを持つ俺が、200億年修行した結果……
56話 ゴキで一番ヤバいのは?
56話 ゴキで一番ヤバいのは?
「やるのは構いませんが、私、殺されるのはイヤですからね。ちゃんと手を抜いてくださいよ。約束ですからね」
「ついさっき、『やるなら殺す』なんて息巻いていたのに、自分は殺されたくないって? それは通らないんじゃないかな?」
「通るか通らないかなんて、私は気にしていませんよ。私は、いつだって、言いたいことを口にさせていただくだけです」
チャバスチャンは、全身に魔力を供給しつつ、
「ちなみに言っておきますが、あなたのこと、殺せそうだったら殺しますよ。ただ、私に殺されそうになったとしても、私の事を殺そうとするのはやめてくださいね」
「……ワガママが過ぎるな」
「私、ワガママではないですよ。だって、私は、誰が相手でも、『私のことは殺さないでください』と頼みますからね。私は、相手によって発言を変えたりしないのです。だって、死にたくないというスタンスは、相手が誰であれ、変わらないのですから。だから、私は、ワガママではないのです。むしろ、真摯で実直です」
「……なんか、会話が成立していない気がする」
「そうですか? まあ、そうかもしれませんね。私、あなたと会話をする気があまりないので。あ、でも、お気になさらず。それは、あなた限定の話ではないので。『まともな人間とは、あまり会話をしたくない』というのが、私の基本スタンスなので」
「んー、しっかりウザいなぁ」
渋い顔で、アモンは、
「あんたと話していると、頭がおかしくなりそうだ」
「よく言われますね。けど、それは、私だけではないですよ。ウチのメンバーは、一般の方から、よく『話にならない』という評価をいただいております。ちなみに『話にならないメンバー』の筆頭が、そちらのヤマトさんなんですけどね」
その発言を受けて、
ヤマトが、
「それ、メンバーのみんなから、よく言われるけど、私は納得していないからねぇ。絶対に、チャバくんの方が、私より、話にならないよぉ。チャバくんと話していると、たまに『この人何言っているんだろう?』って普通に首をかしげている私がいるもぉん」
「あなたは『たまに』でしょ? 私は、あなたと話している時は『常にそう』です」
「納得いかないなぁ……あ、でも、さすがに『話にならないかどうか』だけで言えば、『アプくん』の方が、私よりもヤバいよねぇ?」
「いえ、アプソロさんのほうが、あなたよりマシです」
「絶対に、それはないよぉ」
「いえ、あなたが最強です。そこに関しては、譲る気はありません。オージーさんも、ヨリーモさんも『ウチで一番、頭がおかしいのはあなただ』と明言しておりました。証拠もありますよ」
そう言って、スマホを取り出すチャバスチャン。
聞こえてくる音声は、ゴキメンバーの会話。
『では、次、ウチで一番頭がおかしい人と言えば?』
『ヤマト』
『ヤマト』
『ヤマト』
『ここは堅いですね』
『絶対に一致するよな』
『イカれ具合で、あいつに勝てるワケないからな』
『ぬるすぎてゲームにならない勢い』
『では、次、ウチで一番まともな人と言えば?』
『あー、それは厳しいなぁ』
『俺じゃない?』
『いや、アプソロ、お前はブービーだ』
「やるのは構いませんが、私、殺されるのはイヤですからね。ちゃんと手を抜いてくださいよ。約束ですからね」
「ついさっき、『やるなら殺す』なんて息巻いていたのに、自分は殺されたくないって? それは通らないんじゃないかな?」
「通るか通らないかなんて、私は気にしていませんよ。私は、いつだって、言いたいことを口にさせていただくだけです」
チャバスチャンは、全身に魔力を供給しつつ、
「ちなみに言っておきますが、あなたのこと、殺せそうだったら殺しますよ。ただ、私に殺されそうになったとしても、私の事を殺そうとするのはやめてくださいね」
「……ワガママが過ぎるな」
「私、ワガママではないですよ。だって、私は、誰が相手でも、『私のことは殺さないでください』と頼みますからね。私は、相手によって発言を変えたりしないのです。だって、死にたくないというスタンスは、相手が誰であれ、変わらないのですから。だから、私は、ワガママではないのです。むしろ、真摯で実直です」
「……なんか、会話が成立していない気がする」
「そうですか? まあ、そうかもしれませんね。私、あなたと会話をする気があまりないので。あ、でも、お気になさらず。それは、あなた限定の話ではないので。『まともな人間とは、あまり会話をしたくない』というのが、私の基本スタンスなので」
「んー、しっかりウザいなぁ」
渋い顔で、アモンは、
「あんたと話していると、頭がおかしくなりそうだ」
「よく言われますね。けど、それは、私だけではないですよ。ウチのメンバーは、一般の方から、よく『話にならない』という評価をいただいております。ちなみに『話にならないメンバー』の筆頭が、そちらのヤマトさんなんですけどね」
その発言を受けて、
ヤマトが、
「それ、メンバーのみんなから、よく言われるけど、私は納得していないからねぇ。絶対に、チャバくんの方が、私より、話にならないよぉ。チャバくんと話していると、たまに『この人何言っているんだろう?』って普通に首をかしげている私がいるもぉん」
「あなたは『たまに』でしょ? 私は、あなたと話している時は『常にそう』です」
「納得いかないなぁ……あ、でも、さすがに『話にならないかどうか』だけで言えば、『アプくん』の方が、私よりもヤバいよねぇ?」
「いえ、アプソロさんのほうが、あなたよりマシです」
「絶対に、それはないよぉ」
「いえ、あなたが最強です。そこに関しては、譲る気はありません。オージーさんも、ヨリーモさんも『ウチで一番、頭がおかしいのはあなただ』と明言しておりました。証拠もありますよ」
そう言って、スマホを取り出すチャバスチャン。
聞こえてくる音声は、ゴキメンバーの会話。
『では、次、ウチで一番頭がおかしい人と言えば?』
『ヤマト』
『ヤマト』
『ヤマト』
『ここは堅いですね』
『絶対に一致するよな』
『イカれ具合で、あいつに勝てるワケないからな』
『ぬるすぎてゲームにならない勢い』
『では、次、ウチで一番まともな人と言えば?』
『あー、それは厳しいなぁ』
『俺じゃない?』
『いや、アプソロ、お前はブービーだ』
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