『経験値12000倍』のチートを持つ俺が、200億年修行した結果……
39話 世界のコトワリ。
39話 世界のコトワリ。
「うっせぇ、屁理屈クソ野郎。そんなんだから、お前は一生童貞なんだ」
「え、俺、一生童貞なの?」
「あたりまえだろ、世の中を、なめんなよ」
「1ミリもナメてねぇよ。むしろ、この世の誰よりも頑張って生きているっつぅの」
「お前ごときが、『頑張っているアピール』をするなど、片腹いたい! 本物の努力の前では、お前のやってきたことなど、ハナクソに等しい」
「言っておくが、俺は、生まれてこのかた、ずーっと、朝から晩まで必死になって努力を続けてきたんだが?」
「たかが『6年ちょっと』を積んだ程度で威張るな」
ピシャリと言い切ってから、
「最低でも、200億年くらいは頑張らないと、本当に努力したとは言わないんだよ」
「努力のハードル、高ぇな、おい」
と、ゲンが、
『ボーレの支離滅裂な発言』に心底辟易したところで、
ボーレが、
「さてと……それじゃあ、あの生意気そうなツラした後輩に『世界のコトワリ』ってヤツを、叩き込んでくるとするか」
などと言いながら、ザっと席を立って、
アモンの元までズカズカと歩いていく。
「おい、こら、新入り。てめぇ、先輩が斜め前に座っているってのに、いつまでたっても挨拶がないのは、どういうことだ、ああ、ごらぁ?」
チンピラ力全開でアモンに絡んでいくボーレ。
ウザ絡みをされたアモンは、
すまし顔で、
「ロコ様とあなたが、この教室に入ってきた時、『おはようございます』とあいさつをしたはずですが?」
そう言うと、
「んな話はしてねぇんだよ、ボケ、ごらぁ。『おはようございます、の一言だけで済ませる気か、このボケが』――という極めて高度な話をしとるんじゃい、アホんだらぁ。お茶を用意するなり、肩を揉むなり、色々と方法はあるだろうが、カスがぁ!」
ガンガンにかましていくボーレに対し、
アモンはニコっと微笑んで、
「気がつかなくて申し訳ありません。では、肩をお揉みいたしますので、そちらの席に腰かけていただいてよろしいですか?」
「ほう! なかなか、話の分かるヤツじゃないか! 気に入った! 俺の舎弟にしてやろう! 俺の舎弟はいいぞぉ! なにがどうとは言えんけど、とにかく、いいぞぉぉ」
「うれしいです。舎弟にしていただいて、ありがとうございます」
そう言いながら、
アモンは、
目の前のイスに腰かけたボーレの肩に手を伸ばす。
「力加減が悪かったら、遠慮なく言ってくださいね」
「よきにはからえ」
「では」
そう言うと、アモンは、
ゆっくりと、両手に力を入れていく。
「おいおい、弱すぎるぞ。新入り。俺の舎弟になった以上、ガキだからって、甘えは許されん! もっと力強く揉まんかい!」
「はい、わかりました、先輩!」
元気よく返事をすると、アモンは、
両手にオーラと魔力を込める。
となれば、当然、
「いだいだいだいだいだいだいだいっっっ!!」
「動かないでください、先輩。まだ、マッサージは終わっていません」
「ちぎれる、ちぎれる、ちぎれる、ちぎれる!!」
「安心してください。肉をちぎるようなマネはしません。肩甲骨は砕いていく所存ですが」
「砕くな、砕くな、砕くなぁ!!」
「火手ランク6」
「おい、お前、なんか魔法使わなかったかっ……って、あっつぅううう!!」
「うっせぇ、屁理屈クソ野郎。そんなんだから、お前は一生童貞なんだ」
「え、俺、一生童貞なの?」
「あたりまえだろ、世の中を、なめんなよ」
「1ミリもナメてねぇよ。むしろ、この世の誰よりも頑張って生きているっつぅの」
「お前ごときが、『頑張っているアピール』をするなど、片腹いたい! 本物の努力の前では、お前のやってきたことなど、ハナクソに等しい」
「言っておくが、俺は、生まれてこのかた、ずーっと、朝から晩まで必死になって努力を続けてきたんだが?」
「たかが『6年ちょっと』を積んだ程度で威張るな」
ピシャリと言い切ってから、
「最低でも、200億年くらいは頑張らないと、本当に努力したとは言わないんだよ」
「努力のハードル、高ぇな、おい」
と、ゲンが、
『ボーレの支離滅裂な発言』に心底辟易したところで、
ボーレが、
「さてと……それじゃあ、あの生意気そうなツラした後輩に『世界のコトワリ』ってヤツを、叩き込んでくるとするか」
などと言いながら、ザっと席を立って、
アモンの元までズカズカと歩いていく。
「おい、こら、新入り。てめぇ、先輩が斜め前に座っているってのに、いつまでたっても挨拶がないのは、どういうことだ、ああ、ごらぁ?」
チンピラ力全開でアモンに絡んでいくボーレ。
ウザ絡みをされたアモンは、
すまし顔で、
「ロコ様とあなたが、この教室に入ってきた時、『おはようございます』とあいさつをしたはずですが?」
そう言うと、
「んな話はしてねぇんだよ、ボケ、ごらぁ。『おはようございます、の一言だけで済ませる気か、このボケが』――という極めて高度な話をしとるんじゃい、アホんだらぁ。お茶を用意するなり、肩を揉むなり、色々と方法はあるだろうが、カスがぁ!」
ガンガンにかましていくボーレに対し、
アモンはニコっと微笑んで、
「気がつかなくて申し訳ありません。では、肩をお揉みいたしますので、そちらの席に腰かけていただいてよろしいですか?」
「ほう! なかなか、話の分かるヤツじゃないか! 気に入った! 俺の舎弟にしてやろう! 俺の舎弟はいいぞぉ! なにがどうとは言えんけど、とにかく、いいぞぉぉ」
「うれしいです。舎弟にしていただいて、ありがとうございます」
そう言いながら、
アモンは、
目の前のイスに腰かけたボーレの肩に手を伸ばす。
「力加減が悪かったら、遠慮なく言ってくださいね」
「よきにはからえ」
「では」
そう言うと、アモンは、
ゆっくりと、両手に力を入れていく。
「おいおい、弱すぎるぞ。新入り。俺の舎弟になった以上、ガキだからって、甘えは許されん! もっと力強く揉まんかい!」
「はい、わかりました、先輩!」
元気よく返事をすると、アモンは、
両手にオーラと魔力を込める。
となれば、当然、
「いだいだいだいだいだいだいだいっっっ!!」
「動かないでください、先輩。まだ、マッサージは終わっていません」
「ちぎれる、ちぎれる、ちぎれる、ちぎれる!!」
「安心してください。肉をちぎるようなマネはしません。肩甲骨は砕いていく所存ですが」
「砕くな、砕くな、砕くなぁ!!」
「火手ランク6」
「おい、お前、なんか魔法使わなかったかっ……って、あっつぅううう!!」
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