『経験値12000倍』のチートを持つ俺が、200億年修行した結果……
38話 一生童貞。
38話 一生童貞。
「あの、『キツい、しんどい、メンドくさい、ふざけんな』でおなじみの龍委に……こ、この俺が……」
「この中で最弱である君のミッションは、いわば、『パシリのパシリ』だ。せいぜい、頑張って働いてくれたまえ」
「……ふざけたことをぬかすな。俺を誰だと思っている。全宮学園Sクラス四天王の一人『軽佻浮薄(けいちょうふはく)のボーレ』だぞ。あの『傲岸不遜(ごうがんふそん)のドンフー』から『さすがの俺(ドンフー)でも、お前よりはマシな気がする』と評された、生粋の超人だ。その俺様が、龍委なんて面倒な仕事をするわけがなかろう」
ちなみに、『全宮学園Sクラス四天王』の残りの二人、
『自業自得のパーミス』と『厚顔無恥のルクギッド』からは、
『お前(ボーレ)がいてくれて、よかった。おかげで、自分がマシだと思える』
と、ほぼ同じことを言われている。
ボーレ、ドンフー、パーミス、ルクギッドは、
能力的に劣っているわけではないが、
性格に難があることで有名な四人。
ちなみに、ルクギッドが卒業した場合、
ゲンが、『厚顔無恥』の称号を受け継ぐことが正式に決定している。
『ボーレの卒業後に、軽佻浮薄をヤマトに継がせるべきじゃ?』という話もあったのだが、ヤマトが怖すぎて、誰も『そうしよう』という決断は下せなかった。
「ボーレ、お前がどう思おうと勝手だけど、ロコ様に見つかってしまった以上、もはや逃げることは出来ない。諦めて、『パシリのパシリ』を頑張れ」
「ふざけるな。俺は、絶対に『下っ端要員』にはならん! ロコ様に逆らうわけにはいかないから、『龍委に入ってしまった』という件は涙を呑んで諦めるが、最下位ポジションにつく気はない」
「なら、どうする? 俺と戦って、どっちが一番下かを、正式に決めるか? 俺は別にいいぞ。お前とは、まだ、一度も全力でやりあったことがないし」
「俺がお前に勝てるワケないだろ。バカが。常識で考えろ。クズが」
「……」
「わざわざ、お前という面倒なヤツを相手にしなくとも、あそこに、いいカモがいるじゃないか」
そう言いながら、ボーレは、アモンを指さす。
「……ガキの新人が、保留合格で入ったというウワサは聞いている。あいつがそうだろ?」
「まあな」
「なんで、昨日試験を受けたばかりの新入りが、さっそく龍委に入っているか不明だが……なんにせよ、『ギリギリでしか合格できないようなカス』が、全宮学年Sクラス四年であるこの俺に勝てるわけがねぇ。『ガキをイジメる』のは趣味じゃないが、俺の尊厳のためにも、ここで上下関係をハッキリさせておく」
「アモンにはケンカを売らない方がいいぞ。ぶっちゃけ、あいつは、俺よりも強い」
「ボケが。そんなヤツが、保留合格になんてなるワケないだろ。俺を騙したかったら、もっと気合の入った嘘をつきやがれ、ハゲ野郎」
「この年でハゲていたら、確実に重たい病気だから、イジるのはやめておけ」
「うっせぇ、屁理屈クソ野郎。そんなんだから、お前は一生童貞なんだ」
「え、俺、一生童貞なの?」
「あたりまえだろ、世の中を、なめんなよ」
「1ミリもナメてねぇよ。むしろ、この世の誰よりも頑張って生きているっつぅの」
「あの、『キツい、しんどい、メンドくさい、ふざけんな』でおなじみの龍委に……こ、この俺が……」
「この中で最弱である君のミッションは、いわば、『パシリのパシリ』だ。せいぜい、頑張って働いてくれたまえ」
「……ふざけたことをぬかすな。俺を誰だと思っている。全宮学園Sクラス四天王の一人『軽佻浮薄(けいちょうふはく)のボーレ』だぞ。あの『傲岸不遜(ごうがんふそん)のドンフー』から『さすがの俺(ドンフー)でも、お前よりはマシな気がする』と評された、生粋の超人だ。その俺様が、龍委なんて面倒な仕事をするわけがなかろう」
ちなみに、『全宮学園Sクラス四天王』の残りの二人、
『自業自得のパーミス』と『厚顔無恥のルクギッド』からは、
『お前(ボーレ)がいてくれて、よかった。おかげで、自分がマシだと思える』
と、ほぼ同じことを言われている。
ボーレ、ドンフー、パーミス、ルクギッドは、
能力的に劣っているわけではないが、
性格に難があることで有名な四人。
ちなみに、ルクギッドが卒業した場合、
ゲンが、『厚顔無恥』の称号を受け継ぐことが正式に決定している。
『ボーレの卒業後に、軽佻浮薄をヤマトに継がせるべきじゃ?』という話もあったのだが、ヤマトが怖すぎて、誰も『そうしよう』という決断は下せなかった。
「ボーレ、お前がどう思おうと勝手だけど、ロコ様に見つかってしまった以上、もはや逃げることは出来ない。諦めて、『パシリのパシリ』を頑張れ」
「ふざけるな。俺は、絶対に『下っ端要員』にはならん! ロコ様に逆らうわけにはいかないから、『龍委に入ってしまった』という件は涙を呑んで諦めるが、最下位ポジションにつく気はない」
「なら、どうする? 俺と戦って、どっちが一番下かを、正式に決めるか? 俺は別にいいぞ。お前とは、まだ、一度も全力でやりあったことがないし」
「俺がお前に勝てるワケないだろ。バカが。常識で考えろ。クズが」
「……」
「わざわざ、お前という面倒なヤツを相手にしなくとも、あそこに、いいカモがいるじゃないか」
そう言いながら、ボーレは、アモンを指さす。
「……ガキの新人が、保留合格で入ったというウワサは聞いている。あいつがそうだろ?」
「まあな」
「なんで、昨日試験を受けたばかりの新入りが、さっそく龍委に入っているか不明だが……なんにせよ、『ギリギリでしか合格できないようなカス』が、全宮学年Sクラス四年であるこの俺に勝てるわけがねぇ。『ガキをイジメる』のは趣味じゃないが、俺の尊厳のためにも、ここで上下関係をハッキリさせておく」
「アモンにはケンカを売らない方がいいぞ。ぶっちゃけ、あいつは、俺よりも強い」
「ボケが。そんなヤツが、保留合格になんてなるワケないだろ。俺を騙したかったら、もっと気合の入った嘘をつきやがれ、ハゲ野郎」
「この年でハゲていたら、確実に重たい病気だから、イジるのはやめておけ」
「うっせぇ、屁理屈クソ野郎。そんなんだから、お前は一生童貞なんだ」
「え、俺、一生童貞なの?」
「あたりまえだろ、世の中を、なめんなよ」
「1ミリもナメてねぇよ。むしろ、この世の誰よりも頑張って生きているっつぅの」
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