『経験値12000倍』のチートを持つ俺が、200億年修行した結果……
57話 閃世界を磨く暴露。
57話 閃世界を磨く暴露。
「ちなみに、お前相手だから、『ミガワリヤドリギ』を一つしか使わなかったが、他にも『同等クラスを相手にした時用』に、いくつか、超々々ハイスペックな究極超神器を用意してある」
センは賢くないが、
バカではない。
「最強最大の切り札である究極超神化6を『死に技』として腐らせるのではなく、有効活用するために、これまでの永い人生の中で、必死に、いろいろ考えてきた。『時間を稼ぐ方法』からはじまり、果ては『完全集中という概念そのものを捻じ曲げる方法』に至るまで、本当に、色々」
ありとあらゆる角度から、
『ロマン砲を通すため』の策を、
練りに練っては、修正・微調整して、
どうにか、こうにか、
『戦術』と呼べる領域にまで昇華させてみせた。
――ただ、どれも『初見殺しのハメ技』みたいなモノなので、
汎用性は極めて低い。
決して、同じ相手に何度も使えるものではない。
ちなみに『究極超神化6を有効活用するための戦術』の全てを、
知り合いの元最強神相手に、
何度となく試したことがあるのだが、
成功した割合はかなり低い。
究極超神化6は、本当に、
使い勝手最悪のロマン砲なのである。
(俺の中の記憶からアポロギスをコピーできるってことは、シューリの記憶からもコピーできるってことだな……ちょいと『厄介な未来』を想像してしまうレベルの『脅威』だ……が、まあ、でも、シューリなら、すでに、究極超神化6に届き、アポロギスを超えていることだろうから、大丈夫だろう。あいつは、努力している姿を他人には見せないタイプだが、裏ではやっているはず、たぶん。――あの天才が努力を積めば、この程度の絶望は敵じゃない)
ちなみに、シューリは努力などしていない。
彼女が『努力している姿を他人に見せないタイプ』なのは事実だが、
センエースがアポロギスを倒して以降、
彼女は『女としての自分磨き』なら僅(わず)かもかかさなかったが、
しかし、戦闘面で努力したことは一度もない。
ぶっちゃけ、今の彼女は、究極超神化5すら、
まともに使えないほどに衰えている。
基本的に、恋は盲目。
というより、この場合、やはり、センエースの自覚が足りないという、いつもの大問題。
『絶対無敵のスーパーヒーローがすでに存在するんだから、オイちゃんが戦闘で頑張る理由とか一ミリもないでちゅよね』という、シューリが胸に抱いた『当たり前の認識』を、センがわずかも理解できなかったという、それだけの話。
「追加の暴露を積んだことで、俺の世界は、もう一段階強く輝けるようになった。特別に見せてやるよ。この俺の……限界の限界を」
そう言うと、深呼吸をして、
「――『桜華閃世界』――」
閃世界を、一段階強化した。
空間全体に、白銀の花びらがヒラヒラと舞い散る。
「――この空間内において、俺の瞬間移動制御力と自動回復速度は常に二倍。かつ、攻撃は常に必中。また、クールタイムも半分以下になる。閃世界は、俺にとって、この上なく都合のいい世界」
「そ、そんなふざけた世界を許容するワケないだろう!」
ここまではずっと、究極超神化6の圧力に動揺していたバンスールだったが、
『絶対的に許容できない話』を耳にしたことで、
意識が『戦闘中である』という事を思い出し、
「速攻で、解体してくれる! ふざけた無茶を通した空間魔法など、その気になれば、一瞬で解体――解体……っっ……な、なんだ……この強度は……ど、どうなっている……っ!!」
「ちなみに、お前相手だから、『ミガワリヤドリギ』を一つしか使わなかったが、他にも『同等クラスを相手にした時用』に、いくつか、超々々ハイスペックな究極超神器を用意してある」
センは賢くないが、
バカではない。
「最強最大の切り札である究極超神化6を『死に技』として腐らせるのではなく、有効活用するために、これまでの永い人生の中で、必死に、いろいろ考えてきた。『時間を稼ぐ方法』からはじまり、果ては『完全集中という概念そのものを捻じ曲げる方法』に至るまで、本当に、色々」
ありとあらゆる角度から、
『ロマン砲を通すため』の策を、
練りに練っては、修正・微調整して、
どうにか、こうにか、
『戦術』と呼べる領域にまで昇華させてみせた。
――ただ、どれも『初見殺しのハメ技』みたいなモノなので、
汎用性は極めて低い。
決して、同じ相手に何度も使えるものではない。
ちなみに『究極超神化6を有効活用するための戦術』の全てを、
知り合いの元最強神相手に、
何度となく試したことがあるのだが、
成功した割合はかなり低い。
究極超神化6は、本当に、
使い勝手最悪のロマン砲なのである。
(俺の中の記憶からアポロギスをコピーできるってことは、シューリの記憶からもコピーできるってことだな……ちょいと『厄介な未来』を想像してしまうレベルの『脅威』だ……が、まあ、でも、シューリなら、すでに、究極超神化6に届き、アポロギスを超えていることだろうから、大丈夫だろう。あいつは、努力している姿を他人には見せないタイプだが、裏ではやっているはず、たぶん。――あの天才が努力を積めば、この程度の絶望は敵じゃない)
ちなみに、シューリは努力などしていない。
彼女が『努力している姿を他人に見せないタイプ』なのは事実だが、
センエースがアポロギスを倒して以降、
彼女は『女としての自分磨き』なら僅(わず)かもかかさなかったが、
しかし、戦闘面で努力したことは一度もない。
ぶっちゃけ、今の彼女は、究極超神化5すら、
まともに使えないほどに衰えている。
基本的に、恋は盲目。
というより、この場合、やはり、センエースの自覚が足りないという、いつもの大問題。
『絶対無敵のスーパーヒーローがすでに存在するんだから、オイちゃんが戦闘で頑張る理由とか一ミリもないでちゅよね』という、シューリが胸に抱いた『当たり前の認識』を、センがわずかも理解できなかったという、それだけの話。
「追加の暴露を積んだことで、俺の世界は、もう一段階強く輝けるようになった。特別に見せてやるよ。この俺の……限界の限界を」
そう言うと、深呼吸をして、
「――『桜華閃世界』――」
閃世界を、一段階強化した。
空間全体に、白銀の花びらがヒラヒラと舞い散る。
「――この空間内において、俺の瞬間移動制御力と自動回復速度は常に二倍。かつ、攻撃は常に必中。また、クールタイムも半分以下になる。閃世界は、俺にとって、この上なく都合のいい世界」
「そ、そんなふざけた世界を許容するワケないだろう!」
ここまではずっと、究極超神化6の圧力に動揺していたバンスールだったが、
『絶対的に許容できない話』を耳にしたことで、
意識が『戦闘中である』という事を思い出し、
「速攻で、解体してくれる! ふざけた無茶を通した空間魔法など、その気になれば、一瞬で解体――解体……っっ……な、なんだ……この強度は……ど、どうなっている……っ!!」
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