『経験値12000倍』のチートを持つ俺が、200億年修行した結果……
39話 次のステージ。
39話 次のステージ。
「まさか、これだけの力を得られるとはぁあああ! はっはぁあああああああ!! すごい、すごい、すごぃいいいいいい! 神の力だぁ! 見ろ! これが、神の力なんだぁあああ!!」
存在値3000という異常な領域。
その高みに至ったことで、心が沸騰している。
「ふひひひぃっっ……ぐひひ……や、やった、やった、やった……たどりついた……夢見ていた世界……最果て……頂点……『時間制限あり』の『たった一時間』とはいえ……私は、今、『究極の領域』にいる!!」
歓喜に飲み込まれる。
愉悦がとまらない。
己の強さに泥酔する。
「くく……あはは……ふふ……ひひい……」
どうにか、興奮を押さえつけようとするが、
笑いがこぼれてしかたない。
「くく……ははは……ほんとうに、すごいな……今の私は……全てを超えている……聖典に刻まれている伝説をも超えた最果て……神を超えた神をも超えた世界……『究極超神』とでもいうべき極地」
必死に歓喜を静めようとしているが、
「ふひひひ……ひひひっ」
すぐにムクムクと沸き上がってくる。
自分の強さに対する酔いがさめてくれない。
時間の経過に伴って、
自分がたどり着いた世界を、より強く実感して、
だからこそ、より強い歓喜に包まれる。
胸の奥から、どんどん、愉悦が沸き上がってくる。
「ひひひひひひひひひぃ! あははははははははははは!!」
過剰な興奮に身を任せて、
高笑いで感情を放散するバンプティ。
――そんなバンプティを見て、
少し離れた場所で見学していたスールは、
「存在値3000はさすがに盛りすぎろ。せめて、1000ぐらいにしておけば、こっちも少しはビビっただろうに。……聖典と同じだな。ハッタリをかますなら、もっと、ちゃんと、信憑性(しんぴょうせい)を考えないと」
やれやれといった顔で、ちいさくそうつぶやいた。
スールの目では、当然、バンプティの高みを見ることはできなかった。
ゆえに、ただのハッタリだとしか思えない。
――そんなスールの視線の向こうで、
カドヒトは、膨らんだバンプティを観察しながら、
心の中で、
(コピー系の特殊固有F魔法か……サイコー面白いじゃねぇか。20倍コピーなんざ『全開の俺』でも出来ねぇ芸当。ありえねぇ曲芸。おまけに、999や1500の壁もシカトしているというそのバグり具合。……テメェの『異常さ』は、久々に興奮するレベルだ。俺に期待をさせるレベルといってもいい)
そぅつぶやきつつ、
ニィと笑う。
(どうあがいても届かなかった『次のステージ』に……もしかしたら、お前が連れていってくれるのか? 期待していいのか?)
口元のゆるみがとまらない。
これだけの『異常』には久しく出会っていない。
だから、『もしかしたら』と期待してしまうのも仕方がない。
そのぐらい、カドヒトは『次のステージ』に飢えていた。
(……止まるなよ、バンプティ……開け……そのまま、神種を芽吹かせろ。そして、ガチの究極超神の域にまでいっちまえ。とまることなく、今の俺を超えていけ。なんなら、ぶっちぎれ。……そうすれば……もしかしたら……届くかもしれない……最果ての向こう側……『究極超神化7』に……)
「まさか、これだけの力を得られるとはぁあああ! はっはぁあああああああ!! すごい、すごい、すごぃいいいいいい! 神の力だぁ! 見ろ! これが、神の力なんだぁあああ!!」
存在値3000という異常な領域。
その高みに至ったことで、心が沸騰している。
「ふひひひぃっっ……ぐひひ……や、やった、やった、やった……たどりついた……夢見ていた世界……最果て……頂点……『時間制限あり』の『たった一時間』とはいえ……私は、今、『究極の領域』にいる!!」
歓喜に飲み込まれる。
愉悦がとまらない。
己の強さに泥酔する。
「くく……あはは……ふふ……ひひい……」
どうにか、興奮を押さえつけようとするが、
笑いがこぼれてしかたない。
「くく……ははは……ほんとうに、すごいな……今の私は……全てを超えている……聖典に刻まれている伝説をも超えた最果て……神を超えた神をも超えた世界……『究極超神』とでもいうべき極地」
必死に歓喜を静めようとしているが、
「ふひひひ……ひひひっ」
すぐにムクムクと沸き上がってくる。
自分の強さに対する酔いがさめてくれない。
時間の経過に伴って、
自分がたどり着いた世界を、より強く実感して、
だからこそ、より強い歓喜に包まれる。
胸の奥から、どんどん、愉悦が沸き上がってくる。
「ひひひひひひひひひぃ! あははははははははははは!!」
過剰な興奮に身を任せて、
高笑いで感情を放散するバンプティ。
――そんなバンプティを見て、
少し離れた場所で見学していたスールは、
「存在値3000はさすがに盛りすぎろ。せめて、1000ぐらいにしておけば、こっちも少しはビビっただろうに。……聖典と同じだな。ハッタリをかますなら、もっと、ちゃんと、信憑性(しんぴょうせい)を考えないと」
やれやれといった顔で、ちいさくそうつぶやいた。
スールの目では、当然、バンプティの高みを見ることはできなかった。
ゆえに、ただのハッタリだとしか思えない。
――そんなスールの視線の向こうで、
カドヒトは、膨らんだバンプティを観察しながら、
心の中で、
(コピー系の特殊固有F魔法か……サイコー面白いじゃねぇか。20倍コピーなんざ『全開の俺』でも出来ねぇ芸当。ありえねぇ曲芸。おまけに、999や1500の壁もシカトしているというそのバグり具合。……テメェの『異常さ』は、久々に興奮するレベルだ。俺に期待をさせるレベルといってもいい)
そぅつぶやきつつ、
ニィと笑う。
(どうあがいても届かなかった『次のステージ』に……もしかしたら、お前が連れていってくれるのか? 期待していいのか?)
口元のゆるみがとまらない。
これだけの『異常』には久しく出会っていない。
だから、『もしかしたら』と期待してしまうのも仕方がない。
そのぐらい、カドヒトは『次のステージ』に飢えていた。
(……止まるなよ、バンプティ……開け……そのまま、神種を芽吹かせろ。そして、ガチの究極超神の域にまでいっちまえ。とまることなく、今の俺を超えていけ。なんなら、ぶっちぎれ。……そうすれば……もしかしたら……届くかもしれない……最果ての向こう側……『究極超神化7』に……)
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