『経験値12000倍』のチートを持つ俺が、200億年修行した結果……

祝百万部

16話 無慈悲な拷問。


 16話 無慈悲な拷問。


 ――裏閃流秘奥義 百華・神速閃拳――


「ぐがががががががががががががががっっっ!!」



 無詠唱で繰り出された裏閃流秘奥義――『百華・神速閃拳』、
 繰り出された100の拳がウムルの全身をボコボコにするのにかかった時間はコンマ数秒。

 神化が使えないからといって、
 センがカスになるワケじゃない。

 センのビルドは基本的に『覚醒技の上昇率爆上げ』だが、『覚醒を封じられたら終わり』――などというカスみたいなアホビルドではない。

 弱体化するのは事実だが、
 何も出来ないわけではない。

 究極超神センエースが積み上げてきた軌跡は、
 そこまで安くない。



「――がはっ……」



 連撃が終わり、
 倒れこもうとするウムルの左足を、

「ぅぐっ」

 雑に掴むと、

「――ワナワナボックス――」

 空間魔法を使い、
 奇妙な空間を生成。
 特に何もない、教室サイズの白い空間。

「ふんっ」

 そこで、思いっきり、ウムルの体をワナワナボックスの床にたたきつける。
 すると、

「ぎゃああああああああああああ!」

 ウムルの体が地床に当たった瞬間、
 『その部分の床』から、無数の、まがまがしいオーラを発している『電動ノコギリ』みたいなものが飛び出してきて、ウムルの体を無残に裂いた。

 センは、そこで止まったりせず、

「おら、おら、おらぁあああ!! 痛いか、苦しいか、辛いぁ!!」

 無慈悲に、残虐に、何度も、何度も、
 ウムルの体をワナワナボックスの壁や床にたたきつける。
 そのたびに飛び出してくる、無数の極悪なワナ。

「うぐぅう!! がぁあああ!」

 激痛を叫び続けるウムルに対し、
 センはにこやかに微笑んで、

「そうかそうか、痛いかぁああ! でも、お前の感情なんか知るか、ぼけぇええ!」

 何度も、何度も、何度も、たたきつけ、

「がはっ……」

 ウムルの体が見るも無残なズタボロになったところで、

「さあ、口を開く許可をあたえる。もう一度ほざいてみせろ。お前は、俺の宝をどうするって?」

「がぁ……ぁ……」

「口の開き方を忘れたのか、そうか、そうか、なら、手助けしてやるよぉおおおおお!!」

 センは、粗野に、ウムルの口の中に両手をつっこみ、
 右手で上顎、左手で下顎を掴むと、
 ほんのわずかな慈悲もなく、徹底して乱暴に、力づくでグイグイと、

「がぁああああああああっっ!!」

 ミシミシ、ギリギリと嫌な音が響いた。
 しかし関係ない。
 センは止まらず、
 最後の最後まで、その狂気を通す。

 グギブチィイイッッ!!

 と、肉が弾ける音と、骨が砕ける音。
 ウムルの口は、センの手によって、ムリヤリ『口裂け女』状態にさせられた。

 そこまでやっても、
 しかし、まだ、まったく飽き足らないセンは、
 その異様に開き切った口に、
 右手を突っ込んで、



「――異次元砲ぉおおおおおおおお!!」



「ぶぅほぉおおおおおおっっっ!!」


 冷めきった黒い目で、
 無慈悲に異次元砲を放ったセン。

 もはや、ズタボロというか、ボロ雑巾のようになっているウムル。

 そんなウムルに、
 センは、ニッコリと微笑んで、

「さあ、もう一度、勇気をもって、ほざいてみようじゃないか。お前は『この俺の宝』を、いったいどうしたいんだっけ? んー?」



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