『経験値12000倍』のチートを持つ俺が、200億年修行した結果……

祝百万部

30話 廃する太陰。


 30話 廃する太陰。

 『神の召喚獣』とキャッチフレーズがかぶっている強化アイテム。
 いったい、どういうことなのか、としばらく悩んだセンだったが、

(……まあいい。とりあえず、買っておくか。これを買っても、どうせ100兆は残るんだし。100兆あれば、他のバカ高い景品も、余裕で買い占める事ができる。迷う必要がねぇ)

 結局、センは、目玉商品を購入し、
 その勢いのまま、高額商品を次々と買い占めていき、

「ん……まあ、そこそこかな」


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 登録名 『??』
 型番  『IS=GPQC/タイプD95775‐GX9』

 《強化値》    【730%】
 《容量》     【15500】

 [HP]     【1050%】
 [MP]     【105%】

 「攻撃力」    【3200%】
 「魔法攻撃力」  【59%】
 「防御力」    【870%】
 「魔法防御力」  【110%】
 「敏捷性」    【2100%】
 「耐性値」    【1500%】


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(しかし、『廃する太陰』は、つけられなかったな……条件を満たさないと装備すら出来ないタイプ……コレ系の条件っつぅと、『強化値やステが一定に達しているか否か』か『下地となる称号かスキルの装備』……なんだが……その辺の示唆もいっさいないから、予測すらつけられません……と。この称号、いくらなんでもナメすぎだろ。500兆もはらわせておいて、効果は???で、おまけに、装備すらできませんってか? この称号が擬人化して目の前に現れたらボコボコにしているところだ)

 などと、心の中でブツブツ言いながら、センは、購入したアイテムをシューリとアダムにも平等にふり分ける。

 二人とも、自分の携帯ドラゴンに、満遍なく最高位アイテムを装着させ、
 だいたいセンの携帯ドラゴンと同じくらいの強さにする。

 ここまで大量に最高位アイテムを購入していながら、MDPはまだまだ残っている。

(もはや、カジノでは、これ以上強くなる事はできないな。もちろん、まだ、『アルテマ・トランスフォーム』みたいな『秘密アイテム』が隠されている可能性はなくもないが……まあ、けど、そういう細かい『ビルドの底上げ』は後回しだな。『現状』は『本格的に、この世界の攻略を始める段階』だと判断する)

 心の中でつぶやいてから、
 センは、ランキングを確認する。

 流石に自分たちが『ワン・ツー・スリーフィニッシュ』になっただろう――
 と思ったが、



「おやおや、P型さん家の2号くんは、まだ俺の上に居座りやがりますか」



 シューリもランキングを確認したらしく、渋い顔で、

「これだけ急激かつムチャクチャなパワーアップをかましたオイちゃんたちより上とは……どうやら、2号は、完全に異質な力を持っているようでちゅね」

「だなぁ……」

 と返事をしながら、心の中で、

(こいつ、まさか、『俺のかつてのスマホ版セーブデータの力を持っている』とかじゃないだろうな……だとしたら、かなりしんどいぞ……)


 センのセーブデータは、
 『エクストラアルテマゴッドキャンペーンガチャ』
 『1億ダウンロード、超々々大感謝記念イベント報酬』
 などで入手できる特殊カスタムされた☆9や☆Xがフルで積まれており、
 かつ、『装備コンボ』が大量に発生するという、
 スマホゲーではありがちな、
 『序盤の戦力ではどうあがいても太刀打ちできない末期インフレしたビルド』だった。

 『あと一段階上昇させれば、無課金勢のトップ層にくいこむこともできる』というレベルまで鍛えていたセンのセーブデータ。
 もっとも、その『もう一段階』のために必要だったキャラパーツアイテムが手に入らず、結局、引退する事になったのだが。

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