『経験値12000倍』のチートを持つ俺が、200億年修行した結果……
92話 果てなき逆境。
92話 果てなき逆境。
「他の虫ケラとは、じゃっかん違う所が、なきにしもあらずと言っていいかもしれない部分が、なくもなかったり――みたいな気もしないではない今日この頃でちゅね」
ボソっと、そんなふざけた事を口走った。
それを聞いて、ミシャが目を閉じたまま、
うすく笑みを浮かべて、
「……あんたが他人を褒めるセリフ……初めて聞いたわね。今の言葉が、『私達を褒めているのかどうか』といえば、かなり微妙なところだけれど……それでも……まあ……うん」
ミシャのその言葉に対し、シューリはフっと笑って、
「その記憶は正しいでちゅねぇ。オイちゃんが現世の虫ケラを褒めるとかありえないでちゅから」
「……プライドがお高いのね」
「プライドが高いんじゃないでちゅ。根源魂魄が別次元に尊く気高いんでちゅ」
――言いながら、シューリは、P1の前まで辿り着くと、
その意識を、P型センエース1号だけに注ぎ、
「さて、それじゃあ、終わりを始めまちょうか。随分と調子に乗って暴れていたようでちゅけど、オイちゃんの前ではもう何もできまちぇんよ。なんせ、オイちゃん、自分より弱い相手には『ガチで無敵』の究極超神でちゅからね」
シューリの言葉を受けて、
P型センエース1号は、
「……シューリ・スピリット・アース。……ウルトラチートな究極超女神……」
じゃっかん震えながら、ボソっとそうつぶやいた。
心の中で、
(ぃ、いざ、対面すると……とてつもない覇気……つぅか、データよりもオーラの密度が濃いんだが……ど、どうなってんだ……なんなんだよ、どいつもこいつも……なんで、こんな……想定外の事ばかりが起きる……どうして……なんで……)
嘆いていると、
「ん? どうしたんでちゅか? そんなに怯えて。確か、下馬評によると、何度死んでも蘇れるんでちゅよね? で、蘇るたびに強くなるんでちゅよね?」
「……」
「なら、オイちゃんごときにビビる必要はないんじゃないでちゅか? どんどん生き返って、オイちゃんより強くなってくだちゃいよ」
「……ぅ……」
「その反応から察するに、どうやら、無限というワケではないみたいでちゅね」
シューリは、つまらなそうに溜息をついて、
「アーちゃん並みに厄介なバケモノなのかなぁとか思っていまちたけど、ガッカリでちゅね。拍子抜けもいいとこでちゅ」
「……アーちゃん……? ……誰のことだ……?」
思わず疑問符を口にしてしまったP型センエース1号に、
シューリは言う。
「ん? アダムのことでちゅよ。おやおや? あんたは、ゼノリカに詳しいんじゃないんでちゅか? そう聞いてまちゅけど」
「……ゼノリカに関する事なら、大概のデータは入っている。だが……アダ……ム? 誰だ……そんなヤツ知らん……」
「おやおや。ゼノリカの秘密部隊PSRの隊長アダムさんを知らないとは、とんだにわかでちゅねぇ。そんな有様で、よく、ゼノリカマニアを名乗れたものでちゅ」
「んなもん、名乗った覚えは――ん?」
と、そこで、
「……は?」
P1の目が、『シューリの後方』に向いた。
シューリに続いて、瞬間移動で現れた女。
神の側仕え『アダム』。
――その姿を見て、P型センエース1号は、
「……だ、誰だ、あの女……知らねぇぞ……」
つい、そうつぶやいてしまったP1にシューリが、
「あれが、アーちゃんでちゅよ。どうでちゅ、めっちゃ可愛くないでちゅか?」
「ど、どうなっている……あんな女……ゼノリカにはいないはず……この情報のズレは……いったい……」
ぶつぶつ言いながら、P1は、心の中で、
(……つぅか、なんだ、あの狂ったように莫大なオーラは……存在値だけなら……シューリを遥かに超えている……)
「他の虫ケラとは、じゃっかん違う所が、なきにしもあらずと言っていいかもしれない部分が、なくもなかったり――みたいな気もしないではない今日この頃でちゅね」
ボソっと、そんなふざけた事を口走った。
それを聞いて、ミシャが目を閉じたまま、
うすく笑みを浮かべて、
「……あんたが他人を褒めるセリフ……初めて聞いたわね。今の言葉が、『私達を褒めているのかどうか』といえば、かなり微妙なところだけれど……それでも……まあ……うん」
ミシャのその言葉に対し、シューリはフっと笑って、
「その記憶は正しいでちゅねぇ。オイちゃんが現世の虫ケラを褒めるとかありえないでちゅから」
「……プライドがお高いのね」
「プライドが高いんじゃないでちゅ。根源魂魄が別次元に尊く気高いんでちゅ」
――言いながら、シューリは、P1の前まで辿り着くと、
その意識を、P型センエース1号だけに注ぎ、
「さて、それじゃあ、終わりを始めまちょうか。随分と調子に乗って暴れていたようでちゅけど、オイちゃんの前ではもう何もできまちぇんよ。なんせ、オイちゃん、自分より弱い相手には『ガチで無敵』の究極超神でちゅからね」
シューリの言葉を受けて、
P型センエース1号は、
「……シューリ・スピリット・アース。……ウルトラチートな究極超女神……」
じゃっかん震えながら、ボソっとそうつぶやいた。
心の中で、
(ぃ、いざ、対面すると……とてつもない覇気……つぅか、データよりもオーラの密度が濃いんだが……ど、どうなってんだ……なんなんだよ、どいつもこいつも……なんで、こんな……想定外の事ばかりが起きる……どうして……なんで……)
嘆いていると、
「ん? どうしたんでちゅか? そんなに怯えて。確か、下馬評によると、何度死んでも蘇れるんでちゅよね? で、蘇るたびに強くなるんでちゅよね?」
「……」
「なら、オイちゃんごときにビビる必要はないんじゃないでちゅか? どんどん生き返って、オイちゃんより強くなってくだちゃいよ」
「……ぅ……」
「その反応から察するに、どうやら、無限というワケではないみたいでちゅね」
シューリは、つまらなそうに溜息をついて、
「アーちゃん並みに厄介なバケモノなのかなぁとか思っていまちたけど、ガッカリでちゅね。拍子抜けもいいとこでちゅ」
「……アーちゃん……? ……誰のことだ……?」
思わず疑問符を口にしてしまったP型センエース1号に、
シューリは言う。
「ん? アダムのことでちゅよ。おやおや? あんたは、ゼノリカに詳しいんじゃないんでちゅか? そう聞いてまちゅけど」
「……ゼノリカに関する事なら、大概のデータは入っている。だが……アダ……ム? 誰だ……そんなヤツ知らん……」
「おやおや。ゼノリカの秘密部隊PSRの隊長アダムさんを知らないとは、とんだにわかでちゅねぇ。そんな有様で、よく、ゼノリカマニアを名乗れたものでちゅ」
「んなもん、名乗った覚えは――ん?」
と、そこで、
「……は?」
P1の目が、『シューリの後方』に向いた。
シューリに続いて、瞬間移動で現れた女。
神の側仕え『アダム』。
――その姿を見て、P型センエース1号は、
「……だ、誰だ、あの女……知らねぇぞ……」
つい、そうつぶやいてしまったP1にシューリが、
「あれが、アーちゃんでちゅよ。どうでちゅ、めっちゃ可愛くないでちゅか?」
「ど、どうなっている……あんな女……ゼノリカにはいないはず……この情報のズレは……いったい……」
ぶつぶつ言いながら、P1は、心の中で、
(……つぅか、なんだ、あの狂ったように莫大なオーラは……存在値だけなら……シューリを遥かに超えている……)
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コメント
祝百万部
コメントに感化されることは、もちろん、ありますよぉw
今回の流れは、完全に読まれた形になりますがw
キャベツ太郎
いや、偶々だよ?この前のコメントガチで当てに行ったわけではないはずなんだけどなー?ちょっと、祝百万部さんが僕のコメントに感化されて…
んなこたぁないかww