『経験値12000倍』のチートを持つ俺が、200億年修行した結果……
91話 究極超女神の登場。
91話 究極超女神の登場。
「……さ、酒神……」
ゼノリカにおけるシューリの名を口にした。
そんなミシャに、シューリは、
「もういいでちゅ。あんたらは、おうちに帰って、のんびりミルクでも飲んでいてくだちゃい。あとはオイちゃんがやりまちゅから」
「あ、あんた一人で……か、勝てる相手じゃない……あいつは……神の領域に至った私たち……全員を同時に……」
「オイちゃんがその気になれば、あんたら程度の『幼~小神』が100万柱いたって、キズ一つつけられまちぇんよ」
「……は……?」
「……『五聖命王の酒神終理』……正式に受理した『センのお願い』でちゅから、できれば、ちゃんと全うしたかったんでちゅけど……こうなっちゃうと、仕方ないでちゅね」
シューリは溜息を一つはさんでから、
「うーん、でも、まあ、タイミング的に、ちょうど良かったかもしれまちぇん。センが『原初の深層』を目指す以上、こっから先は、ガチで、センを支えなきゃいけない場面が頻繁に起こるかもしれまちぇんち。ここらで、オイちゃんの正体を明かしておきまちゅ」
「貴様……セン様を……呼び捨てにするなど……」
「呼び捨てにしたって、別にいいじゃないでちゅか……だって、オイちゃん、センの師匠でちゅよ?」
「……は?」
そこで、シューリは、神気を高めていく。
膨れ上がっていくオーラ。
そして、
「……究極超神化3……」
超越者の姿となる。
圧倒的な神気に包まれたシューリ。
超ミニスカキャバスーツのままだが、
その上から、凶悪に華美な唐衣(からぎぬ)を羽織る。
本来の姿に戻ったシューリ。
白皙(はくせき)の輝きに包まれる。
恐ろしく荘厳な静寂。
空間が押し黙る。
直後、
次元が、緊張感に耐えきれなくなったかのように、ビシっと割れた。
ズズズっと、悲鳴を上げているかのように、禁域が揺れる。
深く、静かで、柔らかく、
それなのに、『確かな重厚さ』を感じずにはいられない、
『時空の歪みそのもの』とでも言うべき、尖った威圧感。
「……ぁ……」
つい圧倒されてしまったミシャに、
シューリは言う。
「今までの非礼を詫びる必要も、オイちゃんの足下に傅く必要もありまちぇん。ただ、『格』の差だけは、理解しておきなちゃい」
そこで、シューリは、いつものニタニタ顔をやめ、
超越者の微笑みを浮かべて、
「……オイちゃんは、全知全能を地でいく、『勝利の女神』の頂点にして、『幸運の女神』のナンバーゼロ。『絶勝』と『烈運』を司りし、真なる究極超女神シューリ・スピリット・アース。――果てなき頂き、究極超神の序列一位、舞い散る閃光センエースが傅(かしず)く唯一の師」
そう呟きながら、シューリは、ミシャの横を通り過ぎていく。
『その圧倒的な気配』を肌で感じたミシャは、
ニっと微笑んで、天をあおぎ、ボソっと、
「……特別扱い……されるワケだ……」
そうつぶやいた。
力を抜いて、平の腕に全体重を任せる。
体が、一気に軽くなって、吐く息に安堵が混ざった。
少し複雑な気分ではあるけれど、
『目の前のピンチは終わった』と実感できたせいか、
張り詰めていた糸がフニャっと緩み、
だから、ゆっくりと目を閉じる事ができた。
――シューリは、そんなミシャを一瞥し、
「間違いなく、あんたらは、脆弱で無価値な虫ケラ……でちゅけど……まあ、でも……」
周囲の者にも視線を向けてから、
「他の虫ケラとは、じゃっかん違う所が、なきにしもあらずと言っていいかもしれない部分が、なくもなかったり――みたいな気もしないではない今日この頃でちゅね」
「……さ、酒神……」
ゼノリカにおけるシューリの名を口にした。
そんなミシャに、シューリは、
「もういいでちゅ。あんたらは、おうちに帰って、のんびりミルクでも飲んでいてくだちゃい。あとはオイちゃんがやりまちゅから」
「あ、あんた一人で……か、勝てる相手じゃない……あいつは……神の領域に至った私たち……全員を同時に……」
「オイちゃんがその気になれば、あんたら程度の『幼~小神』が100万柱いたって、キズ一つつけられまちぇんよ」
「……は……?」
「……『五聖命王の酒神終理』……正式に受理した『センのお願い』でちゅから、できれば、ちゃんと全うしたかったんでちゅけど……こうなっちゃうと、仕方ないでちゅね」
シューリは溜息を一つはさんでから、
「うーん、でも、まあ、タイミング的に、ちょうど良かったかもしれまちぇん。センが『原初の深層』を目指す以上、こっから先は、ガチで、センを支えなきゃいけない場面が頻繁に起こるかもしれまちぇんち。ここらで、オイちゃんの正体を明かしておきまちゅ」
「貴様……セン様を……呼び捨てにするなど……」
「呼び捨てにしたって、別にいいじゃないでちゅか……だって、オイちゃん、センの師匠でちゅよ?」
「……は?」
そこで、シューリは、神気を高めていく。
膨れ上がっていくオーラ。
そして、
「……究極超神化3……」
超越者の姿となる。
圧倒的な神気に包まれたシューリ。
超ミニスカキャバスーツのままだが、
その上から、凶悪に華美な唐衣(からぎぬ)を羽織る。
本来の姿に戻ったシューリ。
白皙(はくせき)の輝きに包まれる。
恐ろしく荘厳な静寂。
空間が押し黙る。
直後、
次元が、緊張感に耐えきれなくなったかのように、ビシっと割れた。
ズズズっと、悲鳴を上げているかのように、禁域が揺れる。
深く、静かで、柔らかく、
それなのに、『確かな重厚さ』を感じずにはいられない、
『時空の歪みそのもの』とでも言うべき、尖った威圧感。
「……ぁ……」
つい圧倒されてしまったミシャに、
シューリは言う。
「今までの非礼を詫びる必要も、オイちゃんの足下に傅く必要もありまちぇん。ただ、『格』の差だけは、理解しておきなちゃい」
そこで、シューリは、いつものニタニタ顔をやめ、
超越者の微笑みを浮かべて、
「……オイちゃんは、全知全能を地でいく、『勝利の女神』の頂点にして、『幸運の女神』のナンバーゼロ。『絶勝』と『烈運』を司りし、真なる究極超女神シューリ・スピリット・アース。――果てなき頂き、究極超神の序列一位、舞い散る閃光センエースが傅(かしず)く唯一の師」
そう呟きながら、シューリは、ミシャの横を通り過ぎていく。
『その圧倒的な気配』を肌で感じたミシャは、
ニっと微笑んで、天をあおぎ、ボソっと、
「……特別扱い……されるワケだ……」
そうつぶやいた。
力を抜いて、平の腕に全体重を任せる。
体が、一気に軽くなって、吐く息に安堵が混ざった。
少し複雑な気分ではあるけれど、
『目の前のピンチは終わった』と実感できたせいか、
張り詰めていた糸がフニャっと緩み、
だから、ゆっくりと目を閉じる事ができた。
――シューリは、そんなミシャを一瞥し、
「間違いなく、あんたらは、脆弱で無価値な虫ケラ……でちゅけど……まあ、でも……」
周囲の者にも視線を向けてから、
「他の虫ケラとは、じゃっかん違う所が、なきにしもあらずと言っていいかもしれない部分が、なくもなかったり――みたいな気もしないではない今日この頃でちゅね」
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コメント
キャベツ太郎
やっと、蹂躙か←何も分かってない奴