『経験値12000倍』のチートを持つ俺が、200億年修行した結果……

祝百万部

86話 神を超えたミシャ。


 86話 神を超えたミシャ。


「――ああああああああああ!!」


 爆発的な魔力の上昇。
 暴走が止まらない。


 ――そして、ついに開く。
 『次』への扉!
 可能性をこじあける!



 ミシャは、神を超えていく!!



 ――膨れ上がり続けるミシャの力を目の当たりにして、
 P型センエース1号は、


「ぅげっ……」

 思わず鈍い声を出してしまった。
 顔が青白くなっている。

「ぅ、ウソだろ……まさか……ちょ、超神化しやがった……」

 今度は、P型センエース1号が押し込まれていく番だった。
 耐えられるワケがない、クソ重たい照射。
 膨れ上がったミシャの魔力が込められた異次元砲。

「ふざけっ、ふざけやがってぇぇええ、ドチクショォオオオオオオ――――」

 巨大なエネルギーに飲み込まれて、跡形もなくなったP型センエース1号。
 跡形もなくなって、
 完全に消失して、
 しかし、

「ぶはぁ……くっ……」

 すぐに、その場で復活するP型センエース1号。
 新品の、完全な状態で、元に戻る。
 そんなP型センエース1号が目の当たりにしたのは、
 厳かなオーラに包まれているミシャだった。

 バチバチと、エッジのきいたイナズマが走っている神気。

 それを受けて、P型センエース1号は、

「想定外な事ばかりが起こりやがる……ふざけやがってぇ……」

 呟きながら、心の中で、

(俺も超神化を……っっ……く、くそっ……流石に、まだ出来ないか……こいつらの武を受け止めるだけでは、その領域まで届くのに、かなりの時間がかかってしまう……殺されるにしても、シューリの武に触れてから殺されねぇと、もはや、急激な成長は見込めない……)

 P型センエースの存在値強化は、『ボタン一つで気軽に出来る』といった類のものではない。
 戦闘力も、存在値も、『強い相手に抗う事』で強化されていく。
 その強化値は、相手が強ければ強いほど上昇する。
 ただ、存在値100程度の状態でシューリと闘ったからと言って強くなれるかと言ったら、そうじゃない。
 ちゃんとした下地があった上で、シューリの武を吸収すると、爆発的に強くなれるという話。

 だから、まずは、百済や九華を相手にした。
 全ては下地をつくるため。
 シューリと闘って武を学ぶための準備。
 センエースと闘うためには、シューリから武を学ぶ事が必須。
 その過程を経ずには、センエースと闘っても殺し尽くされるだけ。


 ――既に、P型センエース1号は、シューリから武を学べる下地はつくった。
 もう、ミシャと闘う事のメリットはない。

 というか、デメリットしかない。

(ヤバい……どうする……つぅか、なんで、よりによって、一番面倒臭いミシャンド/ラが目覚めやがる……ふざけんな、運悪すぎだろ……くそくそくそ……ん?)

 P型センエースの不幸は、
 これだけでは終わらなかった。


「なんだよ、てめぇら……」


 そこで、P型センエース1号の目に、信じられない光景がうつる。

 ミシャの想い、その叫びを向けられた者達。
 そのうちの六名が、呪縛に抗い、立ち上がったのだ。

 その六名とは、神種が芽吹いた者達。
 膨大な存在値と強靭な精神力で、呪縛をはねのけた新生の神々。

 ゾメガと平。
 五聖命王の三姉妹。
 そして、ジャミ。

 まだフラついているが、しかし、心はよれちゃいない。
 六名とも、ギラついた目で、P型センエース1号をにらつけている。

 深く『神を知る者』達の心は、そう簡単に折れはしない。
 ――ジャミは、まだ、神を深く知らないが、
 あの日、ジャミは、大きな光に包まれた。
 直に、その輝きに触れた。
 だから、宿っている。
 ジャミの中にも、
 センエースの光は、確かに根付いている。



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コメント

  • キャベツ太郎

    へー、まだ兆はいってないんかー

    1
  • 祝百万部

    超神化だけだと、まだ数千億ですねぇw
    今回のミシャの魂魄進化は、相当えげつないパワーアップですが、兆の領域は、やはり、なかなか遠いようです!

    ミシャの進化で追い詰められたP型!
    さすがにやばいか!

    1
  • キャベツ太郎

    ミシャが超神化…
    痺れるねぇ♪
    超神化ってことは10兆越えたのかな?
    神格化スキップしたってことはそれほど、多きなパワーアップだったってことですよね?

    5
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