『経験値12000倍』のチートを持つ俺が、200億年修行した結果……
37話 10000を超える実験台
37話 10000を超える実験台
10000を超えるモンスターの群れ。
そのどれもが最高位モンスターで、
平均存在値は当然のように200オーバー。
なかには、先ほどのアビス・リザードマンのような、存在値300オーバーという天才型も、まあまあ混じっている。
そして、その10000体の中には、10体ほど、『神級』のモンスターも混じっていた。
存在値370~390という、信じられないほどのオーラを発している強大な化け物10体が率いるモンスター軍団。
おぞましい光景。
その気になれば、世界を焼き尽くすのに一時間かからない巨大な魔の群れ。
そんな、悪夢のような魔の群れを、UV1は、
(はいはい、こわいこわい)
と、もはや無視していて、
ゴートも、焦った様子は特になく、
「……おお、壮観だねぇ」
ボソっと、そう言いながら、しかし、ペロっと上唇をなめて、
「けど、ぜんぜん、恐くねぇ。むしろ、ありがたい」
歓喜に震えていた。
当然。
山ほどのカモがネギを背負ってきてくれた。
こんなに嬉しい事はない。
「ぶっちゃけ、解析してしまえばすぐなんだが……ちょうど、どのくらい強くなったのか確かめたかったところ。お前らの命で実験させてもらう」
一斉に襲いかかってくるモンスターの群れに向かって、そうつぶやくと、
「狂気のマッドサイエンティスト、ゴート・ラムド・セノワールの生体実験に志願してくれて、心から感謝する。せいぜい、必死にあがけ。無駄だけど」
ゴートは、
「……『サモンソード・X』……」
巨大な剣を十本召喚した。
ゴートの周囲を浮遊する十本の剣。
「んー……念力、ムズいなぁ……勇者みたいに鋭くは動かせねぇ……」
集中することで、剣を飛ばす事はできた。
しかし、勇者のようにヒュンヒュンと『意志をもっているかのように動かす』のは難しかった。
「まあ、でも……」
ザクッ、ザシュッ、スパァ――
凶悪な魔力を込めている剣なので、適当に振り回すだけでも巨大なダメージにはなった。
もっと言えば、放り投げるように、上へと飛ばしてから落とすだけでも、当たれば敵は死んだ。
テキトーに十本の剣をふりまわしているだけでも、サクサクと死んでいく王級モンスターの群れ。
そんな事をしている内に、
「ん……少しずつ分かってきたぞ。念力だけじゃ無理だが、魔力をブチこんで、自律行動を取るようにプログラミングしてやれば……」
先ほどの1000体の中に、その手の技能や魔法が得意なモンスターもいたようで、特に訓練した訳でもないのに、ちょっとした思いつきのアイディアがすぐに形となる。
気付けば、十本の剣は、ゴートの想いのままに動くようになっていた。
「ははは、改めて、勇者がどれだけ凄かったか分かるな。これだけ無数の技能を併用して実現させたチートコントロールによる動きよりも、実際のところ、勇者の『サテライト・エクスカリバー二式』の方が華麗だってんだから。まあ、威力の方は当然、俺の『サモンソード・X』の方が上だけど。てか、レベル差的に、そうじゃないと、逆にやべぇ」
豪速で空間を駆けまわり、モンスター相手に無双している十本の剣。
相手からすれば、この上ない地獄。
「ちょっと改良して、剣先に魔力を集積させ、撃ちだせるようにすれば……はは……こうすりゃ、完全にファ○ネルだな。行けぇええ、フィン・フ○ンネルッッ!!」
ヒュンヒュンと飛びまわり、狙いを定め、剣先から熱エネルギーや雷撃等を発射するようになった十本の剣。
王級・超王級モンスターはもちろん、
神級のモンスターでも、まともに抗えてはいない。
圧倒的な神々しいオーラを放つ強大な『神級モンスター』であっても、ゴートの前では、踏みつぶされる虫のように、一瞬でサクっと殺される。
ゴートの力は異常すぎる。
もはや、次元が違う。
結果、
ほんの数分で、
「うっわぁ……俺TUEEE」
10000体のモンスターは全滅していた。
そして、
ゴートは、その全てを吸収する。
ゴートの成長はとまらない。
10000を超えるモンスターの群れ。
そのどれもが最高位モンスターで、
平均存在値は当然のように200オーバー。
なかには、先ほどのアビス・リザードマンのような、存在値300オーバーという天才型も、まあまあ混じっている。
そして、その10000体の中には、10体ほど、『神級』のモンスターも混じっていた。
存在値370~390という、信じられないほどのオーラを発している強大な化け物10体が率いるモンスター軍団。
おぞましい光景。
その気になれば、世界を焼き尽くすのに一時間かからない巨大な魔の群れ。
そんな、悪夢のような魔の群れを、UV1は、
(はいはい、こわいこわい)
と、もはや無視していて、
ゴートも、焦った様子は特になく、
「……おお、壮観だねぇ」
ボソっと、そう言いながら、しかし、ペロっと上唇をなめて、
「けど、ぜんぜん、恐くねぇ。むしろ、ありがたい」
歓喜に震えていた。
当然。
山ほどのカモがネギを背負ってきてくれた。
こんなに嬉しい事はない。
「ぶっちゃけ、解析してしまえばすぐなんだが……ちょうど、どのくらい強くなったのか確かめたかったところ。お前らの命で実験させてもらう」
一斉に襲いかかってくるモンスターの群れに向かって、そうつぶやくと、
「狂気のマッドサイエンティスト、ゴート・ラムド・セノワールの生体実験に志願してくれて、心から感謝する。せいぜい、必死にあがけ。無駄だけど」
ゴートは、
「……『サモンソード・X』……」
巨大な剣を十本召喚した。
ゴートの周囲を浮遊する十本の剣。
「んー……念力、ムズいなぁ……勇者みたいに鋭くは動かせねぇ……」
集中することで、剣を飛ばす事はできた。
しかし、勇者のようにヒュンヒュンと『意志をもっているかのように動かす』のは難しかった。
「まあ、でも……」
ザクッ、ザシュッ、スパァ――
凶悪な魔力を込めている剣なので、適当に振り回すだけでも巨大なダメージにはなった。
もっと言えば、放り投げるように、上へと飛ばしてから落とすだけでも、当たれば敵は死んだ。
テキトーに十本の剣をふりまわしているだけでも、サクサクと死んでいく王級モンスターの群れ。
そんな事をしている内に、
「ん……少しずつ分かってきたぞ。念力だけじゃ無理だが、魔力をブチこんで、自律行動を取るようにプログラミングしてやれば……」
先ほどの1000体の中に、その手の技能や魔法が得意なモンスターもいたようで、特に訓練した訳でもないのに、ちょっとした思いつきのアイディアがすぐに形となる。
気付けば、十本の剣は、ゴートの想いのままに動くようになっていた。
「ははは、改めて、勇者がどれだけ凄かったか分かるな。これだけ無数の技能を併用して実現させたチートコントロールによる動きよりも、実際のところ、勇者の『サテライト・エクスカリバー二式』の方が華麗だってんだから。まあ、威力の方は当然、俺の『サモンソード・X』の方が上だけど。てか、レベル差的に、そうじゃないと、逆にやべぇ」
豪速で空間を駆けまわり、モンスター相手に無双している十本の剣。
相手からすれば、この上ない地獄。
「ちょっと改良して、剣先に魔力を集積させ、撃ちだせるようにすれば……はは……こうすりゃ、完全にファ○ネルだな。行けぇええ、フィン・フ○ンネルッッ!!」
ヒュンヒュンと飛びまわり、狙いを定め、剣先から熱エネルギーや雷撃等を発射するようになった十本の剣。
王級・超王級モンスターはもちろん、
神級のモンスターでも、まともに抗えてはいない。
圧倒的な神々しいオーラを放つ強大な『神級モンスター』であっても、ゴートの前では、踏みつぶされる虫のように、一瞬でサクっと殺される。
ゴートの力は異常すぎる。
もはや、次元が違う。
結果、
ほんの数分で、
「うっわぁ……俺TUEEE」
10000体のモンスターは全滅していた。
そして、
ゴートは、その全てを吸収する。
ゴートの成長はとまらない。
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