『経験値12000倍』のチートを持つ俺が、200億年修行した結果……
21話 神帝陛下についての認識度合い
21話
※ ここらで、ゼノリカの『主に対する認識度合い』について、少しだけ。
ゼノリカの天上に属する者でも、『神がどれほどの高み』にいるか、具体的には知らない。
というか、一ミリも知らないと言っても過言ではない。
主に最も近い三至天帝ですら、
――おそらく、師の存在値は……我々の三倍近く
……いや、さすがにそれはないか? しかし、師ならばありうる――
と、その程度にしか思っていない。
まさか、主の力が『現時点のMAXで17兆だ』などと夢にも思ってはいない。
しかし、それも、当たり前の話。
彼らの認識では、三至天帝の領域――『存在値999』で、神より強い、生命の限界に達した領域。
噂に聞く、『超神』や『究極超神』と呼ばれる超々々々高次生命ともなれば、間違いなく1000を超えているだろうとは思っている。
が、それでも自分たちの『1・5倍』か、
もっとぶっとびでズバ抜けていたとしても『2倍』くらいだろう。
それが、現世における認識の限界。
『3倍はさすがに言い過ぎだろうな……しかし、倍以上は確実。我らの倍とはなんと凄まじい力……神という領域は、やはりハンパではない』
それが、彼らの『常識の範囲内で予想できる領域』の限界。
三至天帝は、何度か現世で、センと闘った事がある。
その時に感じた存在値を、仮に数値化すると自分達の2倍か2・5倍、もしそれより上だったとしても3倍まで。
その程度の判断が限界であり、そして、その認識は、一応、事実でもある。
弟子と組手する際に神化するほど、センはイカれていない。
Q 今まで、センは、自分の存在値を言わなかったの?
A 言って、ナニになんの?
現世では『3000』も『17兆』も、
『誰も相手にならない』という意味で同じなのに。
それなのに、知ってもらいたいってだけの理由で、必死に証明する?
まず、どうやって証明するのって話もある。
アリに、ゴリラと幼女の握力の違いを正確に理解させられる?
概念レベルで理解不可能という時点で、知性のあるなしはほとんど関係ない。
もちろん、センならば可能。
いくつかの手段を用いて、己の力を証明する事は可能。
けれど、それは、すなわち、こういうこと。
『ほらほら、俺の力、17兆だよ? 見て見て。
5000とか、10000とか、530000とかでも、
もう、わけわかんない領域で、たいがいブッチギリなのに、
それよりも、遥かに上で、
1億とか、10億とか、100億とかでもなく『兆』の領域だよ?
お前らが超えられない1000という壁を超えて、かつそれの1億倍、
それよりもっともっと上の、17兆だよ?
よくわかんない? ちょっとまって、こうした方が分かりやすいかな。
え? まだわからない? めんどいなぁ、じゃあ、これならどうだ!
ほら、ね? 俺、強いでしょ?
その気になれば、全宇宙をワンパンだよ?
俺、すごくね? ねぇ、すごくね?』
……凶悪にダサくね?
――センは、特に理由もないのに現世で神化するDQNでもなければ、自己顕示欲の塊(いかに自分が強いか必死に説明するクソダサ野郎)でもない――
――ゆえに、ゼノリカの天上、その『最上層』であっても、
センの正確な実力は把握できていない――
『神という超次の存在が実在する事』くらいなら当然、『天下』の者でも知っている(認知レベルに差はあれど)し、『天上の何名か』は、実は、『実際にセン以外の神にも会った事がある』のだが、当然、神々は、コスモゾーンによる概念制御を受けているため、仮に、
「神の存在値は、『数百万』とかが当たり前だよ」
と言われても、
「じゃあ、その力を見せてみろや。ありえねぇだろ」
と言われて、セン以外の者では証明出来なくて終わり。
――だった。
今までは。
しかし、ここからは違う。
三至天帝は、輝き始める。
神の領域。
長く超えられなかった壁、存在値1000を遥かに超越した『神の領域』に足を踏み入れる。
そして、ゆえに、だからこそ、『知る』事になる。
自分たちの師が、想像を遥かに超える高みにあるということ。
理解しているつもりだったが、
『勘違い』すら出来ていなかったと言う、
そのトチ狂ったような事実に、
ゼノリカの者達は、
これから、徐々に、気付いていく。
――そして、ゼノリカは、
センにとって、より面倒くさい、狂信者の集団になっていくのだったとさ。
めでたし、めでたし。
※ ここらで、ゼノリカの『主に対する認識度合い』について、少しだけ。
ゼノリカの天上に属する者でも、『神がどれほどの高み』にいるか、具体的には知らない。
というか、一ミリも知らないと言っても過言ではない。
主に最も近い三至天帝ですら、
――おそらく、師の存在値は……我々の三倍近く
……いや、さすがにそれはないか? しかし、師ならばありうる――
と、その程度にしか思っていない。
まさか、主の力が『現時点のMAXで17兆だ』などと夢にも思ってはいない。
しかし、それも、当たり前の話。
彼らの認識では、三至天帝の領域――『存在値999』で、神より強い、生命の限界に達した領域。
噂に聞く、『超神』や『究極超神』と呼ばれる超々々々高次生命ともなれば、間違いなく1000を超えているだろうとは思っている。
が、それでも自分たちの『1・5倍』か、
もっとぶっとびでズバ抜けていたとしても『2倍』くらいだろう。
それが、現世における認識の限界。
『3倍はさすがに言い過ぎだろうな……しかし、倍以上は確実。我らの倍とはなんと凄まじい力……神という領域は、やはりハンパではない』
それが、彼らの『常識の範囲内で予想できる領域』の限界。
三至天帝は、何度か現世で、センと闘った事がある。
その時に感じた存在値を、仮に数値化すると自分達の2倍か2・5倍、もしそれより上だったとしても3倍まで。
その程度の判断が限界であり、そして、その認識は、一応、事実でもある。
弟子と組手する際に神化するほど、センはイカれていない。
Q 今まで、センは、自分の存在値を言わなかったの?
A 言って、ナニになんの?
現世では『3000』も『17兆』も、
『誰も相手にならない』という意味で同じなのに。
それなのに、知ってもらいたいってだけの理由で、必死に証明する?
まず、どうやって証明するのって話もある。
アリに、ゴリラと幼女の握力の違いを正確に理解させられる?
概念レベルで理解不可能という時点で、知性のあるなしはほとんど関係ない。
もちろん、センならば可能。
いくつかの手段を用いて、己の力を証明する事は可能。
けれど、それは、すなわち、こういうこと。
『ほらほら、俺の力、17兆だよ? 見て見て。
5000とか、10000とか、530000とかでも、
もう、わけわかんない領域で、たいがいブッチギリなのに、
それよりも、遥かに上で、
1億とか、10億とか、100億とかでもなく『兆』の領域だよ?
お前らが超えられない1000という壁を超えて、かつそれの1億倍、
それよりもっともっと上の、17兆だよ?
よくわかんない? ちょっとまって、こうした方が分かりやすいかな。
え? まだわからない? めんどいなぁ、じゃあ、これならどうだ!
ほら、ね? 俺、強いでしょ?
その気になれば、全宇宙をワンパンだよ?
俺、すごくね? ねぇ、すごくね?』
……凶悪にダサくね?
――センは、特に理由もないのに現世で神化するDQNでもなければ、自己顕示欲の塊(いかに自分が強いか必死に説明するクソダサ野郎)でもない――
――ゆえに、ゼノリカの天上、その『最上層』であっても、
センの正確な実力は把握できていない――
『神という超次の存在が実在する事』くらいなら当然、『天下』の者でも知っている(認知レベルに差はあれど)し、『天上の何名か』は、実は、『実際にセン以外の神にも会った事がある』のだが、当然、神々は、コスモゾーンによる概念制御を受けているため、仮に、
「神の存在値は、『数百万』とかが当たり前だよ」
と言われても、
「じゃあ、その力を見せてみろや。ありえねぇだろ」
と言われて、セン以外の者では証明出来なくて終わり。
――だった。
今までは。
しかし、ここからは違う。
三至天帝は、輝き始める。
神の領域。
長く超えられなかった壁、存在値1000を遥かに超越した『神の領域』に足を踏み入れる。
そして、ゆえに、だからこそ、『知る』事になる。
自分たちの師が、想像を遥かに超える高みにあるということ。
理解しているつもりだったが、
『勘違い』すら出来ていなかったと言う、
そのトチ狂ったような事実に、
ゼノリカの者達は、
これから、徐々に、気付いていく。
――そして、ゼノリカは、
センにとって、より面倒くさい、狂信者の集団になっていくのだったとさ。
めでたし、めでたし。
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