悪役令嬢になった私は、死にたくないので、フラグ折りを頑張ることにした。

あおい

サブ攻略対象者

サブ攻略対象者といっても、サブのなかには二つのルートがあり、私のお兄様と、女の子二人を攻略できる特別ルートと、私の執事と、王子補佐兼宰相と、第一王子兼高校の担任のアナザールートがあったと思います。

アナザールートの攻略対象者の三人。

一人目、ケイン・ハワード。私が十歳の時に、私の執事となります。ケインルートは、死にかけたところを私に気まぐれで拾われ、それから玩具にされ、心をやんでしまい、ヒロインがそれを助けるという設定でした。
できれば、関わりたくないのですが、関わってしまった場合、優しく接すれば多分大丈夫でしょう。

二人目、王子補佐兼宰相のベンジャミン・デヴィート。
このキャラはなんというか、濃いです。なにせ、やんでれフェロモンイケメンですから。
ベンジャミンの場合は、王子補佐として育てられることに嫌気がさし、女の子をたらしこむようになりました。ヒロインに惚れてからやんでれが発覚します。

エルヴィスと関わらない限り、関わることはないと思うので、そこまで注意する必要はないでしょう。

三人目、高校で私の担任になる、灰谷  真楓(まなか)。
このキャラは超が付けほどの変わり者で、第一王子なのに継承権を放置して、先生になったという設定です。面倒くさがりなのに、面倒見がいいというよくわからないキャラでしたが、私の前世の妹はこのキャラが大好きだったようです。
メインの翼と同じく、高校に行かない限り関わることはないので、そこまで警戒しなくても大丈夫でしょう。


特別ルーとの攻略対象者三人。

一人目、私のお兄様のカルロス・フローレス。
特別ルートに入らない限り出てこない超レアキャラで、読書好きの常識人です。だけど、家に引きこもったまま出てこないため、攻略するには家にたくさん通うことになります。

お兄様が引きこもったのは、貴族会の重圧に耐えられなくなったからと、私と遊んだあと私が病気をしてしまったからなはずです。

ならば、いまからお兄様と遊びまくって、私が元気だと教え、せめて家では貴族会の事を気にしなくていいようにケアをすれば大丈夫だと思います。

二人目、高校で、ヒロインの友人になる 三里  歌調(かちょう)。
このキャラは、ヒロインのいわばサポート的立ち位置にいるキャラです。乙女ゲームでは珍しい百合ルートです。シナリオ的には、ヒロインの友達として仲良くしていく内にヒロインをとられたくないと思い、自分の想いを自覚するとかいうものでした。
このキャラとも、高校に行かない限り関わることはないので大丈夫でしょう。

三人目、男装令嬢の加藤 シャノン。
このキャラは、小さいときに弟をなくし、気が狂ってしまった両親のために、自分を殺し弟になりきった健気で、辛い過去を持ったキャラです。寡黙で感情を表に出さないのが特徴でした。
このキャラとも、高校に行かない限り関わることはないとは思いますが、記憶が正しければ、とても偉いところの令嬢(令息?)だったので、この先のパーティーとかであってしまう可能性はあります。あってしまっても、知らないふりしましょう・・・。

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