厭世記

Tagayax99812

上段一条 金というは、

金というは、社会の根源であり、
絶対悪の存在である。

社会は金で動き、
金の存在があって経済が成立する。

その金を得るために、人は
その力を使い、人を憎しみ、
あるいは殺す。

人を踏みにじることで金を得ている。

金の存在によって、
人は、傲慢になり、
あるいは卑怯になり、
またあるいは堕落する。

社会の上・下を決めるのは、
金でしか無い。

金さえあれば、という人がいる。
言い得て妙である。
実際に金が至上なのだ。

金が神になる存在なのだ。

金、金、金、全ては金。

実際は、
算数で扱うような
数字にしかならないことを、
誰も知らない。

金は悪である。

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