内緒の親友

レイ

本当の姿1

「どう?この世界は。気に入った?」
エイミーが尋ねると
「うん!私この世界にこのままずっといたいよ!夢見たい!!」
と、とても満足そうサラは言った。
「ほんと?よかった。じゃあ、サラの家に案内するわ。」
「そんなの準備してくれてるの?魔法ってすごい!」

「それっ!」
エイミーは人差し指を動かして私を浮かばせた。
「ちょっと、何!?」
「家まで一気に飛ぶよ!」
エイミーはそういうと自分も宙に浮き、ヒュー と空を飛んだ。
「うわー!!怖い!」
「両手を広げてバランスを取るのよ!」
サラはエイミーに言われたとうりに両手を広げてみるとバランスがとれた。
「楽しーい!」

しばらく飛んでお城らしき建物の前でエイミーはサラを下ろした。
「ここよ。」
サラは戸惑った。
「え、ここ?お城じゃん。こんな豪華にしてくれなくていいのに。」
「そう。あなたはこの世界の王女様なのよ。」
「…え?」

続く




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