最弱属性魔剣士の雷鳴轟く

相鶴ソウ

175話 決着……煌龍登場!!

「なんっっじゃこりゃっ!?」


 少しだけ時間は遡り、リュウが左の通路、その先をある程度調べ終え、玄関ホールへ帰ってくると、外は大きな竜巻が起こっており、そこから時折漏れ出す斬撃がアジトの壁を貫通して中にまで影響を与えていた。


「像も真っ二つになってるんだけど!強すぎない? え、強すぎない?」


 レオの斬撃で玄関ホール正面に奉ってあった気持ちの悪い悪魔のような像は上半身と下半身で切断され、上半身は地面に転がっている。像と言ってもリュウの何倍もある像で、ただ斬るだけでもかなり大変だろう。


「大丈夫なのかよ……ん? なんだこの感覚」


 現在の竜鎧装りゅうがいそうはリュウの視覚、聴覚、嗅覚、感覚、味覚の全てが竜……には遠く及ばないが、人間離れした五感へと引き上げている。筋肉、骨、血液から鱗、牙爪に至るまでを竜へと急激に進化させる能力を持つ竜鎧装りゅうがいそうの真の力がこの五感とのリンクである。
 雷化・天装衣ラスカティグローマ等の天装衣と大きく違う点は体質の変換、ではなく自身の体質を大きく進化させて竜へと変化する点だ。
 その分大きく寿命を削るが、そもそも竜鎧装りゅうがいそうを持って生まれた者は生命力が強く、更には少しずつ竜の体質が自らの体質へとなっていく為長寿の傾向にあり、そのデメリットを相殺している。


「この感じ……すごい気持ち悪い……」


 今リュウの体は何かに揺られるように振動を全身に受けている。
 細かく小さな振動を体は感じ取っているが、上手くリンクできていない為にただ気持ち悪いという感覚に襲われている。本来ならもっと明確に感じる事ができるが、リュウは五感リンクが上手くいかず、不完全なリンクしかできていない。


「この空間に入り口とは別の風の流れを感じる……窓でもレオが開けた穴でもない。もっと低いところから別の流れが……ここか!」


 殆ど本能に従って現在は下半身だけを奉っている祭壇に拳を打ち込む。拳を中心にヒビが入り、下半身と祭壇ごと破壊する。
 祭壇が粉々に砕け散り、下半身も砕けて落ちてきたせいで砂煙が舞う。そしてその下から地下へ続く階段が現れた。レオの斬撃により祭壇が動き、地下からの風が漏れ出していたのだ。


「この下に支部長って奴が居るんだよな。レオは強敵って言ってたし……理由つけて帰れないかな……」


 その時リュウの背後の壁がレオの斬撃によって穴が空く。まるでレオに「早く行け」と言われているかのようなタイミング。


「わかったよ! 行けばいいんだろ!!行けば!!」


 半ばやけくそ気味にリュウは階段を降りていく。





「お、お邪魔してまーす……」


 階段を降りた先には扉が一つだけあり、少しだけ開けて中を覗くと細長い部屋になっていた。右側には鉄格子が張られ、奥に人の気配もする。左側は壁で、一定の間隔で灯りが付けられている。


「な、何だこの部屋……うっ、解除オープン


 リュウはビビる事も忘れて部屋に入る。数歩入っただけで独特の腐臭や血の匂いが鼻を突く。五感が鋭くなっている状態でその匂いを嗅ぎ続けるのは危険と判断し、すぐに竜鎧装りゅうがいそうを解除する。
 中にはどう見ても健康な体ではない人達が床に突っ伏しており、生きているのか死んでいるのかすらわからない。


「お、おい、あんた達!」


 リュウは鉄格子を掴み、語りかける。


「生きてるか? 大丈夫か?」


 だが、リュウの呼び掛けに答える者はいない。比率的には女性の方が多く、年老いた男の人や若い少年もちらほら見受けられる。


「お……おい……」


 そんな時、一人の男の声が小さく聞こえてきた。少し先に格子をしっかり握ったまま突っ伏している男がいた。
 まだ若く、ガタイもいい。なのにとても弱々しく、いや、間違いなく衰弱しきっていた。


「おい、どうした」

「この先に……少女が……」

「大丈夫かよ!」

「俺達はもうダメだ……助かったとしてもまともな生活は送れない……だが、今拷問部屋にいる……ゴホッ……ゲホッゲホッ……あの少女はまだ助かる……」

「拷問部屋……?」

「あの扉の向こう……そこに……奴も……」


 入ってきた扉とは反対側の扉を指差し、その男は頭を落とした。死んではいないだろうが、もう長くもないだろう。


「奴って誰だよ……おい、死ぬなって!!」


 リュウが呼び掛け、揺さぶってももうその男は顔を上げない。上げるだけの体力も精神力ももう残されてはいない。


「何なんだよここ……盗賊団のアジトじゃねーのかよ!!」





「あ、ぐぎゃぁぁぁぁぁぁ……ハァ……うぐ、あぁぁああぁぁああ…………」

「ふむ、いつでも新鮮な反応。俺様は嬉しいよプリティガール」


 ほぼ同時刻、拷問部屋ではまさにサエの拷問が続いていた。


「とはいえあと数時間もすれば昨日の魔石の効果は切れるでしょう……次はどんな魔石を使いましょうかね……」

「……かい……し……」

「ん?」

「……解放……しろ………」

「はい、いいですよ……とでも言うと思ったか? お前は壊れるまで、いや壊れてもなお俺様の玩具として俺様を楽しませ続けるんだよ!」

「……この……ゲ……」

「ゲスがッ!」


 ラファームの丁度背後にある扉が吹き飛び、竜鎧装りゅうがいそう全身フルメイルのリュウが現れる。普段のビビリで調子のいいリュウではない。怒りに燃えたリュウ。


「な、何だお前は……まさか侵入者っていうのは……馬鹿な、三剣獣と〈猿狩り〉が居たんだぞ!? ありえない……」

「お前が支部長か」

「……チッ、所詮は捨て駒ということか」

「俺はリュウ、お前を地獄に叩き落としてその娘を助ける」

「フッ……調子に乗り過ぎだ 俺が何故支部長を任せられているか教えてやろう」


 ラファームはポケットから小さな魔石をいくつも取り出し、リュウに投げつける。リュウは咄嗟に腕をクロスしてガードしたが魔石は発光し、爆発した。
 衝撃に少しよろけるが、リュウも全身を鎧に守られているだけあって簡単にはやられない。


「っ……なんだこれ」

「爆魔石、魔力を流し衝撃を受けると爆発する魔石だ」

「……くらえっ!」


 煙の中から現れたリュウは右手を振り上げ、ラファームへストレートに拳を突き出す。


「ハッ! 自爆しな!」


 親指で弾いた魔石がリュウの拳に当たると妙な脱力感がリュウを襲い、その後魔石から衝撃が迸り、後ろへ大きく吹き飛ばされる。


「これは衝撃を吸収し数倍の力で返す魔石。俺は支部長に就く前、魔石商人として世界を渡り歩いていた。魔石に関して俺の右に出るものはいない。俺がただの拷問好きに見えたのならお前の負けだ! 俺は戦っても強い!!」

「元々お前みたいな奴知らないし、お前が強くても関係ないっ! 俺はお前が嫌いだ! 竜鎧装りゅうがいそう……もっと力を寄こせ!!」

「これは……?」


 リュウの右手の上で球状のエネルギーの塊が現れる。
 体を進化させ竜の力を得た体だからこそ使える竜の魔力。それを一点に集め凝縮したのがこのエネルギーの塊。本来、人の魔力というのは人の体を通して別の性質へと変換して放出される。しかし、この竜の魔力はそれだけで大きな力を持つエネルギー体。つまり魔力だけでも大きな武器となる。


「竜の気は如何なる者でも怯ませ、その咆哮は山をも溶かす……我龍弾カノンッ!!」


 警戒しているラファームに向けて右手を突き出し、大砲のような勢いでエネルギーを打ち出す。レーザーにも見えるそれは狙いを若干逸れ、ラファームの頭上を通過し、反対側の壁に直撃。爆発を起こし、壁に溶けたような跡か残る。


「ファ……ファッファッファッ! どこを狙っている……馬鹿めが!!」


 その威力に一瞬は臆したラファームも、急激に魔力を使いすぎたせいで膝をついたリュウを前に、威勢を取り戻す。


「ハァ……ハァ……上で火竜砲カノン・オブ・サラマンダーを使ったり、連続で竜鎧装りゅうがいそうを呼び出したせいで……」


 一度は膝を付き、荒い息を吐きながらもリュウはもう一度立ち上がる。とはいえ精神的な疲れも出てきている。魔力という概念に縛られていない竜鎧装りゅうがいそうだが、装着者の精神力を大きく削る。もともと長期戦には向かない代物なのだ。


「切り札も切ってしまったなぁ! さぁ、俺を最高にイライラさせてくれたお前も……」

「よく、見ろよ」


 リュウが指した先。ラファームの胸、いやその後ろを指している。そう、サエだ。ラファームが振り返るとそこにサエは居ない。


「どこへ……」


 チャリン。という金属がぶつかる音が鳴ったと同時にリュウの背後にある扉からサエは部屋を出る。だが、まだ魔石の効果中。
 歩くだけでも激痛が走る体でラファームの一瞬の隙を突いて走ったのだ。


「馬鹿な、鎖で……そうか! さっきの技、わざと外したのか!?」


 先程リュウが放った技、我龍砲カノンは確かにラファームには当たらなかったが、その後ろで拘束されたサエの鎖を溶かすにはぴったりな位置だったのだ。


我龍砲カノンは岩盤だろうがなんだろうが溶かす技だ。お前にそのまま打てば後ろの娘まで貫通するからな……」

「猪突猛進なだけかと思えば……意外と切れる」


 サエが十分離れた事を確認し、リュウも後退し廊下に出る。


竜鎧装りゅうがいそう! 土震鎧ロック・フルメイル。そして……火炎篭手サラマンダー・アーム


 竜鎧装りゅうがいそうのトゲトゲの先端部分が土の様な材質に変わり、右腕は赤い模様が付いた篭手へ変化する。


「ハッ……!」


 リュウが両手を合わせると鎧が壁や地面、天井に向かって伸びて突き刺さる。
 その廊下を埋め尽くすように、リュウ自身が壁となるかのように鎧が土を伸ばしてサエとラファームの間に隔たりを作る。
 そしてリュウは右手の赤い篭手を前に突き出し、ラファームに狙いを定める。


「ま、待て……待てっ!! いい加減にしろよお前らァ!!」

「行くぞ……」

「いいのか!? 俺に手を出せば本部に潰される……! 今見逃せば黙っておいてやっても……」

「こんなゲスな連中、本部ごとぶっ潰す! 食らえ! 火炎砲カノン・オブ・サラマンダー!!!」


 リュウの右手が赤く光り、部屋を埋め尽くす程の炎を掌から噴射する。
 拷問部屋の出入り口は一つしかなく、噴射された炎は部屋の中を埋め尽くし、ラファームの全身を炎で包む。


「う、ぐああぁぁぁぁぁぁぁ」


 ラファームの断末魔が響き、黒い影が苦しげに悶える。
 逃げ場無く噴射され続ける炎はどんどん温度を上昇させ、遂には壁や天井も溶かしていく。


「と、止めて!」


 サエの声でリュウも右手を閉じて炎を止める。
 それと同時に魔力が限界を迎え、土の鎧が崩れる。そのまま竜鎧装りゅうがいそうも強制的に解除された。魔力は本当にあと僅か残っているだけで、身体的にも精神的にもほぼ限界だろう。その証拠にリュウも膝をついて荒い息をついている。
 炎は若干弱くなったが、未だに壁や天井を……そしてラファームを焼き続けている。


「早く……はぁ……はぁ……ここから出ないと、崩れる!」


 サエの言葉を聞き、気力を振り絞ってリュウも立ち上がる。


「ここの人達は……?」

「構うな……行け……」


 リュウに拷問部屋の事を教えた男は喋るだけでもしんどいはずなのに満面の笑みで親指を立ててリュウを見る。


「スッとしたぜ……」

「すぐに戻ってくる!」


 リュウはサエの手を引き、出口へ走る。
 とはいえサエもまだ魔石の効果時間内。リュウに手を引かれたとき思わず痛みで身を縮こませる。


「え? あ……ご、ごめん」


 壁や天井にヒビが入り、今にも崩れようとしている。


「少し我慢しててね」


 リュウはサエをお姫様抱っこし、格子の前を駆け抜ける。
 扉を蹴り破り、階段を三段飛ばしで駆け上がり、地上へ帰ってくる。さっきとは打って変わって静かな地上。アジト内も外もシーンとしている。


「早く、助けに……」


 リュウがサエを慎重に寝かせ、すぐに戻ろうとしたとき、地下への階段が崩れ、瓦礫に埋まってしまう。


「あ、ああ! クソ……助けられなかった。いや、まだ間に合うかも 竜鎧装りゅうがいそう全身フルメイル!!……駄目だ、全身フルメイルを呼び出すほどの体力が残ってない……」

「……名前は?」


 サエが片目だけを開けて、リュウに聞く。リュウも動きを止め、振り返る。


「……俺は、リュウだけど」

「そう、優しいのね」

「君は?」

「私はサエ。助けてくれて、あり……がとう……」


 若干涙ぐみながら礼を言うサエの声が途切れ、驚いたように目を見開く。


「なになに、どうしたの! 助けたのは当たり前……」

「わからないの? 物凄い魔力……痛ッ」


 思わず起き上がろうとしたサエは全身に走る痛みでまた同じ体勢に戻る。肩で息をしながら、反対方向……つまりはアジトの入り口を向き、サエは考える。


「これだけの魔力、パンツェ達よりもでかい……それがアジトの外から感じる」

「外? 外ならレオがいるよ」

「レオ?」

「俺の仲間だよ。外でラファーム以外の全員を相手してたけど……今静かだよね」

「そのレオって人はこんなにも強大な魔力を持ってるの?」

「いや、レオは魔術使わないし魔力とかそもそもないような……」

「じゃあこの魔力……その人危ないかも! すぐ行って!」

「え? あ、お、おう!」


 リュウはとりあえずただ事ではないんだと理解し、アジトの外に出る。アジトに入る前よりも空き地が広がっている気がする。というより木々が切り倒されて広く感じる。
 周囲には団員と思わしき人達がゴロゴロ倒れており、その真ん中でレオは立っていた。と言っても辛うじて……だ。
 今にも倒れそうなレオの周囲に敵はいない。それでもレオは抜刀の構えをとったまま動かない。


「レ、レオ!」

「あぁ? 生きてたか。それより気を抜くなよ。今まで会ったことないレベルの奴がいる」

「奴って? どこにいるわけ??」

「上だ」


 リュウが見上げると、そこに奴はいた。
 光の結界のような円盤の上に立った若い男。耳は尖っていて髪はブロンド。そしてその優しい顔つきに対して圧倒的なまでの魔力の圧。
 とはいえその圧をリュウは十分の一も感じ取れていないのだが……


「おや? 数が増えましたか。いささか紫髪の青年では物足りなかった所です」

「レ、レオで物足りない……?」

「赤毛の君はどれほど楽しませてくれますか?」


 殆ど圧を感じなかった鈍感なリュウもその圧を一点に向けられて何も感じないわけがない。生物としての危険信号がリュウの中を駆け巡り、この男と相対する事がどれだけの事かを無意識に理解する。


「お、おおお……お前、お前誰だよ!!」

「私はハザック、〈煌龍〉のハザックです。今はウェヌス盗賊団の副団長をしていますが」

「し、知らねぇ……けどまぁいい!!」


 リュウは体の芯から震えていたが、その震えが一瞬ピタリと止まる。


「……? 雰囲気が変わった?」

「ウェヌス盗賊団……ちょうどぶっ潰したいと思ってたところだ!! 竜鎧装りゅうがいそう右腕アーム!」


 リュウの呼び掛けに竜鎧装りゅうがいそうは応える。とはいえ先程、全身フルメイルを呼び出そうとして失敗したように、もう体力も精神力もギリギリ。今もアームで限界だ。


「一撃で葬る……」

「おい、おれと合わせろ!」

「レオ! 行けるのか?」

「当たり前だ……至天破邪剣征流してんはじゃけんせいりゅう 突破の型 『大空を舞う龍の轟爪ごうそう』!!」

我龍砲カノン!!」


 飛ぶ抜刀と龍の一撃。二つが合わさり合いハザックへ迫る。だが、二人とも既に限界。技も本来の半分以下の威力しか出ていない。


「結界術 鏡逃水ミラージュ


 ハザックを守るように現れた一枚の魔法陣は我龍砲カノンと『大空を舞う龍の轟爪ごうそう』の合わせ技を受け、吸収し、そして弾き飛ばした。
 鏡盾シュピーゲルとよく似た技だが、性質は全くの逆。一定の魔力でどんな攻撃をも跳ね返す鏡盾シュピーゲルに対して、この鏡逃水ミラージュはその込めた魔力以上の攻撃を反射できない。
 その代わり、受けた攻撃を自分の魔力として変換して打ち出す為、術者に魔力を吸収されずに自分の魔術として攻撃することができる。二つの大技を反射したが、その反射した攻撃はリュウ、レオのどちらにも当たらず、倒れた団員を吹き飛ばして終わった。


「まず……流石に限界か」

「俺もだめだ……強制解除されちまった」


 二人とも満身創痍。もう技の一つも繰り出せないだろう。
 ウェヌス盗賊団への怒りに燃えたリュウも完全に打つ手がなくなってしまい、徐々に敗北という文字が頭に浮かび上がる。


「ここで君達を消すのは簡単ですが……やめましょう。貴方達が二人という可能性が捨てきれませんし、アルバレス支部だけでなく三剣獣まで倒されたのでは本部が黙っていません。放っておいても潰れるでしょう」

「なにを……!」

「何より万全の時の君達と戦ってみたいですから」

 レオが心外と言わんばかりに顔を上げた時、既にハザックの姿は無かった。敵に情けをかけられたと悔いるレオと助かったとひたすら安堵するリュウはどちらもほぼ同時に倒れた。


 ウェヌス盗賊団アルバレス支部。
 約半日で壊滅。支部長ラファーム、〈猿狩り〉、三剣獣オルセイン、ダーリア、カーミン全てが倒され、団員も全滅。
 更にはサエの救出成功。

 勝者、レオ、リュウ。

 しかし、〈煌龍〉のハザックによる襲撃で両者戦闘不能。

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コメント

  • 相鶴ソウ

    あ…完全に誤字ですね…
    ありがとうございます 修正いたしました

    0
  • 330284 ( ^∀^)

    魔石がレオの拳に リュウじゃ無いんですか?

    1
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