異世界に来たから旅をします。

田中サァン

023 回復ポーション

良し、セットOK!
ポーション作るか!

んーと、これとコレを粉末にして、これをA.コレをBとつけよう。



┈┈┈┈┈作り方┈┈┈┈┈

(1):AとBの粉末を混ぜる。
(2):ABの粉末に聖水を入れる。そして、混ぜる。
(3):瓶に液体を入れる。
(4):完成!




「やっと終わったぁぁぁぁー!」

疲れた…
だって、(1)〜(4)の工程を何回も繰り返してるんだから…

「んーと、ざっと300個ぐらい出来た…多いな」

ま、良いか…
とりま、《ハイナ院》に行きますか!


◌⑅◌┈┈┈┈┈┈┈┈┈テク.テク.テク┈┈┈┈┈┈┈┈◌⑅◌

《ハイナ院》

「すみませ〜ん。依頼で回復ポーションを持って来たのですが〜」

「はい、依頼ですね。こちらにかけてお待ちください。」

5分くらい座って待った。

「依頼で来た方ですか?」

「あ、はい」

「では、こちらの部屋へどうぞ。」

個室に案内された。
中には、男の人がいた。

「こちらへかけて下さい」

「はい」

わたくし、《ハイナ院》の院長をしております。ハイナと申します。」

「あ、俺は、冒険者のゼロです。」

「では、ゼロ様。回復ポーションですが、いくつほどご用意出来ますか?」

「質問に質問で返して失礼ですが、回復ポーションはいくつほど必要なのでしょうか?」

「60個です。」

ハイナさんに、ポーションを60個渡した。

「60個ちゃんとあると思いますよ?」

「あ、あの…」

「はい、どうかしました?」

「この回復ポーションは、どれも質が良いものじゃないですか!?」

「そうなんですか?」

「はい!こんな質の良いものはそう手に入りません!」

「依頼は、これで良いですか?」

「あ、すみません。依頼は終わりで良いです。」

依頼は、これで終了だそうだ。

「ゼロ様、こちらが報酬の銀貨6枚、銅貨50枚です。」

 「ん、多くないですか?」

確かに銅貨が50枚多い…
何故だろう?

「これであっているよ。回復ポーションの質が良かったから少し多めに報酬を与えたのだよ」

「ほう、そうなんですか…」

「ああ、だから受け取ってくれないか?」

「ありがたく貰います。」

報酬の銀貨6枚と銅貨50枚を貰い、《ハイナ院》を出た。










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