異世界に来たから旅をします。

田中サァン

015戦争開始

よし!皐月草原に着いたぁー。

「黎くん、私は攻撃魔法を使うから騎士を援護するけど。黎くんはあそこの白いテントの中に行ってね!それじゃあ!」
「え、あっはい!」

俺は、テントへ向かった。

「すみません〜。」
「なんだ?」
「キャティー先生にこのテントへ行けと言われて来たんですけど…」
「キャティー様に!?」
「はい…」

キャティー先生が様付けされてる…

「お前だったのか…名前は、なんて言うんだ?」
「レイ・オカノです。」
「そうか。よろしくな!レイ」
「よろしくお願いします!」
「俺は、カリーナ・サイアだ。カリーナでいいぜ」
「はい」

女の人みたいな名前だな。

「今、女みたいだなって思っただろ?」
「え、思ってませんよ!」

カリーナ、エスパーなのか!?

「そろそろ、始まるな。」
「えっ?」

その瞬間…

「進めー!」

バッンズッドン!!等の大きな音がなった。

「俺達の出番は後半かな?」
「そうなんですか?」
「ああ、治癒師だから怪我したやつを治すんだろ?だから、前半で出たら回復出来る奴がいなくなっちまうだろ?」
「あぁー」

納得した…。

「ん?今回は速いな。もう怪我人が来たのか。」

その時…

「ここが治癒師が居るテントでございますか?」
「ああ、そうだよ。なんか用か?」
「はい、あなた達を殺しに来ました。」
「チッ、ここには戦える奴がいねぇ…」
「あ、申し遅れました。チャイニード国の忍びをやっております。ケレンでございます。」

カリーナが言ってたけど俺以外で戦える奴はいねぇのか。
俺はカリーナに小声で言った。

「俺は、攻撃魔法も剣術も出来ます。なので俺が時間稼ぎをしている間に騎士を呼んできてください。」
「ああ、分かった。」

カリーナはテントを出た。

「あーあ、お仲間さんが逃げちゃいましたね。」
「鑑定…」

―――――――――――――――――――――――――――
name:ケレン・サスキー

Lv/28
HP/800
MP/180

適正魔法


スキル
剣術Lv/6     隠密Lv/5

称号
チャイニード国の忍び

―――――――――――――――――――――――――――
なんだ?キャティー先生よりレベルは低いじゃないか。
でも…HPが高い…   

「ん、何です?怖くて声も出ないのですか?」
「いいえ、僕が貴方と戦います!」
「はぁ?随分舐められましたねぇ…」

俺は、キャティー先生に貰った魔石を取り出した。

「雷よ、奴に槍を刺せ…雷槍」
「そんなものは効かん…」

「グ、グハッ!」


ん、こんなに弱いのか?
そこに、騎士を連れてきたカリーナが戻って来た。

「大丈夫か?!レイ!」
「うん。」
「あれ?ケインってやつは?」
「それなら、そこに寝てるよ?」
「「うわぁ?!」」

騎士の人達もビックリしていた。
それもそのはず、三分くらいで敵を倒したんだもの。

「これを殺ったのは、お前か?」
「はい」

初対面でお前?酷くね。仮にも敵を倒したんだぞ?

「礼を言う。ありがとう。」
「いえ、当然の事をしただけです。」
「あと、カリーナ。こいつらの怪我を治してくれないか?」
「ああ、分かったよ」

カリーナは一人ずつ怪我を治していった。
これって効率悪くね。
俺は床に円を描いた。半径五メートルほどの。

「怪我をした方は、この円の中に入ってください。」
「レイ。何をするんだ?」
「怪我を治すだけですよ?」

皆、円の中に入ってくれた。

「それでは、この者達の傷を癒せ、場治癒エリアヒール!」
「おお!怪我が治っていくぞ?」
「本当だ!」

20人くらいの人を一気に治した。

「軽い怪我の人は全員治りましたよ!」
「レイ!どうやったんだよ、それ!」
「えっ、普通にエリアヒールを使っただけですけど?」
「すげぇな…」

これで、テントに入って来た敵も倒したし怪我人も治したし、大丈夫だろう。
普通より、少し速いけど…

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