【小説の書き方】愛楽優人の小説講座

愛楽優人(創作研究所)

■文章を書く時に気をつける事

■「てにをは」に気をつける

「てにをは」とは、単語の後について動詞や形容詞との関係性を表す「は・が・も・を・に」などの事です。

「てにをは」が正しく使えていないと、意味が変わってしまったり、読者に違和感を与えてしまいますので、たった1文字ですが気をつけて使いましょう。


○「私はがんばって手伝った」

○「私ががんばって手伝った」

○「私もがんばって手伝った」

○「私をがんばって手伝った」


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■ら抜き言葉

ら抜き言葉とは、「食べられない」を「食べれない」のように「ら」を抜いて書く事です。

しゃべっていると省略する事もありますが、文章では「ら」を省略してしまうと「文法としておかしい」という事になってしまいます。

ただ、「言葉の変化」として、「ら」がない方が自然に感じる事もあり難しい所です。

プロの小説家でも、知ってか知らずかわかりませんが、ら抜き言葉になっている事があります。


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■オノマトペ(擬音語・擬態語)について

オノマトペとは「擬声語」の事で、「音を表現した擬音語」と、「状態を表現した擬態語」があります。

一般的な小説では、オノマトペを使う事はありませんが、ライトノベルの場合は、読みやすさを優先しているため、直感的にわかりやすいオノマトペを使用する事もあります。

ただし、あまり使いすぎると文章が稚拙になってしまうため、バランスを考えて使いましょう。


○擬音語
ワンワン、トントン、ゴーン

○擬態語
スリスリ、ポヨンポヨン、グリグリ


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■顔文字や、インターネットで使用されている表現について

顔文字(^▽^)や、(笑)、笑いの「w」などの表現は、インターネット上やメール上では違和感を感じませんが、小説内に出てきた場合、読者に違和感を感じさせてしまうため、ストーリーでメールの文章を書くなどの必要な場合を除き、できるだけ使わない方が良いでしょう。


コメント

  • 姉川京

    ありがとうございます
    参考にさせていただきます♪

    あともし宜しければ僕の作品も読んでください!

    0
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