前世は皆に恐れられた優しき英雄、今世は出来損ないの英雄
纏い三
傷が完全に治った海と僕(リンクしている状態)は刀を腰にかけ右手には、海の相棒のステュムパリデスを逆手に持ち外に出た。
(それで星夜、どうやってあのアラクネを倒すの?)
『そうだね〜相手が火属性の魔物なら、水、氷属性なんだけど.....それがうまく行ってないのが現状だからな...』
僕は海の質問にそう答えた。
『まあ、少しずつかな?』
そう言った瞬間アラクネから物凄いスピードで、燃え盛る糸が飛んできた。
「っ!」
海はその飛んできた糸に反応が少し遅れ反射的にそらそうとすると海の意思に反しまたも右手が勝手に動いた。
その瞬間全方に厚いの氷の壁が出来上がった。
『海、話していたからって気をそらしてたらすぐ死んじゃうよ』
(いや、別に気を逸らしたつもりは.....)
そんな会話?している時でもアラクネは攻撃の手を緩めることはせず、逆に素早さが上がっていった。
——————————————————
僕と海が戦い始めてもうそろそろ四十分ぐらい経とうとしていた。
「ハァハァッ」
『海、そろそろ限界だよ』
海にそう言うと海は、諦めようとせずまたアラクネに向かって走り出した。
「はっ!」
気合を込めた一撃は、アラクネに届くことはなく、逆に海が電車にぶつかる一歩手前ぐらいで地面に背中から落ちた。
「僕はまだ、まだやれる!」
『だめ〜、もう魔力も体力も限界なので.....強制交代、僕がやる』
その瞬間海の体の操作は、僕に移った。気配と魔力の質が完全に僕へと塗り変えられた。
(それで星夜、どうやってあのアラクネを倒すの?)
『そうだね〜相手が火属性の魔物なら、水、氷属性なんだけど.....それがうまく行ってないのが現状だからな...』
僕は海の質問にそう答えた。
『まあ、少しずつかな?』
そう言った瞬間アラクネから物凄いスピードで、燃え盛る糸が飛んできた。
「っ!」
海はその飛んできた糸に反応が少し遅れ反射的にそらそうとすると海の意思に反しまたも右手が勝手に動いた。
その瞬間全方に厚いの氷の壁が出来上がった。
『海、話していたからって気をそらしてたらすぐ死んじゃうよ』
(いや、別に気を逸らしたつもりは.....)
そんな会話?している時でもアラクネは攻撃の手を緩めることはせず、逆に素早さが上がっていった。
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僕と海が戦い始めてもうそろそろ四十分ぐらい経とうとしていた。
「ハァハァッ」
『海、そろそろ限界だよ』
海にそう言うと海は、諦めようとせずまたアラクネに向かって走り出した。
「はっ!」
気合を込めた一撃は、アラクネに届くことはなく、逆に海が電車にぶつかる一歩手前ぐらいで地面に背中から落ちた。
「僕はまだ、まだやれる!」
『だめ〜、もう魔力も体力も限界なので.....強制交代、僕がやる』
その瞬間海の体の操作は、僕に移った。気配と魔力の質が完全に僕へと塗り変えられた。
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