私の幻想はホントにあった
22.戦闘時のガムの秘密に感動!!!
「ハァハァ・・・・・・ここまでは、さすがに追って来ないだろ」
「え?何で?」
「この図書館には、色々と大切に管理されてる、とても貴重な本が多いからね。中も外も、警備が厳重なんだよ」
「あ!確かに、そう言われてみれば、この前もさっきも、ここでいっぱい警備員さんを見た!!」
「だろ?だから、ここなら大丈夫さ」
「そっか!!」
「でもさ、ゼドルの仲間の人達、大丈夫かな?」
「大丈夫だよ!!俺の仲間達は、皆、強い!!超優秀な仲間達さ!!あんなヤツらにやられはしない!!」
「そっか!!あの人達も、カッコ良かったな~!!」
「ん?」
ミリカは顔を赤くした。
「あ!あ~!!実は、前から、ゼドルが戦ってるところを見ると、
とっても勇気があるし、カッコ良いな!!って思ってたの・・・・・・でも、さっき、ゼドルの仲間のあの人達が戦ってるところを見て、
あの人達も、凄くカッコ良いって思った!!」
すると、ゼドルも顔を赤くした。
「え!?ホントに!?ありがとう・・・・・・」
ミリカは、その時、そんなゼドルを見て、普段はカッコ良いゼドルも、テレると可愛い一面があるんだと思った。
「でも、俺の仲間達も、頼もしいだろ!?」
「うん!!あ・・・!そういえば、さっき、大変な状況だったのに、ガムを噛んでたけど、何で?」
「あ・・・あ~。アレは、魔法使いが魔法を使う時に必要なのさ。
魔力が入ったガム。アレを噛む事で、身体に魔力を取り入れる事が
出来るんだよ。1枚噛めば、1時間魔法が使える」
「そうなんだ!!あ!それと、何で、あのガムは、突然消えたの!?」
「あ~、あのガムは風船ガムなんだけど、ちょっと特殊でね。普通、ガムは、噛んだ後、袋に包んで捨てるモンだけど、魔法を使って戦う時、そばにゴミ箱なんてない事が多いし、捨ててるヒマもないから、捨てなくて済むように、膨らませて弾けると、その弾けた瞬間に消えるように作られてるのさ」
「へ~!そうなんだ!!凄いね!!便利!!」
「だろ~!?まぁ、ガムを噛んだ後、ゴミ箱がそばにないからといって、ポイ捨てするワケにはいかないし、かといって、ポケットに入れるのも汚いからね」
「なるほど!凄い!!ガムで魔法が使えて、しかも、膨らませて弾けた瞬間消えるなんてオシャレ!!私が好きなどのファンタジーにも、そんなの全然なかった!!」
「ファンタジー・・・・・・?何それ?」
「あ~、私達の世界の文化。〝ファンタジー〟っていうのは、
〝夢のような物語〟の事。私達の世界では、魔法は使えないんだけど、私達の世界にある〝ファンタジー〟ってジャンルの物語には、魔法を使える人が出てくるの。ファンタジーの世界でも、魔法にも
欠点や使うための条件や制限があって、作品によって、皆、魔法を使うための条件は違うんだけど、〝ガムを噛んで魔法を使う〟なんて、見た事ないし、弾けて消えた時、凄くビックリした!!」
「あ~、そうなのか」
「うん!!まぁ、私が今まで見てきたのは、全部作り話だったんだけどね」
「そっか!そうやって、君はずっと、魔法に憧れてきたから、
初めて会った時も、魔法を見て嬉しそうにあんな事を言ってたのか!!」
「あ・・・あ~・・・・・・」
その時、ミリカは、異世界へやって来て、初めてゼドルに会った時の、自分の「私の幻想はホントにあったんだ!!」という発言の事
を思い出した。
「あの言葉、聞こえちゃってたのか・・・恥ずかしい・・・・・・」
「え?何で?」
「この図書館には、色々と大切に管理されてる、とても貴重な本が多いからね。中も外も、警備が厳重なんだよ」
「あ!確かに、そう言われてみれば、この前もさっきも、ここでいっぱい警備員さんを見た!!」
「だろ?だから、ここなら大丈夫さ」
「そっか!!」
「でもさ、ゼドルの仲間の人達、大丈夫かな?」
「大丈夫だよ!!俺の仲間達は、皆、強い!!超優秀な仲間達さ!!あんなヤツらにやられはしない!!」
「そっか!!あの人達も、カッコ良かったな~!!」
「ん?」
ミリカは顔を赤くした。
「あ!あ~!!実は、前から、ゼドルが戦ってるところを見ると、
とっても勇気があるし、カッコ良いな!!って思ってたの・・・・・・でも、さっき、ゼドルの仲間のあの人達が戦ってるところを見て、
あの人達も、凄くカッコ良いって思った!!」
すると、ゼドルも顔を赤くした。
「え!?ホントに!?ありがとう・・・・・・」
ミリカは、その時、そんなゼドルを見て、普段はカッコ良いゼドルも、テレると可愛い一面があるんだと思った。
「でも、俺の仲間達も、頼もしいだろ!?」
「うん!!あ・・・!そういえば、さっき、大変な状況だったのに、ガムを噛んでたけど、何で?」
「あ・・・あ~。アレは、魔法使いが魔法を使う時に必要なのさ。
魔力が入ったガム。アレを噛む事で、身体に魔力を取り入れる事が
出来るんだよ。1枚噛めば、1時間魔法が使える」
「そうなんだ!!あ!それと、何で、あのガムは、突然消えたの!?」
「あ~、あのガムは風船ガムなんだけど、ちょっと特殊でね。普通、ガムは、噛んだ後、袋に包んで捨てるモンだけど、魔法を使って戦う時、そばにゴミ箱なんてない事が多いし、捨ててるヒマもないから、捨てなくて済むように、膨らませて弾けると、その弾けた瞬間に消えるように作られてるのさ」
「へ~!そうなんだ!!凄いね!!便利!!」
「だろ~!?まぁ、ガムを噛んだ後、ゴミ箱がそばにないからといって、ポイ捨てするワケにはいかないし、かといって、ポケットに入れるのも汚いからね」
「なるほど!凄い!!ガムで魔法が使えて、しかも、膨らませて弾けた瞬間消えるなんてオシャレ!!私が好きなどのファンタジーにも、そんなの全然なかった!!」
「ファンタジー・・・・・・?何それ?」
「あ~、私達の世界の文化。〝ファンタジー〟っていうのは、
〝夢のような物語〟の事。私達の世界では、魔法は使えないんだけど、私達の世界にある〝ファンタジー〟ってジャンルの物語には、魔法を使える人が出てくるの。ファンタジーの世界でも、魔法にも
欠点や使うための条件や制限があって、作品によって、皆、魔法を使うための条件は違うんだけど、〝ガムを噛んで魔法を使う〟なんて、見た事ないし、弾けて消えた時、凄くビックリした!!」
「あ~、そうなのか」
「うん!!まぁ、私が今まで見てきたのは、全部作り話だったんだけどね」
「そっか!そうやって、君はずっと、魔法に憧れてきたから、
初めて会った時も、魔法を見て嬉しそうにあんな事を言ってたのか!!」
「あ・・・あ~・・・・・・」
その時、ミリカは、異世界へやって来て、初めてゼドルに会った時の、自分の「私の幻想はホントにあったんだ!!」という発言の事
を思い出した。
「あの言葉、聞こえちゃってたのか・・・恥ずかしい・・・・・・」
「私の幻想はホントにあった」を読んでいる人はこの作品も読んでいます
-
転生貴族の異世界冒険録~自重を知らない神々の使徒~
-
2.1万
-
-
暗殺者である俺のステータスが勇者よりも明らかに強いのだが
-
2.9万
-
-
モンスターのスキルを奪って進化する〜神になるつもりはなかったのに〜(修正中)
-
1,556
-
-
引きこもりLv.999の国づくり! ―最強ステータスで世界統一します―
-
8,815
-
-
とある英雄達の最終兵器
-
7,517
-
-
殺せば殺すほど命が増える!!??~命喰らい~
-
2,180
-
-
世界最強が転生時にさらに強くなったそうです
-
4,816
-
-
チートで勇者な魔神様!〜世界殺しの魔神ライフ〜
-
5,027
-
-
家族全員で異世界転移したのに俺だけ弱すぎる件
-
53
-
-
召喚された賢者は異世界を往く ~最強なのは不要在庫のアイテムでした〜
-
6,573
-
-
職業執行者の俺、 天使と悪魔と契約して異世界を生き抜く!!(旧題: 漆黒の執行者)
-
581
-
-
スキル《絶頂》、女性ばかりの異世界で無双する
-
970
-
-
ガチャって召喚士!~神引きからはじめる異世界ハーレム紀行~
-
2,600
-
-
神々に育てられた人の子は最強です
-
4,728
-
-
世界にたった一人だけの職業
-
1,855
-
-
俺は5人の勇者の産みの親!!
-
797
-
コメント