凡人勇者の異世界英雄譚Ⅱ 〜転移したら無敵になってました〜
Ep2/act.3 チームアリス
入団を済ませた俺はアリスというA級魔法騎士のチームに配属されることになった。
そして今日が初面会日。
指定された場所に着いたのだが…。
「あ、ギルくん!久しぶり!」
そこにいたのは一緒に選抜卒業を決めた王族のエナ・アルフォアだった。
しかし、同じ階級の魔法騎士は同じチームには配属されないはずだ。
「ギルくんもアリスさんのチーム?」
ギルくんも?と言うことはエナも?
「同じ階級の魔法騎士は同じチームに配属されないだろ?一緒に卒業して入団した俺たちは同じチームにならないだろ」
「いいえ、私はC級魔法騎士として入団したの。王族の血筋なだけあって魔力も膨大、使える魔法も多い。ただ実戦が少ないからC級」
なるほど、あの時測った数値のやつか。
俺も正直に言ってたらF級じゃなかったのか?
いや、魔法道具がバグったと思われるな。
「ちなみにエナの数値はいくつだったんだ?」
エナは記録をコピーした紙を見せてくれた。
名前 : エナ・アルフォア
年齢 : 18歳
出身 : アルフォア国
魔法 : 光魔法 / 治癒特化自然魔法
攻撃値 : 1200
防衛値 : 2200
魔力値 : 21000
総合値 : 24400
確かにこれはズバ抜けてんだろうな…。
俺は平均値を思い出していた。
「あら、ずいぶん若い新人さんたちね」
エナと話していると後ろから声がした。
振り返ると、美人で、聖人と言うよりは魔女が当てはまりそうな女性がいた。
「アンタは?」
「私はアリス。あなたたちのリーダーよ」
するとゾロゾロとチームメンバーらしき人たちが集まってきた。
「B級魔法騎士、ドルフ・ナットス」
「D級魔法騎士のリラ・ソーニャです」
「E級魔法騎士、エクス・バッカスっす!」
「S級魔法騎士、リオン・アーリル」
みんなの自己紹介が終わり、俺たちの自己紹介をする流れとなった。
「C級魔法騎士として入団しましたエナ・アルフォアです。よろしくお願い致します」
「えっと、F級魔法騎士として入団したシルド・ギル。よろしくっす」
「よし、じゃあこれで全員だな!」
アリスさんがまとめようとしたが、俺は一つだけ見落としてることがあった。
「リオンなんでお前がいるんだ!」
「師匠在るところ俺在りです」
すると、同じく気付いてなかったアリスさんが話に入ってくる。
「リオン、久しぶりなのは嬉しいがお前はS級に昇格したんだから入れんぞ」
「え、アリスさんとリオンって知り合い?」
「ああ、リオンは今では階級が私より上だが、昔は私が稽古を付けていたんだ」
「アリスさんは俺よりも実力あるしいつでもS級に上がれるのですが、団体行動が好きだと言っていつまでもA級なんです」
なんだか凄い人のチームに配属されたな。
今はそんなことしか考えていなかった。
そして今日が初面会日。
指定された場所に着いたのだが…。
「あ、ギルくん!久しぶり!」
そこにいたのは一緒に選抜卒業を決めた王族のエナ・アルフォアだった。
しかし、同じ階級の魔法騎士は同じチームには配属されないはずだ。
「ギルくんもアリスさんのチーム?」
ギルくんも?と言うことはエナも?
「同じ階級の魔法騎士は同じチームに配属されないだろ?一緒に卒業して入団した俺たちは同じチームにならないだろ」
「いいえ、私はC級魔法騎士として入団したの。王族の血筋なだけあって魔力も膨大、使える魔法も多い。ただ実戦が少ないからC級」
なるほど、あの時測った数値のやつか。
俺も正直に言ってたらF級じゃなかったのか?
いや、魔法道具がバグったと思われるな。
「ちなみにエナの数値はいくつだったんだ?」
エナは記録をコピーした紙を見せてくれた。
名前 : エナ・アルフォア
年齢 : 18歳
出身 : アルフォア国
魔法 : 光魔法 / 治癒特化自然魔法
攻撃値 : 1200
防衛値 : 2200
魔力値 : 21000
総合値 : 24400
確かにこれはズバ抜けてんだろうな…。
俺は平均値を思い出していた。
「あら、ずいぶん若い新人さんたちね」
エナと話していると後ろから声がした。
振り返ると、美人で、聖人と言うよりは魔女が当てはまりそうな女性がいた。
「アンタは?」
「私はアリス。あなたたちのリーダーよ」
するとゾロゾロとチームメンバーらしき人たちが集まってきた。
「B級魔法騎士、ドルフ・ナットス」
「D級魔法騎士のリラ・ソーニャです」
「E級魔法騎士、エクス・バッカスっす!」
「S級魔法騎士、リオン・アーリル」
みんなの自己紹介が終わり、俺たちの自己紹介をする流れとなった。
「C級魔法騎士として入団しましたエナ・アルフォアです。よろしくお願い致します」
「えっと、F級魔法騎士として入団したシルド・ギル。よろしくっす」
「よし、じゃあこれで全員だな!」
アリスさんがまとめようとしたが、俺は一つだけ見落としてることがあった。
「リオンなんでお前がいるんだ!」
「師匠在るところ俺在りです」
すると、同じく気付いてなかったアリスさんが話に入ってくる。
「リオン、久しぶりなのは嬉しいがお前はS級に昇格したんだから入れんぞ」
「え、アリスさんとリオンって知り合い?」
「ああ、リオンは今では階級が私より上だが、昔は私が稽古を付けていたんだ」
「アリスさんは俺よりも実力あるしいつでもS級に上がれるのですが、団体行動が好きだと言っていつまでもA級なんです」
なんだか凄い人のチームに配属されたな。
今はそんなことしか考えていなかった。
「凡人勇者の異世界英雄譚Ⅱ 〜転移したら無敵になってました〜」を読んでいる人はこの作品も読んでいます
-
姉さん(神)に育てられ、異世界で無双することになりました
-
38
-
-
職業暗殺者の異世界ライフ
-
58
-
-
落ちこぼれの異世界転移
-
16
-
-
転生した俺は???級の一般人でした。
-
26
-
-
勇者召喚したら用済みだと言われたので、最強冒険者始めます。
-
43
-
-
最弱賢者の転生者 ~四度目の人生で最強になりました~
-
20
-
-
ただの村人が職業転生で神になる
-
17
-
-
異能バトルの絶対王者が異世界落ち
-
22
-
-
神速の騎士 ~駆け抜ける異世界浪漫譚~
-
18
-
-
隻眼の賢者
-
40
-
-
世界最強のダンジョン攻略者、学校に入学して普通の人生(スローライフ)を目指す
-
23
-
-
はぶられ勇者の冒険譚
-
22
-
-
無属性魔法を極めた俺は異世界最強!?
-
32
-
-
勇者として召喚されたけど勇者適正値0なんだが...
-
16
-
-
影が薄いけど魔法使いやっています
-
10
-
-
落ちこぼれの冒険者だけど、地上最強の生き物と共に最強を目指すことになりました。
-
12
-
-
幸せに暮らしたいだけなのに
-
16
-
-
(チート確定?)保持率0パーセントのスキルを引き当てちゃった件について
-
45
-
-
転移した先はみんなとは別の場所だった!?(仮)
-
27
-
-
異世界にクラス転移された時いじめられてる奴後で大体復讐してくる
-
13
-
コメント