自重しない異世界転生
19話 王城へ(強制連行)
「さあ、行きましょう」
そう言って俺の手を握って引いてくるアイリス。いや、ちょっと待った!
「お、おい。手を繋ぐ必要はないだろ!?」
「こ、これは、ユウトさんを逃がさないためです。今度こそ王城へ来てもらはないと困ります。だから仕方ないんです」
顔を赤くしながらそっぽを向く。
・・・・・・言動がいちいち可愛すぎるんだけど。まぁ、美少女と手を繋ぐのは俺にとって得しかないからいいんだけどさ。
(いいのですか?マスター。そのまま出ると多くの冒険者に見られますが・・・・・・)
あっ、と思った時には既に遅かった。グレンをはじめとする多くの冒険者に、その姿を目撃されてしまった。アイリスに手を引かれる俺を。つまりは、アイリスと手を繋いでる俺を。騒がしかった酒場や受け付けが、一瞬で静まり返る。この場にいる全員がこちらを見ている。
そりゃそうだよな。王女様と新人冒険者が、手を繋いで現れたんだ。注目しないはずがない。
が、アイリスはその全てをスルーして進んでいく。
えっ?スルーするの?この視線の中?すげえ精神力だな。
(単に気づいてないだけかと思いますけど)
さすがに王女様には、簡単に話しかけてこれないのか、そのまま外に出ることが出来た。ただ、間違いなく次に来た時に根掘り葉掘り聞かれるよな。特にグレンあたりがしつこく。
俺達は馬車に乗って王城へ向かっているのだが・・・・・・
「なぁ、アイリス。いつまで手を繋いでるんだ?」
「王城に着くまでです。万が一にもユウトさんが、逃げないとも限りませんから」
「いや、ここまで来たら逃げねぇよ」
「そうですか。でも念の為です」
ちょっと頬を赤く染めてるのがチート級に可愛いんだけど。
「あの、迷惑、でしたか?」
「いや、そんなことは無いぞ。アイリスは可愛いからな」
そんなことを言ったらアイリスの顔が、真っ赤っかになってしまった。うわぁー、アニメみたいな変化の速さだ。なんか面白いな。
と、そんなことを話していたら馬車が止まった。どうやら着いたみたいだな。めんどくさい事になりませんように。
そう言って俺の手を握って引いてくるアイリス。いや、ちょっと待った!
「お、おい。手を繋ぐ必要はないだろ!?」
「こ、これは、ユウトさんを逃がさないためです。今度こそ王城へ来てもらはないと困ります。だから仕方ないんです」
顔を赤くしながらそっぽを向く。
・・・・・・言動がいちいち可愛すぎるんだけど。まぁ、美少女と手を繋ぐのは俺にとって得しかないからいいんだけどさ。
(いいのですか?マスター。そのまま出ると多くの冒険者に見られますが・・・・・・)
あっ、と思った時には既に遅かった。グレンをはじめとする多くの冒険者に、その姿を目撃されてしまった。アイリスに手を引かれる俺を。つまりは、アイリスと手を繋いでる俺を。騒がしかった酒場や受け付けが、一瞬で静まり返る。この場にいる全員がこちらを見ている。
そりゃそうだよな。王女様と新人冒険者が、手を繋いで現れたんだ。注目しないはずがない。
が、アイリスはその全てをスルーして進んでいく。
えっ?スルーするの?この視線の中?すげえ精神力だな。
(単に気づいてないだけかと思いますけど)
さすがに王女様には、簡単に話しかけてこれないのか、そのまま外に出ることが出来た。ただ、間違いなく次に来た時に根掘り葉掘り聞かれるよな。特にグレンあたりがしつこく。
俺達は馬車に乗って王城へ向かっているのだが・・・・・・
「なぁ、アイリス。いつまで手を繋いでるんだ?」
「王城に着くまでです。万が一にもユウトさんが、逃げないとも限りませんから」
「いや、ここまで来たら逃げねぇよ」
「そうですか。でも念の為です」
ちょっと頬を赤く染めてるのがチート級に可愛いんだけど。
「あの、迷惑、でしたか?」
「いや、そんなことは無いぞ。アイリスは可愛いからな」
そんなことを言ったらアイリスの顔が、真っ赤っかになってしまった。うわぁー、アニメみたいな変化の速さだ。なんか面白いな。
と、そんなことを話していたら馬車が止まった。どうやら着いたみたいだな。めんどくさい事になりませんように。
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