贈り日記

トルティーヤ

8月の青空

私はひまわり畑で夜を明かすことにしました。

そして、朝の八時に起きて用意をし、家に帰ろうとしたその時でした。

ピカッと広島の方から光が

差し込んできたのです。私はそちらを向きました。すると、ドォンッと
激しい音を立てて原子爆弾が投下されていました。


そして、今でも忘れられません。


とてつもないキノコ雲。私は驚いて

広島の方に戻りに行きました。

ですがその頃、もう私の手にはほとんどお金が残っていませんでした。
なので2日3日かけて広島に向かおうと思って山口から出ようとすると、

「広島にいってはならん」

おばあさんに止められました。

おばあさんは医者でした。

あの爆弾はなにかいやなきがするといいました。

私は「行かなきゃ行けないんです。今日、私の愛しの人が戦争にたつ予定なのです。もしぶつかっていたら。」

と困惑していると、

「とりあえず、1週間は危険じゃ。私の家に泊めたげるから、それまで待ちなさい。」
と静かに告げました。

そして、1週間、わたしはおばあさんの家ですごしました。

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