虐められ自殺した少年は女神にスキルを貰い異世界転生する
第23話 ただいま
「それじゃ使うね〜、転移」
「うわぁ!すごいよ、レオ君!」
興奮したように俺に言ってきた
でも一瞬のことだからね、もう既に家の前だ
家のドアを開けると、父さん、母さん、アレックスさん、クリスさんがいた
「た、ただいま、父さん、母さん」
「よく戻ってきたな!おかえり二人とも!」
「おかえりなさい、レオ、ミカちゃん」、
父さんと母さんがそう言った
「ミカっ!攫われたと聞いてカイルの家に飛んで来てレオ君が助けに行ったと聞いた...無事で良かった!」
「ミカ無事でなによりよ...それとレオ君ミカを助けてくれてありがとう、本当にありがとう」
「俺は婚約者として当然のことをしたまでです、それとコイツが主犯格です」
殴って気絶した貴族を出した
「ルーベルト侯爵っ!何故お前が!」
「貴方の国への取り組みが気に入らなかったんですよ」
「何が気に入らなかったんだ!」
「戦争ですよ、何故攻めてきている帝国に何もしないのです!」
「攻めれば死者が出る!そんなもの俺は望んじゃいない!」
「そうですか...」
アレックスさんとルーベルトが言い合っていた
「また帝国が攻めてきたのか?アレックス」
「最近攻めてき出したんだ...今は砦からの攻撃で対処しているが帝国には精鋭部隊がいる...そのうち破られると思うが...」
父さんとアレックスさんが話し始めた
「その時は俺も手伝おう」
「カイル!?本当か!それは嬉しいが正直そんな事態にはなって欲しくない...ああもうこの話は一旦辞めよう!レオ君がミカを助けて帰ってきたんだからな!」
「あら?どうして顔を逸らしてるのミカ?」
クリスさんがミカに聞いている
何か二人で話していてクリスさんはニヤニヤしてミカは顔を真っ赤にしている
さては今日助けた時のこと全部言ったな!?
父さんが
「レオ、お腹空いただろう?夕食にするか!アレックスとクリスも食べていくか?」
と聞き、アレックスさんが
「あぁ、頂いていくよ」
うわぁ...夕食の時絶対クリスさんミカから聞いた事全部言う気がする...よしどうとでもなれ!
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