虐められ自殺した少年は女神にスキルを貰い異世界転生する

如月

第10話 アイリ、バレていた


アイリ1度寝ぼけて起きたくらいでその後また寝てしまった

(う〜ん、僕も二度寝しようかな...眠いし)

僕は布団を被ってアイリの隣に寝た


〜アイリ視点〜


私はアイリ、レオ兄様の妹です
私は兄様が大好きです!私最近友達の男の子によく告白されています
でも私は好きな人がいるのでいつも「ごめんなさい、好きな人がいるから」と言って断っています
その話をお母様に相談しました

「お母様、最近よく男の子に告白されます...」

するとお母様は、

「あらあら、人気者ね!誰かと付き合ってるの?」

と言われた
それに私は告白を全部断っていることや、好きな人がいることも話しました

「あら、アイリの好きな人って誰?お母さん気になるなぁ?」

とにこにこしながら聞いてきた

私は素直に言いました

「レオ兄様のことが好きなんです...兄としてでは無く異性として...」

ものすごく恥ずかしかった
(言っちゃった!お母様ビックリだろうなぁ...)
するとお母様は

「やっぱりね」

と言った

え?お母様しってたの!?
私が驚いていると

「だってアイリの表情と行動で分かっちゃうもん」

顔と行動に出ちゃってたの!?
(も、もしかしてお父様や兄様にもバレてる!?)

「お、お母様!兄様やお父様は気づいてますか!?」

私は焦ってお母様に聞きました
お母様は、「ふふっ」と笑って、

「大丈夫よ、お父様もレオも気づいてないわよ?気づいてるのは私だけだから♪」

ほっ、と安心した

「別にアイリとレオが結婚しても何も問題ないわよ?兄弟で結婚しちゃいけないなんてないしね?でも、早くアイリの想いを伝えないとレオが他の子と付き合っちゃうかもしれないわよ?」

と言われ、私は決心しました

「私はレオ兄様に想いを伝える!」

お母様は「頑張って!」と応援してくれました


私は想いを伝えるために兄様の部屋に来ました
ノックをしてドアを開けると兄様は既に寝ていました

そっと兄様に近ずき、布団に潜り込みました

兄様の顔を見ていると段々眠くなりいつの間にか寝てしまっていました






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