虐められ自殺した少年は女神にスキルを貰い異世界転生する

如月

第9話 アイリが元気になった


しばらくして僕は泣きやみ、父さんと母さんに「ありがとう」と言った

落ち着き始めた頃にふと思った
帰って来てからアイリは夕食を食べる時以外ずっと僕の袖を掴んでいる
それが気になって僕はアイリに聞いた

「アイリ?どうして帰ってきてから僕の服の袖掴んでるの?」

「あの...だって...レオ兄様が家から出て行っちゃうと思って...」

と返事が帰ってきた
(なんだ寂しいのか、可愛いなぁ...)

「しばらくは出ていかないよ?アイリが成人したら出ていくと思うけどね?」

と僕は言った

アイリは嬉しそうな表情で

「レオ兄様とまだ一緒に暮らせるんですね!」

と言ってきた

僕はアイリの頭を撫で、父さんと母さんに疲れたから寝るよと言い寝室に行きベッドに入り眠りについた





「チュンチュン」

(ん?もう朝か...起きなきゃな...)

とベッドから出ようとすると布団が膨らんでいた

(ん?何かあるのか?)

僕は布団の中を確認した
すると何故かアイリがいた

(え、なんでアイリが僕の布団の中に!?)

とりあえずアイリを、起こそう

「アイリ〜朝だよ〜起きて?」

肩を揺すりながらそう言った

「んにゅ?レオ兄様おはよございます〜」

寝ぼけた声で挨拶してくれた

ちゃんと目が覚めてから僕の布団に入ってたことを聞こう

そう思うレオンだった






「虐められ自殺した少年は女神にスキルを貰い異世界転生する」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「ファンタジー」の人気作品

コメント

  • 真京(旧:間虚羽

    気になって読んでみましたが読みやすく面白かったです!
    是非これからも頑張ってください!
    よかったら私の作品も読んでみてください!気に入ってもらえたら嬉しいです^_^

    2
コメントを書く