2度目の人生を謳歌する
王子に気に入られました
今、私の前に王様と王妃様と王子がいる。美形だなー。流石王族。あとメインヒーロー。
「ようこそいらっしゃいました。陛下。お忙しい中娘のために足を運んで頂きありがとうございました。」
「いや、お前の娘が見たかったしな。それにしても立派な挨拶だったぞ。それにその年で整った顔をしている。レオンの婚約者にしたいくらいだ。」
これはまずいな。やんわり断るか。
「いえ陛下。私なんかに殿下は勿体ないです。私よりもっと殿下に相応しい聡明なご令嬢がいらっしゃいます。」
これでいい。なんか王子が落ち込んでるけどこれでいい。て言うか原作ではこんな設定無かったはずなのにどうした。実はシェリルに惚れていたのか。
「しかし、私は是非シェリル嬢とお近ずきになりたいです。また今度屋敷にお邪魔してもいいですか。」
うわもう疑問形じゃない。言い切ったよこの王子。こんなこと言われたら私には断れない。お父様断ってくれー
「是非。殿下と同い年ですし、娘も殿下が気に入ったようですので、また屋敷にいらっしゃってください。」
 
お父様の裏切り者。王子絶対遊びにくるじゃん。
そういう訳で、満足そうに王子は帰って言った。パーティーもお開き。お披露目は終わったけど、王子が遊びに来るのか。面倒臭いし、本気で婚約者にでもされたら終わりだ。私の事が好きなら私の意見も尊重してくれ。やんわり言っただけだけど。これからはめんどくさいことになりそうです。
「ようこそいらっしゃいました。陛下。お忙しい中娘のために足を運んで頂きありがとうございました。」
「いや、お前の娘が見たかったしな。それにしても立派な挨拶だったぞ。それにその年で整った顔をしている。レオンの婚約者にしたいくらいだ。」
これはまずいな。やんわり断るか。
「いえ陛下。私なんかに殿下は勿体ないです。私よりもっと殿下に相応しい聡明なご令嬢がいらっしゃいます。」
これでいい。なんか王子が落ち込んでるけどこれでいい。て言うか原作ではこんな設定無かったはずなのにどうした。実はシェリルに惚れていたのか。
「しかし、私は是非シェリル嬢とお近ずきになりたいです。また今度屋敷にお邪魔してもいいですか。」
うわもう疑問形じゃない。言い切ったよこの王子。こんなこと言われたら私には断れない。お父様断ってくれー
「是非。殿下と同い年ですし、娘も殿下が気に入ったようですので、また屋敷にいらっしゃってください。」
 
お父様の裏切り者。王子絶対遊びにくるじゃん。
そういう訳で、満足そうに王子は帰って言った。パーティーもお開き。お披露目は終わったけど、王子が遊びに来るのか。面倒臭いし、本気で婚約者にでもされたら終わりだ。私の事が好きなら私の意見も尊重してくれ。やんわり言っただけだけど。これからはめんどくさいことになりそうです。
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