私が、宇宙の女王になるわ!だから、貴方は私を守りなさい!

ちょこぱい

これからのこと


 「なんだか隣が楽しそうですね」

 昼食後に誠一郎とマナの3人で、今後の事を話し合うことになった。

 「それで、相手の戦力は?」

 「兵士100万、ロザリア級6名だ、まぁ今回は私への帰還が任務だからな、戦闘は想定してないから、妥当な編成だな」

 マナは黒毛和牛の肉を食べながら関心無さげに言った。寝ていたマナは食堂に来なかったので昼食を部屋に運んでもらったのだ。

 ロザリア級が6名も来るのか・・・アギスは強さに等級を付けている。一番上から、キング→クイーン→イザリア→カロット→ロザリア→バイロスになっている。

 強さの表現をすれば、バイロス級1人でアメリカ軍全てを壊滅出来る位だろう。なのでロザリア級となると1人で地球の全てを相手できるくらいだ。それが6人来る・・・

 俺達をアギスの強さで表すと、オレはイザリア、誠一郎はカロット、マナはクイーン、錬太郎達はやっとバイロス級ってところか。

 「マナ、どうするつもりだ?」

 「私は今、力の半分をシールドに使っているから、カロット級だ、っていうか私は関わらんぞ、もちろんお前と誠一郎、それに『・・・』もだ」

 「はぁ!?どう対処するきだ!俺たち以外で彼奴らに対抗出来るわけないだろう」

 「兵士100万は国連軍に対処してもらいます、時間稼ぎ程度にはなるでしょう、ロザリア級には錬太郎君達を当てます」

 「面白くなりそうだろ」

 刺身を頬張りながらニヤニヤ笑っている。
 
 無理だ!錬太郎達の力はやっとバイロス級だ。錬太郎達全員でなんとかロザリア級1人を相手にするので精一杯だろう。


 「セルフィーさんが思っている通り、彼らの力では太刀打ち出来ません、そこで彼らをロザリア級まで引き上げます」

 引き上げるって簡単に言うが、ロザリア級まで上げるとなると、オレの精神世界だけでは無理だ、もっと根本的な変革が必要になる。

 「まず私とお前の精神世界で基礎的な能力をもう一度鍛え直し上級バイロスまで引き上げる、そこから奴ら自身で一線を越えてもらう、私がルカと咲良、竜の娘を引き受ける、お前は残りだ」

 クロに錬太郎、犬猫とサイクロプスの小僧か、クロは魂の半分しか戻ってない、精神世界に耐えれないから連れていけないな。

 「修行ってわけではありませんが、今の彼らにピッタリの案件があります、内戦状態のタンザニアで優勢だった政府軍が突然押され始めました、調査員の報告だと一人の能力者が反政府軍に協力しているとのことです、錬太郎班はこれを対応してもらいます、咲良班にはイタリアに行ってもらい、バチカンで会わせたい能力者がいます、精神世界の修行が終わり次第行ってもらいましょう」

 そんなことでロザリア級に引き上げる事が出来るとは思えない。だが彼らに足りないものがそこにあると、誠一郎は考えているのだろう。

 「奴らが来るまでの時間は?」

 「およそ2週間後です」

 アイツらを上級バイロスに上げるのに精神世界で600年位か現実時間で2日だな、オレも出来る限りのことをするしかない。

 隣の部屋からは楽しそうな笑い声が聞こえていた。

 今のうちに平穏な日々を楽しんでおくんだな。

 

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