私が、宇宙の女王になるわ!だから、貴方は私を守りなさい!

ちょこぱい

必勝メモをゲットする



 錬太郎は女子に人気だ。


 帰国子女で、背が高く、優しく 、笑顔が似合う好青年。学年を問わず女子は錬太郎と仲良くなるために、休憩時間、放課後に群がる。


 「錬太郎、モテモテだね、幼馴染として嬉しいよ」


 「べ、別にそんなことないけど」


 顔がやや怒ってる咲良と、顔が引き吊ってる錬太郎。


 「女子の皆から、錬太郎と幼馴染だから色々と聞かれるし、ラブレターまで渡してって、こんなに預かってるよ」


 「悪いな、迷惑かけちゃって」


 「気にしないでー、ちゃんと返事かいてあげるんだぞ」


 「分かった、ありがとうな」


 「じゃぁ、ちゃんと渡したからね」


 「!!!!!!!ぐっ!」


 咲良はすれ違い様に錬太郎の足を思い切り踏んづけたが、何事も無かったかのように歩いていった。


 痛がる錬太郎の元にレイカが来た。


 「女神様はご機嫌斜めね」


 「………なんだレイカか」


 「アメリカの3年間で少しは大人になったみたいだけど、女心までは分からないようね」


 「はぁ、なんだってんだよ」


 「ところで、あの時の約束の準備はどうなってるの?あのテーマパーク、今凄い人気だからチケット取れたの?」


 「抜かりはないぜ、その日は用事も入れてないし、チケットだって少し高かったけど徹夜して並んで手に入れたよ。」


 「なら良かった、もし破るようなことがあったら、錬太郎………死ぬわよ、死んでなかったら私が殺してあげるね」


 「怖すぎるわっ!ヤクザみたいだな、大丈夫だって!」


 「って言うのは嘘だけど、ちょっとだけ助けてあげよう」


 レイカは、折り畳んだメモを渡した。


 「咲良、楽しみにしてるみたい、悲しませたりしたら許さないわよ」


 「任せとけって!」


 レイカは咲良のあとを追うために 、走り去った。


 錬太郎は、レイカからもらったメモを財布にしまうと学校を後にした。



















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