世界から拒絶された能力者

タンク

宿屋へ

クーラさんに渡された地図を元に歩いていると目的の宿が見えてきた。看板には〔白狼宿屋〕と書かれている

シェル(えーと、確か宿の名前が白狼宿屋はくろうやどやだったよな。じゃあここであってるな)

カランカラン

入ると20後半位の白狼族のお姉さんがいた

お姉さん「いらっしゃい。あら、君どうしたの?こんな宿屋に来て、もしかして迷子かなー」

シェル「はは、すいません。これでも普通に泊まりに来たんですけど」

お姉さん「あら、そうなの。ごめんなさいね」

シェル「いえ、大丈夫です。あのクーラさんの紹介で来たんですけど・・・」

お姉さん「あら、クーラからの?これまた珍しいわねー。彼女がここの招待状を送るなんて」

シェル「ん?そうですか?結構簡単に渡してくれましたけど」
 
お姉さん「いやー、彼女。自分が本当に気に入った人にしか渡さないんだけど・・・。まあ、そんなことは良いわね。それでここに泊まるってことで良いの?」

シェル「はい!よろしくお願いします」

お姉さん「ふふ、あいよ。ああ、そうそうあたしの名前はキエラって呼びなさいね」

シェル「はい。じゃあ、よろしくお願いしますキエラさん」

キエラ「あいよ、ああそうだったこれも言っとかないと。あんたは招待状があったから本当は1泊『3000ギル』の所を『2000ギル』で泊まれるからね」

シェル「分かりました。それじゃあ、はい『2000ギル』」

キエラ「はい、確かに貰ったね。これにはご飯代も入っているから時間になったらおりてきなさい」

シェル「はい、それじゃあご飯楽しみにしてます」

そう言うとシェルは、貰った鍵を持って部屋に向かうのであった。

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