世界から拒絶された能力者

タンク

仮登録クエスト

カードを貰った後、クエストボードの前まで行っていた

シェル(確かここにあるクエストから選んで受付まで持っていったら、受注したことになるのか。僕が受け付けられるところはあそこだな)

シェル(えーと、内容は

《薬草集め:十本で一本100ギル》
《ペット探し:300ギル》
《トイレの清掃:1000ギル》
《家事の手伝い:一時間500ギル》
《ゴミ拾い:一袋300ギル》etc.

とかか。全部値段も似たり寄ったりだからどれを受けてもあんまり変わりはないかな?)

シェル(まあ、簡単そうなのから始めていこうか。まずは、《家事の手伝い》かな。前世でよくやってたし)









 


受け付け前

シェル「これ受けます」

受付嬢「あら、さっきの子ね。どれどれ《家事の手伝い》ね。うん。町中だから安全だし、最初のクエストととしては、良いわね。はい、これで受注完了よ。頑張ってきなさい」

シェル「はい!それじゃ、行ってきます」

受付嬢「いってらっしゃい」




シェルが出ていった後




受付嬢「若いって、良いわねー。まあ、これから大変だけど頑張りなさいね」

受付嬢はこれからのシェルの人生を心配し、応援しながら業務に戻っていくのだった















受付で貰った絵を参考にしばらく歩き、たまに家を間違えながらクエストの家をやっと見つけることが出来た

シェル(いや、わかりずら過ぎるでしょ。似た家よくあったわ。まあ、取り敢えず入るか)


コンコン

シェル「こんにちはー。《家事の手伝い》のクエストで来た冒険者何ですけど」

??「はーい。ちょっと待っててください」

中からは赤ちゃんが泣く音が聞こえるので、今はあやしているんだろう





暫く待ち、赤ちゃんの声が聞こえなくなった頃に扉が開いた

??「すみません、赤ちゃんがなかなか泣き止まないで・・・」

シェル「いえ、気にしていませんよ。今回クエストを受注した。シェルと言います。よろしくお願いします」

クーラ「えっ、あなたがなの?ま、まあ、いいか。よろしくね。シェル君。私はクーラって言うわ。じゃあ、今回のクエストの詳しいことを言っていくわね」

シェル「はい」

クーラ「まず、さっきので分かるように、私には赤ちゃんがいるから今はあんまり家事が出来ないの。だから君には私の代わりに料理、洗濯、掃除を頼みたいの。出来ないならどれか一つでもやってくれたら助かるから」

シェル「大丈夫です。それぐらいなら僕だけで出来ます」

クーラ「そお。偉いわねー。あっでも、さすがにお皿とか割っちゃったら弁償することになってるけど大丈夫?」

シェル「はい。大丈夫ですよ。まず割らないので」

クーラ「あら、頼もしいね。じゃあ早速よろしく」

シェル「はい!頑張ります」

と言うわけでシェルの初めてのクエストースタートー!!







お金について
この世界のお金はギルと言い、価値としては一円=一ギルと言った感じだ


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