世界から拒絶された能力者

タンク

手紙 そして戦争へ

雫石が家に来てから一年ほどが経過したが、今のところ軍隊と思われる人達は発見できない。
もう、もしかしたら見つからないのではと思い始めていたがこれが間違いとなった。





朱「ふぁ、おはよう。雫石」
雫石「うん、おはよう。朱兄」
じいちゃん「はっはっ、二人とも朝の挨拶が元気があって良いのう」
朱&雫石「じいちゃんおはよう!」
じいちゃん「うん。おはよう。朝ごはん出来ているから食べよう」
朱&雫石「うん!」

朝ごはん中

じいちゃん「朱や、ちょっとばかしお使いを頼んで良いかのう」
朱「うん、良いよ。俺は変えれば誰にもばれないからね」 
じいちゃん「頼もしいのう。それじゃあ、ここに書いてあるものを買ってきておくれ」
雫石「早めに帰ってきてね」
朱「分かってるよ。そうだ、アイス買ってきてやるよ」
雫石「やった!じゃあいつもの!」
じいちゃん「わしはあず○バーを頼むよ」 
朱「分かったよー。行ってきまーす」
じいちゃん&雫石「行ってらっしゃい」




このあと時間にして2時間ほど私は家を開けていた。しかし、その僅かな時間で私の平和な生活は無くなっていた。



二時間が経ち私が戻ってくると、家はボロボロになっていた。


朱「えっ、な、何で壊されているんだ?そんなことより、じいちゃん!雫石!」

私はその家の様子を見てすぐに近付きました。

家に入ると、玄関先にはじいちゃんが横たわっていた。
朱「じいちゃん!だ、だいじょう、ぶ?」
近づき、じいちゃんの体に触れてみたが・・・・・・・・・







もう、冷たくなってきていた。
私にはこれがどういう意味を示すのか分かっていたが、余りそれを受け止めたくなかった。
 


朱「あっ、そうだ。し、雫石は何処に行ったんだろう」


・・・私は家の更に奥に行ったが、そこで見たもののことを余り言いたくも、思い出したくなかった。
だが、これだけは言える。今回の出来事で私は世界に向けて喧嘩を売ることになった

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