冬の稲妻

ブラックベリィ

039★ボクだって、BLは知ってるよ


 愛撫の度合いをきつくしていきながら、秀人は問い掛ける。

 「うぅん、苦しいの」

 雅美は即答に、秀人はにやにやしながら、軽い口調で言う。

 「どうしよっかなぁー」

 秀人の表情に、雅美は、もしかしたら、愛撫の手を緩めてくれるかもと思い、秀人の望む言葉を口にする。

 「ねぇ……なん……で…も
  するからぁ…ねぇ……秀人君…」

 経験が無いから、雅美ってば、苦しさに負けて、なんでもするって、俺に哀願したなぁー…………くすくす。

 雅美は、自分で思っているより、誠実で約束を守る性格をしているからなぁー…………。

 俺の要求を、完全に拒否することは無いだろうなぁー…………くっくく。

 まっ………出来るかどうかは別にして…………。
 とりあえず、要求してみるかぁ…………。

 内心の真っ黒な?思惑を隠して、秀人は雅美に提案?する。

 「じゃ、俺のモノ口にしたらな
  出来たら、許してやる
  まっ出来る…わけねぇーな………」

 その言葉に、雅美は、秀人が自分を試している?と思い込み、言い返す。

 秀人君ってば……ボクのこと……馬鹿にしてる?
 ボクだって、BLのこと知ってるんだよ…………。




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