冬の稲妻
034★欲望と快楽
……あ……やったやった、秀人君のおっきくなった。
……うん………できた……。
手の中の感触に、雅美はにっこりと心底嬉しそうに笑う。
雅美の悪戯に、一瞬だけ正気になった秀人だが、その心地よさに、あっさりと理性をポイする。
……まさみ…お前…酔ってるんだな?
はぁー…びっくりした。
…でも…このままにしよう……。
やっぱ…気持ちイイほうが、俺も楽しいしな……。
雅美の行為に、秀人は内心を隠してにっこり笑って言う。
「どっちが、先にイかせるか
…競争だな、雅美」
すかさずその快感を手放すまいと、秀人は姑息にも雅美の競争心を煽る。
「競争?」
競争?かぁ……がんばろう……。
雅美は秀人の言葉にのせられて、秀人にされていることを真似していく。
そう、優しく丁寧?に秀人が気持ち良くなるようにと思いながら、雅美は秀人自身を触っていく。
ふふふふ………まっ、それなりに気持ち良いけどなぁー。
うーん、いけない道に入っちまいそうだなぁー………。
あははは………ま、いいや。
突っ込まないように気をつけねぇーとな。
流石に、こう気に入っちまうと、手放せない。
それに、嫌われるのはごめんだからな。
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