冬の稲妻

ブラックベリィ

033★快楽のお返ししたい


 秀人の問いかけに、雅美は嬌声で応える。

 「…んぁーん……
  秀人くぅん…もっとぉ」

 ん…あっ…締めると、もっと…気持ちイイ。
 …秀人君に縋るようにしてぇ…でぇ…あしをからめて………ん……あっ…あぁん…腰がぁ……モジモジしちゃう。

 雅美が、秀人の躯に足を搦めてくると、秀人は目を細めて雅美の中と男の子を優しく触る。

 ふぅん………こういう媚態も、雅美だと…めちゃくちゃ可愛いんだよなぁー…アイツラと違って。

 雅美は自身を触れられて、初々しく頬をうっすらとじょうきさせる。

 これって…気持ち良いよねぇー……秀人君にも…やってあげたほうがイイよねぇ。

 出来るかなぁ?
 ……ああ…秀人君だぁ……。

 そぉーっと秀人に手を伸ばして、雅美は秀人自身をそっと触る。
 雅美が自分に触れてくると思っていなかったので、その感触に、秀人は驚いた。

 ……えっ? …俺に…雅美から…触ってきてる?

 「えっ?」

 あれ? ……反応しない。
 ……………ぼくって…下手なのかな?
 でも、一生懸命…やってみよぉ……。
 雅美に自身をきゅっと握られた秀人は、一瞬呆然とするが、秀人自身はしっかり反応していたりする。

 あは、動いた…動いた。
 もっと、やってみよぉーっと。


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