冬の稲妻
032★この快感たまりません
ただし、秀人は雅美に拒否の言葉を吐かれたくないので、雅美の口をしっかりと深いディープキスでふさいでいた。
「え?」
それに驚いたのか、雅美の躯がビクッと震える。
秀人は、その反応に〈やばいかな〉と思い、愛撫をきつくしていく。
唇を封じられて雅美は、確かにあがいたが、それは秀人が思った内容とは、まったく違っていた。
唇封じられたのかな? もしかして、僕って。
でも、ああ、気持ち良い。
でも、秀人君、どこ触ってんのぉ……気持ち良いじゃない。
そんなとこ触られたら……もっと…気持ちイイじゃない。
もうちょっと…足…開いちゃお。
雅美は、初めての体験(快感)に完全に酔っていた。
だから、秀人の行為を、拒否することなど出来なかった。
なぜなら、探られる事で起きる疼きに………秀人の行為による快感を楽しむ事に……雅美は夢中になってしまっていたからである。
そして、雅美は可愛らしく秀人に縋り付き、秀人の欲望を煽り、貪欲に秀人を求めていく。
「秀人君、もっと」
えっとぉー……筋肉さん締めちゃお……っと……ぅん。
雅美の可愛い要望に、秀人は楽しそうに笑って、雅美の中を雅美が感じられるように触る。
おっ…テクか? …雅美。
「雅美、こうか?
…それとも………」
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