冬の稲妻

ブラックベリィ

028★理性……そんなモン消失しました

 「うううん……
  嫌じゃないからぁ………

  もっと…もっとぉ…

  気持ち良いの
  気持ち良いの

  もっと、もっとねぇ………

  ひでとぉ………あいして……
  ほしいぃのぉ…………」

 雅美の言葉に、グラッと来た秀人の理性は、その瞬間に消失した。

 もちろん、雅美の理性はカミナリが鳴った時点で、綺麗さっぱりと消えていた。

 だから、秀人の言うままに、何の疑問も感じないで雅美は、動いて行く。

 「雅美、じゃあ、足開け」

 理性というものを忘れ去った秀人は、自分の欲望?のままに、雅美の耳元に囁く。

 「うん。こ、こう?」

 いうがままの状態になっている雅美は、何の疑問もなく足を開いてみせる。

 「もう少し、開け」

 足を開いた雅美の間に躯を割り込ませながら、秀人は更に大きく開けと言う。

 秀人くんてば、今度は何をしてくれるんだろう。

 ……気持ち良いだけだといいなぁ……さっきの少し苦しかったもん………。

 「こんなもん?」





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