帰還者同士のゲーム

ノベルバユーザー318492

ステータス2

 「えっ、何これ?どういうことなの?」
 天音は混乱しながら聞いてきた。
 「俺にもよく分からないがさっきの神様がくれたはず。」
 俺はナビがしてくれた説明を天音にしてみた。
 「うーん、取り敢えず分かったけど一度頭を整理したいし、家族のことが気になるからお家帰るね。」
 「家は隣どうしだし、送っていくよ。」
 「分かった。ありがとう。」///
 天音は顔を俯きながらそう言った。

 俺達は子供の頃の話をしながら歩いて行き、家に着いた。
 「今日はありがとう。久しぶりに話せて楽しかった。」
 「俺も楽しかった。家族意外とこんなに話したのは久しぶりだったかもしれない。」
「ふふふ、大袈裟だな。」
 「ほっとけ。また学校でな。」
 「うん、またね。」
そう言って、家に入っていった。

「ただいま。凛いるか?」
 俺はこの時間に何時もネットゲで遊んでいる凛を呼んだ。
 「おにぃ、大変だよ。変な声がしたと思ったら、ピカーって、光ったの。」
 「おい、待て。ピカーって光ったっていったか?」
 「そう、光ってね。ネットでその事について書いてあってね。誰かが"こんな時は何て言えば分かるぜ、ステータスオープン"ってふざけて言ったみたいなの。そうしたら本当に出たらしいの。だから、私もステータスオープンしてみたら、


     【ステータス】
     【名前】吉祥寺 凛
     【種族】人
     【職業】魔法使い level 1

     【攻撃】15
     【防御】23
     【魔力】35
     【俊敏】20
     【特攻】30
     【特防】33
    
     【スキル】自然魔法 level1

こういう感じにステータスが出たんだ。私、魔法使いになったみたい。つまり、今日から本物の魔法少女だから。」

「高校生になって、魔法少女はないだろう。せめて、魔法jkじゃないか。」
「いいじゃん、魔法少女でも。というか、魔法jkって、ダサいよ。」
凛は呆れたようにいった。
(そうか?結構気に入っているのに。魔法jk・・・)
「そんなことより、おにぃはどうだったの?光が来た?」
「俺も一様ステータスを持っている。けど、夕飯の後でな。」
俺は、そう言って二階の俺の部屋に入っていた。


(さてと、俺もステータスを確認してみるか。ナビいるか?)
(マスター、呼びましたか?)
(俺のステータスどこか変わった所はあるか?)
(自分で確かめてみたら良いのではないですか。)

それもそうだな。「ステータスオープン。」

  【ステータス】
  【名前】吉祥寺 陽太
  【種族】始祖
  【職業】覇王  level1

  【攻撃】1.5e16 
  【防御】1.3e16
  【魔力】1.7e16
  【俊敏】2.0e16
  【特攻】1.8e16
  【特防】1.6e16

  【スキル】王の権限 level1

  【称号】全てを司る原点   この世を制する者

追伸(神)君には色々と迷惑をかけたから色々とサービスしたよ。


「は?これは一体どうなっているんだ?俺の前の種族と職業とレベルとスキルは?ナビ分かるか?」
(はい。神が特別に魔王の職業を与える際、今の器では足りないということで種族を進化させました。その時に前の職場だった勇者王、武帝、賢帝の職場が重なり、新しい職場の覇王になりました。その際にスキルも統合かされ新しくなったもようです。)
ステータス全般が統合されて更に強くなってレベル1になったみたいだな。
(なるほど。理解した。スキルの説明を頼む。)

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