突然死んだら戦国の世にいました

ノベルバユーザー323530

到着と暇な刻

それから今度は本当にすぐに着いた。
「勝家です!親方様!いらっしゃいますでしょうか!」
と言いながら勝家さんは門を叩いていた。
そうしてすぐに従者と思われる方が門を開けて出てきた。
「どうぞお越しくださいました。勝家様。親方様は現在お出かけ中なのですがこちらでお待ちください。いつもの待合室です。」
と言った後「私はこちらで失礼します。」と言い従者の方は立ち去って行った。
「新鬼、くれぐれも分かっているだろうな。下手な真似をしたらどうなるか。まぁ来る前に何度も言ったから分かるだろうがな。まぁいい、付いてきてくれ。」
そういい勝家さんは進んで行ってしまった。
自分もすかさず付いていった。
それから何度か角を曲がり待合室だと思われる場所に着いた。
そこは特に何かあるわけでもなく質素と言っては言い方が悪いだろうがとにかくそういいかねないほど何も無いのだ。
姉があんなのだから弟?妹かも知れないがこちらも豪華だと思ったらそうでもなかった。
血の繋がってる人とは似ていることが多いと聞くが例外もあるのということがよく分かる。
この感じでは天と地の差と言っても過言ではないと明らかに分かる。
とはいえ少しでも無礼を働けばきっと首をちょんぎられる。
きっとすぐに勝家さんの刀が抜かれるのだろう。
そのような状態は避けなければならない。
しかし待つ時間が長い。
これでは今日中に会える気がしない。
きっとこの山道を歩いてくるのに半日かからず歩いてきた自分達がおかしいのだろう。
しかも相手はお殿様だ。
きっと馬か籠に乗ってるのだろう。
自分達が歩いてきたような狭い道は歩けない。
こちらに来てまだ少しも経ってないし道はどこにあるかなどは分からんがまず通ってこれないことは確かだろう。
そんな事を考えてる間勝家さんの方を見ると正座をしたまま寝ていた。
スゴいとしか言えない。
けど相変わらず寝てると服が少しはだけている。
勝家さんの特性なのだろうかしかしここで気にしては後でバレたときどうなるか分かったものでは無いので放置しておこう。
それと正座したまま寝れると言うことは何回もやってるのだろう。
だとしたら安心していいのだろうか。
だとしたら良いのだがもしそうでなかったらと思うと一旦起こして服を整えて貰った方がいいのかと思ってしまう。
とりあえず放っておいた方がいいのだろう。
起こして逆上されても困るし、何より騒ぎになればどうなるか分かったことでは無いので放置しよう。
それから日が落ちだした頃門の時に合った従者が入って来た。
「親方様が帰ってこられました。また呼びに来ますのでそれまで待ってろとのことです。」
と言い出ていった。
そっと勝家さんの方を見るとすっかり起きて服も整っていた。
それから少しして...



「突然死んだら戦国の世にいました」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「歴史」の人気作品

コメント

コメントを書く