異世界に行ったら国が衰退していたので、不動産屋をしていた経歴を生かしてエルフの王女と国を立て直す。
第38話お母さん! シルフに夜這いを仕掛けたよ!
____宮殿内シルフの部屋___
部屋がない俺に対してシルフは何のためらいもなく「じゃあ、しばらく、私の部屋で過ごしなさい」と言って、俺をソファーに寝かせた。
シルフの厚意に感謝しつつもソファーは寝心地が悪く、何度も起きてしまった。
俺はこうみえても意外と神経質なのだ。
無性にベッドが恋しくなり、禁断の考えが脳裏に浮かぶ。
ベッド行っちゃう?
ベッドにはシルフが無防備な姿で眠りについている。
俺がベッドに潜りこんだら完全に変態だ。
シルフに殺されるのは確実。
だが、「同じ部屋で寝かせるって... ...。だよね? OKって事?」脳内では絡み合った糸のように考えが交差する。
忍び足でベッドに近づくと、暖炉の明かりが、赤ずきんを襲うオオカミのようなシルエットを浮かばせ、床がちょうど、カーペット敷きになっていたので足音で気付かれる事なくベッドの脇まで近づけた。
シルフが寝返りを打つとその可愛らしい寝顔がこちらを向いた。
バスローブの間から彼女の豊満なバストの谷間が見え、大げさなくらい生唾を呑む。
確かに綺麗な顔だと思っていたが、シルフの破天荒な行動や男勝りな言動によって霞んでしまっていた。
しかし、今は眠っているので何も喋らないし、無防備だ。
いけないと分かっていても、性的欲求は抑える事が出来ず、片足を白いマットレスの上に乗せてしまう。
自分の心臓が高鳴っているのが分かり、額には汗が浮かぶ。
何日も餌にありつけていない猛獣のようにヨダレが溢れ、「少しなら! 少しなら!」と自分の右手をシルフの身体にゆっくりと近づける。
暖炉で燃えている薪がパチっと音を上げると、それに反応してシルフは寝返りをうち、シルフのバストが右手に当たりそうになり、反射的に避けてしまった。
__ガラッ!
バルコニーの窓が開き、白いレースのカーテンが風になびき、カーテン越しに見慣れたシルエットが浮かぶ。
「花島! 帰りが遅いと思って迎えに来たら、シルフ様にエッチな事しようとしてなかったかみそ!?」
頬を赤らめたゴーレム幼女はいきなり核心をついてきた。
「それは違うぞ! 実はシルフは今、呪いにかかってるんだ」
「ほ・本当かみそ!? 死ぬのか!?」
ゴーレム幼女は純粋な心を持っていて助かった。
「死にはしないが、彼女は一生『てじーなにゃ』のポージングが出来ない体になってしまうだろう... ...」
「『てじなーにゃ』って何だみそ!?」
俺は簡単な物体浮遊マジックを見せて、猫のように顔の周りで腕を上下に動かし、お決まりのポーズをドヤ顔で披露する。
「全然ピンとこないみそ! それが出来なくなって何か困るのかみそ!?」
「そりゃ、困るだろ! 手品を見せて観客の反応が薄かったら気まずいだろ! 『てじなーにゃ』を最後にやっておけば万事解決だから!」
「そ、そうなのかみそ!?」
ゴーレム幼女はパニックを起こしているのだろう。
一拍おいて考え納得しようとしたがやっぱり納得出来ないようだ。
俺は勢いでゴーレム幼女の疑心暗鬼を跳ねのけた。
「とりあえず、俺が今から王女の乳を揉むからお前は見てろ! あ、呪いを解く為だ!」
早口でそう告げ、再び、シルフの胸元に右手を近づける。
罪悪感で気持ちが一杯になるが、幼女に王女の乳を揉む光景を見せるというトルシエもビックリなトリックプレーを出そうとしている事に心が踊った。
シルフの乳に触れようとした瞬間、シルフの目が勢いよく開き「あたし、呪いにかかってるんだ~」ととぼけた表情、俺はすかさず謝罪した。
「す・すみませんでした!!!」
「死ね!!!」
______バチン!
その瞬間、俺を平手打ちした音が宮殿内に響いた。
部屋がない俺に対してシルフは何のためらいもなく「じゃあ、しばらく、私の部屋で過ごしなさい」と言って、俺をソファーに寝かせた。
シルフの厚意に感謝しつつもソファーは寝心地が悪く、何度も起きてしまった。
俺はこうみえても意外と神経質なのだ。
無性にベッドが恋しくなり、禁断の考えが脳裏に浮かぶ。
ベッド行っちゃう?
ベッドにはシルフが無防備な姿で眠りについている。
俺がベッドに潜りこんだら完全に変態だ。
シルフに殺されるのは確実。
だが、「同じ部屋で寝かせるって... ...。だよね? OKって事?」脳内では絡み合った糸のように考えが交差する。
忍び足でベッドに近づくと、暖炉の明かりが、赤ずきんを襲うオオカミのようなシルエットを浮かばせ、床がちょうど、カーペット敷きになっていたので足音で気付かれる事なくベッドの脇まで近づけた。
シルフが寝返りを打つとその可愛らしい寝顔がこちらを向いた。
バスローブの間から彼女の豊満なバストの谷間が見え、大げさなくらい生唾を呑む。
確かに綺麗な顔だと思っていたが、シルフの破天荒な行動や男勝りな言動によって霞んでしまっていた。
しかし、今は眠っているので何も喋らないし、無防備だ。
いけないと分かっていても、性的欲求は抑える事が出来ず、片足を白いマットレスの上に乗せてしまう。
自分の心臓が高鳴っているのが分かり、額には汗が浮かぶ。
何日も餌にありつけていない猛獣のようにヨダレが溢れ、「少しなら! 少しなら!」と自分の右手をシルフの身体にゆっくりと近づける。
暖炉で燃えている薪がパチっと音を上げると、それに反応してシルフは寝返りをうち、シルフのバストが右手に当たりそうになり、反射的に避けてしまった。
__ガラッ!
バルコニーの窓が開き、白いレースのカーテンが風になびき、カーテン越しに見慣れたシルエットが浮かぶ。
「花島! 帰りが遅いと思って迎えに来たら、シルフ様にエッチな事しようとしてなかったかみそ!?」
頬を赤らめたゴーレム幼女はいきなり核心をついてきた。
「それは違うぞ! 実はシルフは今、呪いにかかってるんだ」
「ほ・本当かみそ!? 死ぬのか!?」
ゴーレム幼女は純粋な心を持っていて助かった。
「死にはしないが、彼女は一生『てじーなにゃ』のポージングが出来ない体になってしまうだろう... ...」
「『てじなーにゃ』って何だみそ!?」
俺は簡単な物体浮遊マジックを見せて、猫のように顔の周りで腕を上下に動かし、お決まりのポーズをドヤ顔で披露する。
「全然ピンとこないみそ! それが出来なくなって何か困るのかみそ!?」
「そりゃ、困るだろ! 手品を見せて観客の反応が薄かったら気まずいだろ! 『てじなーにゃ』を最後にやっておけば万事解決だから!」
「そ、そうなのかみそ!?」
ゴーレム幼女はパニックを起こしているのだろう。
一拍おいて考え納得しようとしたがやっぱり納得出来ないようだ。
俺は勢いでゴーレム幼女の疑心暗鬼を跳ねのけた。
「とりあえず、俺が今から王女の乳を揉むからお前は見てろ! あ、呪いを解く為だ!」
早口でそう告げ、再び、シルフの胸元に右手を近づける。
罪悪感で気持ちが一杯になるが、幼女に王女の乳を揉む光景を見せるというトルシエもビックリなトリックプレーを出そうとしている事に心が踊った。
シルフの乳に触れようとした瞬間、シルフの目が勢いよく開き「あたし、呪いにかかってるんだ~」ととぼけた表情、俺はすかさず謝罪した。
「す・すみませんでした!!!」
「死ね!!!」
______バチン!
その瞬間、俺を平手打ちした音が宮殿内に響いた。
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