勇者なしで魔王討伐 ~チートと愉快な仲間と共に~
17話 ガーベッジ
次の日俺たちは準備を整え森へ向かった。もちろんフェアリーブレスも着ている。今回はこの防具が魔王の幹部相手にどのくらい通用するのかもしっかり確認しよう。
行き道はみんな全く緊張してなかった。いつも通りべちゃくちゃ喋っている。こういう所がこのクラスのいい所だな。しばらくして森へ着いた。
「ここからは強い魔物も出てくるから気をつけて」
俺はそう言って森へ入り前と同じ道を通った。まず最初に前ヤツと会った場所を目指している。途中魔物が襲ってくるかと思ったが、一体も出てこない。多分ヤツに恐れているのだろう。そして川に近づくにつれて生臭いにおいがしてきた。
「そろそろヤツがでてくるぞ。本当に気持ち悪いから覚悟してろよ。あと逃げんなよ」
「当たり前ですわ」
「うむ、当たり前だ。ふふふ、楽しみだ……」
これなら大丈夫そうだな。それよりさっきからセンの様子がおかしいな。なんか震えている。怖いのか、いや武者震いってやつか。 
「セン、無茶はするなよ」
「ハッ、わかってる」
あれ、やっぱおかしい。まぁいっか。
そして川につき少し上流の方へ行くとやっぱりヤツはいた。また魔物を食べている。そして、俺たちに気づき顔をこっちに向けヤツは喋った。
「ん、お前はこの前見た……」
『きゃー!!!!やっぱりゴキブリだ!!きもいです!!!』
「そうか、俺をたお……」
『無理ですわ!私こいつに近づきたくないですわ!!』
「俺は魔王の幹部の一人、名は……」
『うち、あんなのに触らないといけないニャ!?無理ニャ!!戦えないニャ!!』
「ちゃんと話を聞けぇい!!!!!!」
きもいきもい言われで話も無視されて……
さすがにかわいそうだな……
「もういー!俺は魔王の幹部【ガーベッジ】だ!
お前らをぐちゃぐちゃに殺してやる!」
うわ、めちゃくちゃ怒ってる。
とにかく、魔王の幹部討伐スタートだ。
行き道はみんな全く緊張してなかった。いつも通りべちゃくちゃ喋っている。こういう所がこのクラスのいい所だな。しばらくして森へ着いた。
「ここからは強い魔物も出てくるから気をつけて」
俺はそう言って森へ入り前と同じ道を通った。まず最初に前ヤツと会った場所を目指している。途中魔物が襲ってくるかと思ったが、一体も出てこない。多分ヤツに恐れているのだろう。そして川に近づくにつれて生臭いにおいがしてきた。
「そろそろヤツがでてくるぞ。本当に気持ち悪いから覚悟してろよ。あと逃げんなよ」
「当たり前ですわ」
「うむ、当たり前だ。ふふふ、楽しみだ……」
これなら大丈夫そうだな。それよりさっきからセンの様子がおかしいな。なんか震えている。怖いのか、いや武者震いってやつか。 
「セン、無茶はするなよ」
「ハッ、わかってる」
あれ、やっぱおかしい。まぁいっか。
そして川につき少し上流の方へ行くとやっぱりヤツはいた。また魔物を食べている。そして、俺たちに気づき顔をこっちに向けヤツは喋った。
「ん、お前はこの前見た……」
『きゃー!!!!やっぱりゴキブリだ!!きもいです!!!』
「そうか、俺をたお……」
『無理ですわ!私こいつに近づきたくないですわ!!』
「俺は魔王の幹部の一人、名は……」
『うち、あんなのに触らないといけないニャ!?無理ニャ!!戦えないニャ!!』
「ちゃんと話を聞けぇい!!!!!!」
きもいきもい言われで話も無視されて……
さすがにかわいそうだな……
「もういー!俺は魔王の幹部【ガーベッジ】だ!
お前らをぐちゃぐちゃに殺してやる!」
うわ、めちゃくちゃ怒ってる。
とにかく、魔王の幹部討伐スタートだ。
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