勇者なしで魔王討伐 ~チートと愉快な仲間と共に~
15話 魔王の幹部第一
無我夢中で走り続けているといつの間にか森をぬけていた。もう、ヤツはおってきてないみたいだ。それでも万が一があるかもしれないので警戒しながら学校の門まで戻った。
門まで行くとSクラスの残りのみんながいた。ちょうど帰る時間だったのだろうか。
「あ、ジン!帰ってきたんだね。
それより、今すぐ校長室へいくぞ。
君達にも話しておかなければいけないことがあるんだ」
みんなの顔が険しい。なにか大変なことが起きたらしい。俺たちはいそいで校長室へ向かった。
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「おっ、帰ってきておったのか」
「はい、僕達がちょうど帰る時に会ったので連れてきました」
「よくやった。ジン達よ、今からお前達に話さないといけないことがあるんじゃ」
「なんですか?」
「実はな……この辺りに魔王の幹部らしきもの現れたらしい」
なんだって!?魔王の幹部だと??
この辺りってことは俺達が戦わないとだよな……
今の俺たちはここら辺じゃ一番強いだろうが、魔王の幹部と戦うのは初めてだからよくわからないし怖い。勝てるのか?さっきの黒い生命体からも逃げてきてしまうぐらいだぞ。まぁ、怖いじゃなくて気持ち悪いから逃げたんだが。
「そいつはどんなやつなのー?」
「数日前、ある依頼をうけた人に聞いたんだが、たしか全身がテカテカした黒い生き物で、ここら辺じゃ見ない姿らしい。足が6本あって、動くとカサカサ音がして、匂いがきつくて、とにかく気持ち悪いらしい。気持ち悪過ぎて気絶しそうになったって言ってたぐらいじゃ。で、そいつが魔王の幹部と名乗ってたそうなのじゃ。」
ん?もしかしてこれ……
「俺達が今日会ったやつじゃないか?」
「私もそー思ってたー!」
「喋るかどうかは知らないけど、それ以外ほぼ合ってるわね」
「な!そいつについてもっと詳しく教えてくれ!」
こうして俺達は早くも魔王の幹部の一人と戦うことになったのだ。
門まで行くとSクラスの残りのみんながいた。ちょうど帰る時間だったのだろうか。
「あ、ジン!帰ってきたんだね。
それより、今すぐ校長室へいくぞ。
君達にも話しておかなければいけないことがあるんだ」
みんなの顔が険しい。なにか大変なことが起きたらしい。俺たちはいそいで校長室へ向かった。
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「おっ、帰ってきておったのか」
「はい、僕達がちょうど帰る時に会ったので連れてきました」
「よくやった。ジン達よ、今からお前達に話さないといけないことがあるんじゃ」
「なんですか?」
「実はな……この辺りに魔王の幹部らしきもの現れたらしい」
なんだって!?魔王の幹部だと??
この辺りってことは俺達が戦わないとだよな……
今の俺たちはここら辺じゃ一番強いだろうが、魔王の幹部と戦うのは初めてだからよくわからないし怖い。勝てるのか?さっきの黒い生命体からも逃げてきてしまうぐらいだぞ。まぁ、怖いじゃなくて気持ち悪いから逃げたんだが。
「そいつはどんなやつなのー?」
「数日前、ある依頼をうけた人に聞いたんだが、たしか全身がテカテカした黒い生き物で、ここら辺じゃ見ない姿らしい。足が6本あって、動くとカサカサ音がして、匂いがきつくて、とにかく気持ち悪いらしい。気持ち悪過ぎて気絶しそうになったって言ってたぐらいじゃ。で、そいつが魔王の幹部と名乗ってたそうなのじゃ。」
ん?もしかしてこれ……
「俺達が今日会ったやつじゃないか?」
「私もそー思ってたー!」
「喋るかどうかは知らないけど、それ以外ほぼ合ってるわね」
「な!そいつについてもっと詳しく教えてくれ!」
こうして俺達は早くも魔王の幹部の一人と戦うことになったのだ。
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