勇者なしで魔王討伐 ~チートと愉快な仲間と共に~
特別話 勇者ハヤト
俺はハヤト。
どこにでも居るような高校一年生だ。
高校生になったら青春が楽しめると聞いてワクワクしていたが全然楽しくない。もしかしたら中学生の方が楽しかった。毎日学校行って寝ての繰り返しだ。
そんな俺が今、別の世界で勇者になった。
ちょっと前にトラックにひかれて死んで、
そして神に勇者になりたいかってきかれて……
典型的な異世界転生ってやつだな。
勇者の目的はやっぱり魔王を倒すことらしい。
俺はそこからしばらく特訓した。
そして魔物と戦っているうちに気づいた。
やっぱり異世界転生者はチートだ。
魔力量も高いし、魔法なんでも使えるし、剣だってなんか適当に振っとけばだいたい相手は死ぬ。
まぁ、今までの勇者よりもだいぶセンスがあるらしいが。剣道やってたおかげかな。
そして、一ヶ月たったあと、魔王の幹部と戦った。結果は圧勝だった。多分剣を使わないでも勝てた。
またその一ヶ月後、もう一人魔王の幹部を倒した。今回も圧勝だ。
そして俺は気づいてしまったのだ。
これは遊んでても勝てる。
そう思った瞬間俺は特訓をやめた。
そして俺はまずパーティを作った。
俺以外全員女の。しかも超可愛い。
しかも全員が俺のことを好きだ。
はっはっはっ!ちょろい!ちょろすぎる!
その後も俺のことを好きになるやつはどんどん増えていった。奴隷を助けたらその奴隷が俺を好きになり、決闘を申し込まれ叩きのめしたら俺のことを好きりなり、もう何してもみんな俺のことをすぐ好きになった。
その度に俺はその子達をパーティに入れた。
魔王討伐のほうも順調だ。
もう既に四人倒した。
一回少し危なかったのもあったがあれはしかたない。相手が美しい女性だったからね。
女性に手をあげるのはなかなか辛かったよ。
ん?なんだい?童貞かって?
おいおい何を言ってるんだ。勇者様だぞ?
もうとっくにぽいしてるぜ。
パーティ全員に手を出したしな。
そんなこんなで俺の勇者生活は本当に幸せだった。お金や名声、愛情も全部ゲット出来た。
そんなある日のこと、俺はいつもみたいに一人の女に手を出していた。すると、いきなり部屋にパーティの一人ヒナが入ってきた。もちろんもう手を出している。
そこからは修羅場だった。女同士で喧嘩し始めたのだ。二人とも俺がほかにも手を出しているなんて知らなかったらしい。
うーん、どうしよう。
なんか一声かけたほうがいいよな……
俺はそう思い言ってやった。
「ヒナ、一緒にヤろうぜ!」
その瞬間、俺はヒナに毒刀を喉にぶっ刺された。
あれ、なんか間違えちゃったかな。
あぁ、それより意識が……体も寒い……
もうそろそろ死ぬんだろうな。
なんかすごい呆気ないな。
あぁ、ヒナが泣いてる。
そんなに俺とやりたかったのか。ごめんな。
でも、よかったな。こんな体験出来て。
かわいい女の子に囲まれたし。
いっぱいやれたし。もう満足だ!
神様ありがとう!
こうして勇者ハヤトは死んだ。
どこにでも居るような高校一年生だ。
高校生になったら青春が楽しめると聞いてワクワクしていたが全然楽しくない。もしかしたら中学生の方が楽しかった。毎日学校行って寝ての繰り返しだ。
そんな俺が今、別の世界で勇者になった。
ちょっと前にトラックにひかれて死んで、
そして神に勇者になりたいかってきかれて……
典型的な異世界転生ってやつだな。
勇者の目的はやっぱり魔王を倒すことらしい。
俺はそこからしばらく特訓した。
そして魔物と戦っているうちに気づいた。
やっぱり異世界転生者はチートだ。
魔力量も高いし、魔法なんでも使えるし、剣だってなんか適当に振っとけばだいたい相手は死ぬ。
まぁ、今までの勇者よりもだいぶセンスがあるらしいが。剣道やってたおかげかな。
そして、一ヶ月たったあと、魔王の幹部と戦った。結果は圧勝だった。多分剣を使わないでも勝てた。
またその一ヶ月後、もう一人魔王の幹部を倒した。今回も圧勝だ。
そして俺は気づいてしまったのだ。
これは遊んでても勝てる。
そう思った瞬間俺は特訓をやめた。
そして俺はまずパーティを作った。
俺以外全員女の。しかも超可愛い。
しかも全員が俺のことを好きだ。
はっはっはっ!ちょろい!ちょろすぎる!
その後も俺のことを好きになるやつはどんどん増えていった。奴隷を助けたらその奴隷が俺を好きになり、決闘を申し込まれ叩きのめしたら俺のことを好きりなり、もう何してもみんな俺のことをすぐ好きになった。
その度に俺はその子達をパーティに入れた。
魔王討伐のほうも順調だ。
もう既に四人倒した。
一回少し危なかったのもあったがあれはしかたない。相手が美しい女性だったからね。
女性に手をあげるのはなかなか辛かったよ。
ん?なんだい?童貞かって?
おいおい何を言ってるんだ。勇者様だぞ?
もうとっくにぽいしてるぜ。
パーティ全員に手を出したしな。
そんなこんなで俺の勇者生活は本当に幸せだった。お金や名声、愛情も全部ゲット出来た。
そんなある日のこと、俺はいつもみたいに一人の女に手を出していた。すると、いきなり部屋にパーティの一人ヒナが入ってきた。もちろんもう手を出している。
そこからは修羅場だった。女同士で喧嘩し始めたのだ。二人とも俺がほかにも手を出しているなんて知らなかったらしい。
うーん、どうしよう。
なんか一声かけたほうがいいよな……
俺はそう思い言ってやった。
「ヒナ、一緒にヤろうぜ!」
その瞬間、俺はヒナに毒刀を喉にぶっ刺された。
あれ、なんか間違えちゃったかな。
あぁ、それより意識が……体も寒い……
もうそろそろ死ぬんだろうな。
なんかすごい呆気ないな。
あぁ、ヒナが泣いてる。
そんなに俺とやりたかったのか。ごめんな。
でも、よかったな。こんな体験出来て。
かわいい女の子に囲まれたし。
いっぱいやれたし。もう満足だ!
神様ありがとう!
こうして勇者ハヤトは死んだ。
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