ポテトで異世界無双〜全てがポテトで構成された世界〜
~4話~
「旅に出る前にまずは勇者にしか抜けない、『聖なる芋でできた剣』略して聖剣を抜いてください」
「『聖なる芋』がなかったら強そうだな。その剣ってそんなに強いのか?」
「はい、それはそれはすごいそうですよ。こちらです」
  シェリーはそう言いニコリと微笑み歩き出した。
☆★☆★
「で、なんで隣の部屋にあるんだよ」
「便利ですので」
  聖剣がある部屋は、俺が召喚された部屋の隣だった。
「なんか、こう……神殿とかなかったのか」
「便利ですので」
「敵とか…」
「便利ですので」
「そうか……」
  聖剣がある部屋の中央には台座があり、そこに黒い剣が刺さっていた。
「あれ、聖剣?」
「はい、文献によれば『シャドークイーン』と言うそうですよ」
「本当聖剣か?」
「さっそく抜いてみてください」
「気は進まないが、やってみる」
  俺は覚悟を決め、シャドークイーンに向かって歩き出した。
  握ってみると意外にもシャドークイーンは手に馴染んだ。
「スゥ、ハァ」
  俺は深呼吸し、両手に力を込める。その瞬間右手の甲に黒く光るジャガイモのマークが浮かび上がった。
「ウオォォォォ!」
「『聖なる芋』がなかったら強そうだな。その剣ってそんなに強いのか?」
「はい、それはそれはすごいそうですよ。こちらです」
  シェリーはそう言いニコリと微笑み歩き出した。
☆★☆★
「で、なんで隣の部屋にあるんだよ」
「便利ですので」
  聖剣がある部屋は、俺が召喚された部屋の隣だった。
「なんか、こう……神殿とかなかったのか」
「便利ですので」
「敵とか…」
「便利ですので」
「そうか……」
  聖剣がある部屋の中央には台座があり、そこに黒い剣が刺さっていた。
「あれ、聖剣?」
「はい、文献によれば『シャドークイーン』と言うそうですよ」
「本当聖剣か?」
「さっそく抜いてみてください」
「気は進まないが、やってみる」
  俺は覚悟を決め、シャドークイーンに向かって歩き出した。
  握ってみると意外にもシャドークイーンは手に馴染んだ。
「スゥ、ハァ」
  俺は深呼吸し、両手に力を込める。その瞬間右手の甲に黒く光るジャガイモのマークが浮かび上がった。
「ウオォォォォ!」
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